湿度は高めですが、それ以外に梅雨らしさを感じられない本日のやんばるです。
本日の…というか連日ですけど…。
梅雨入りが発表されてから、今日は梅雨っぽい天気だなぁ…て感じた日は、僕の記憶の中には2日間ほどしかありません。
そろそろ、ダムの貯水率が…。
水温は、エントリーしてすぐの浅場が27℃を記録してました。そして-10m辺りで急に24℃まで下がってヒンヤリと感じたり。
週間予報では週の後半に雨マークがありますけど、どうですかねぇ…。
風は西~南西。晴れ。
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琉球国というか琉球の世界は一人の女神の降臨から始まったのだそう。
所謂開闢(かいびゃく)の神話で、まあ諸説ありますが、王国公認の始祖伝承によると、天帝の命を受けた一人の女神が降臨し、琉球の島々を作ったのだとか。
もう一人、男神と対で降臨し、島々と人を(つまり夫婦となって子供を)作ったという伝説もありますが、どちらにしても琉球開闢にはこの女神が強く関わっているわけです。
このことが奄美大島辺りから南側で、神事を女性が司る、つまり女性が男性より霊的に優位であるという宗教観に繋がっているようです。
この女神は『アマミキヨ』または『アマミク』と呼ばれています。
奄美大島をはじめとする奄美群島はその昔琉球国の一部でしたが、この『奄美』の語源は『アマミコ』からで、『アマミキヨ』の奄美群島での呼び名なのだそう。
さらに奄美群島では、『アマミコ』の姿について口伝が残っているのだとか。
それによると、『アマミコ』の額には鬼の角のようなコブがあり、普段は布で隠していたのだそう。
別の世界からやってきた額に角を持つ女性が、超越的な能力で国を作った…。
と考えると、SFかファンタジーのイメージしか浮かびません……。
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さて…
〈スズメダイ科スズメダイ亜科スズメダイ属アマミスズメダイ Chromis chrysura 18年4月16日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
この季節の風物詩的な被写体です。
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学名種小名は『黄色い尾の』の意。
ですが、尾が黄色いイメージはまったくないのですが。成魚についても、幼魚についても。
近縁種のフカミスズメダイの学名種小名が『白い尾の』なので、それと比較して黄色いとかでしょうか…。