じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

エリザベート10周年ガラコンサート その2

2006-02-14 23:48:55 | 観劇記
夢にまで見た(?)姿月トート、大興奮~~~でした。で、最初に言っちゃいます。完全に堕ちました ただし 姿月トートに別の人の姿を重ね合わせてたんですよね~~~そう、じいのトート閣下に ホント、歪んだ見方 友人は現役時代のことを思い出してしみじみしてた……

ではでは、じいの勝手な語りにお付き合いを m(__)m

まず、衣装の話。トート閣下の衣装、ちょいと煌びやかすぎません???基本的に当時と一緒なんですけど、ブーツとかラメラメキラキラ してて……これ、友人とも意見一致なんですけど、普通の皮のブーツで十分カッコイイと思うんですよね。ってか、むしろ、そっちの方が引き立つと思う そうそう、カツラなんですけど、エリザの時と色が違っていた?!ちょいと紫がかってたような 照明のせいか? 髪の長さも長くなってて……友人は現役の時の短くて「最後のダンス」の時みたいに後ろで結んでるのがイイって言ってましたけど、じいは今回のが結構好み。もう、後ろ~斜め後ろから見た立ち姿が素敵すぎて……さすがに、いつぞやの(?)東宝エリザみたいに後ろからハグしたい~~とは思わなかったけど、じいのハートを射抜きました ただ……もしかしたら長髪にカッコイイ立ち姿、内野トートの面影を見てたのかもしれない いえいえ、そんなことはないです。姿月トートの醸し出す中性的な魅力に陥落~~~だったのね

第1幕、実はちょいと気になることがあって……すっごい楽しみにしてた「愛と死の輪舞」、悪くはなかったんですけど、音を伸ばす部分、女性的な歌声が入ってる気がしたんですよ。見方によっては、現役の時より声の出し方が変わってるor声の伸びがあるとも言えるんだけど、じいのイメージとして、「姿月トート=女性が演じてるとは思えない男性的な雰囲気があって、それでいて女性の描く理想の男性像を100%実現している宝塚の男役ではない、ある意味、本当の男性に通じるような逞しさを感じる」だったんですよ。なので、本当は女性だし、退団後の舞台歴等々で変化しているのは分かるんですけど、女性の部分は感じさせてほしくなかったかなって。でも、「最後のダンス」はすっごい素敵だった 「お前は~おれ~~と」のビブラート、格段に進歩してたぁぁ~~~ しかもしかも 第1幕ラスト、じいは超嬉しかったんですよ。宝塚版だとシシィ、フランツ、トートが同じ舞台上で歌って幕切れになるので嫌で嫌で……「トートとフランツは同じ目の高さで歌っちゃダメ~~~」って言い続けてたんですけど、今日は東宝版みたいにシシィとフランツが別々の方向を向いてて、その後ろからトート閣下が登場!立ち位置が一段高くなっているので、ちゃんとトライアングルを描いてるんですよ~~~強いシシィ像が前面に出てくるので、ちょいと問題かな?とも思うんですけど、もう、ここだけは許しちゃう。最高だぁぁ~~~ ←幕間に友人に話したら、全てお見通しでした 「絶対言うと思ってた」そうです

第2幕、「私が踊る時」……宙エリザ当時はなかったので、今回お初 じい的にはすっごい良かったと思いました。じいと友人を爆笑させてくれる例の“俺様トート”みたいに綺麗に歌い上げるんじゃなくって、地声や叫びっぽい声が入っててメロメロ~~~ 友人は みたい。東宝版の方がいいって……ま、宝塚だとトート主役なので、1番のシシィのフレーズから歌わせるわけにはいかないし

で、で、で、じいが完全に落ちたのは「死は逃げ場ではない」と言った後の「愛と死の輪舞」……いやぁ~~白状しちゃいますと、結構ウルウル来ちゃってたんですよね 1幕でも「エリザベート泣かないで」や「最後のチャンス」でシシィに拒絶された後の苦悩の表情はあったんですけど(舞台ではじいのお気に入りの場面)中途半端すぎてやめて~~って思ったんですけど、ここは違いました。まぁ、今回のトート閣下の雰囲気、宙エリザの時よりも切なさや孤独感を感じたんですよ。あれ?トートって時を経て演じるにつれて切なくなっていくモノなのか?(2005年エリザの内野トートにも同じモノを感じたような……)おっと、本筋に戻して……で、押しつぶされそうな心の吐露だったんですよね。「ただの少女のはずなのに…」っていうところ。もう切なくて切なくて……しかも今回は演技をしているわけじゃないのに雰囲気がちゃんと出てるから、もうじいは完全に陥落~~~

ラストの「愛のテーマ」、途中まで東宝版が入ってた?ような……東宝版だと下手からトート、上手からシシィが歩いてきて舞台中央で抱き合う(そして閣下の天を仰いだ姿と恍惚な表情にじいは号泣するのがお約束^^;)んですけど、今回は前方ステージのちょっとだけ下手寄りにシシィが立ってて、一段高くなっている中央通路の奥からシシィを迎えるべく閣下が登場。この瞬間、じいの頭は9月エリザにタイムスリップ。一気に思い出しちゃって内野トートが無性に恋しくなっちゃって……で、「あぁ、今年のエリザは会えないんだ」と思うと寂しくて寂しくて ただ、ラストはさすがにガラコン、普通に(?)ハグして終わりでした。友人曰く、姿月トートのあの手の動きが欲しかったって……じいは更にプラスアルファ、やっと手に入れたっていう喜びの表情が見たかったな

カテコ、東宝版のBOWSが流れて各キャストがテーマ曲に合わせて登場。そうなんですよ~~東宝エリザのカテコと一緒だったので思わず苦笑 「僕はママの鏡だから」に合わせて何故か(?)フランツ登場だったんですけど(宝塚の“順番”を守るには仕方ないか?)、東宝版だとこの曲の後は「愛と死の輪舞」でトート閣下登場、内野さんの手のヒラヒラって動きがあるんですけど、またまた思い出しちゃって寂しさに耐え忍ぶじい…… で、今日はやっぱりトリはトート閣下なので、フランツの後はシシィ もう、東宝版と全く同じフリにハハハ でしたわ。

最後に姿月さんから「ありがとうございました」って挨拶があったんですけど、さっきまでの超カッコイイ閣下を演じた人とは思えないぽよよ~~んとした喋り方。友人に聞いたら、あれが素の姿月さんだそうで……カテコの「愛と死の輪舞」から素が入ってたらしいんですけどね~~でも、トートを演じる時の険しい表情があるから、あの衣装で素の笑顔をされて、しかも天然入ってる姿がこれまたいっそう素敵なんですよ ギャップって大きな大きな罪ですから。あ~~あ、このギャップでじいを落とした閣下、これで二人目だ

いや~~~ホント、良かった 明日はらりほ~~決定です
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エリザベート10周年ガラコンサート その1

2006-02-14 22:11:02 | 観劇記
去年の9月エリザの時に友人と見た宙エリザのビデオで姿月トートに してしまったんですけど、まさかナマでお会いできる日が来るなんて……東京公演は激戦を抜け出す自信もなかったし、ベガーズ通いで動けないという何とも救いようのないアホだったじい で、大阪に行ってきちゃいましたわ こんなプレミアチケをゲットしてくれた友人には大感謝 チラシをよ~~~く見たら“前楽”ってヤツだったんですね~~しかも楽のキャストはスペシャルなので姿月トートを全幕堪能するのはラストチャンス

会場は普通の宝塚の時よりも年齢層高め ま、平日マチネってこともあるんでしょうけど……若かりし頃の(失礼)思い出を掘り起こすような雰囲気??きっと現役当時をよく知っていらっしゃる方だらけなんでしょうね~~でも、こういうの、良いと思いますわ みなさんの表情、すっごくカワイイ雰囲気で……夢の世界を与えてくれる宝塚の魅力ってヤツなのかしら

舞台、前半分は普通のステージで後ろ半分にオケが入っていました。オケの中央、上手、下手に道が作られてて、キャストは大抵そこを通って舞台中央で歌うといった感じ。行かれた方のブログ等でハンドマイクってのは知ってたんですけど、う~~ん、やっぱり微妙 そこまで「コンサート」にこだわらなくてもいいような……エリザの時の衣装を着るならマイクも舞台の時と同じでいいと思うんですけど ただ、慣れっていうのはコワイですねぇ……1幕途中から違和感は感じなくなりました

今日のオケ、ちょいといただけない 「退屈しのぎ」「計画通り」とか、まぁ、速いこと速いこと 歌と合ってたから良いようなものの、速くなる→音が大きくなる&盛り上がるっていう、楽器の演奏では一番典型的な“下手くそ”パターン ただ、今日の指揮者、去年の9月エリザを振った方なんですけどね~~

全体の構成は踊り、小道具、セットを省いて歌だけで全幕通した形。シシィの三色旗ドレスのシーンやマイヤーリンクはなくって、ルドルフの死の場面はルドルフが中央の通路の奥でピストル自殺してセリが下がっていく流れになってました。黒天使たちがいない以上、まぁ、上手く作ったなって感じだったかな。小道具がないからフランツがシシィにプロポーズするところで「プレゼント~あげよう……(中略)……つけて~ごらん~」って歌うシーン、手の動きは舞台と一緒なのにネックレスないよ~~ と思ってしまってちょいと受けちゃったんですけど^^;

おっと、概観が長くなっちゃいましたけど、ここからは各キャストの感想等々。といっても、じいは宝塚、詳しくないし現役当時のことはわからないし……しかも、じいのエリザのベースはやっぱり東宝版なので、そこのところはご了承くださいね 詳細は本家サイトに近日中にアップするので簡単に……って、多分、簡単には済まないような

白城シシィ:
じいのヅカ版シシィのイメージって○帝さんのシシィなんですよね……っていうか、雪&宙エリザのビデオしか見てないので宝塚のシシィは彼女しか見たことがなくて……月エリザの時は瀬奈シシィを見てますけど純粋な女役の方が演じるシシィという点では??だったし。白城シシィ、悪くはないんですけどキャラが一定してないんですよね~~ 強いシシィなのか、優しいシシィなのか混乱してしまう。友人曰く、裏声と地声の切り替えのタイミングが悪いって……それ、一理あり って思いました。比較的高い声で歌い上げられる時は実生活での母親のイメージを彷彿させて優しい雰囲気なので、ヅカ版エリザっぽく優しくて可哀想な面のあるシシィなのかな?と思う。でも、地声で低めに歌われると強いシシィが出てくるし。○帝シシィの場合、何度もビデオとか見てたりすると、歌的にどうなの?って感じる部分はありますけど、少なくともシシィ像は一貫してるんですよ。前半はかわいらし~~~い感じ、後半は暗さを強調してる。ホント、今日はどっちのシシィなのか、じいの頭の中には大きな?マークが ただ、ゴメンナサイ。強いシシィだと一路シシィと比べちゃうかも

そうそう、最初の「パパみたいに」の場面はちょいと年齢的に……ねぇ~アイタタタッて思っちゃって(すみません)東宝エリザの一路シシィも と思いましたけど今日はそれ以上か

稔フランツ:
ホント、ごめんなさいっ じい的にアウト 普通に短いフレーズを歌ってる時やセリフを言ってる時は問題ないんですけど、シシィとのデュエットや他キャストとの合唱だと埋もれちゃうんですよ~~~ 途切れ途切れな感じの歌い方だし、声量もちょいと……あとは、「夜のボート」とかちゃんと年を取った歌い方にしてほしいような…

樹里ルキーニ:
すっごい楽しかった キッチュの場面、手拍子 があるとは思いませんでした。東宝版みたいに最後のチャンチャンチャンって締めはありませんでしたけど カメラ、本物のポラロイドで取ってて「綺麗な人ばっかりだ~」って……友人は結構ツボに入ってたみたい 舞台の時の狂気さはさすがにありませんでしたけど、盛り上げ役で良かったですぅ~~~

で、で、で、最後にトート閣下を語まくりたいんですけど……長くなったので次へ
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大阪より帰還中

2006-02-14 20:06:36 | 携帯から投げ込み
行ってまいりました、エリザベートガラコン!感想は帰宅後に別記事にて。完全に陥落です。姿月トート、罪すぎる~~(*^^*)

伊丹空港→梅田まで通勤ラッシュに巻き込まれて大変!まぁ、東京のアノ殺人的な混雑と比べたらカワイイものですけど……それにしても、なんで大阪で通勤ラッシュに逢ってんのよ!って感じ(^o^; 阪急宝塚線に乗ったんですけど、中吊りにベルばら、梅田駅の大型スクリーンもベルばら、しかもあの音楽……じいの職場には喜ぶ人がいるけど、朝から濃厚こってりはちょっと……

友人との待ち合わせ時間までコーヒーブレイクしてたんですけど、梅田の地下街はハードです(泣)何度行っても阪急梅田⇔JR大阪の行き来ができん……早く自由に動き回れるようになりたい←その必要ないって?!
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