今日は本当に12月?と疑うほど暖かな1日でした
でも、明日は雨が降るというので真冬用のシーツに交換して秋仕様の方は洗濯機へ
コートもまだまだ必要ない感じですね~~遅い時間まで外出してたけどロングニットで十分……っていうか暑かったし
はい、、、今夜は忘年会第一弾
照井裕隆さんのライブに行ってきました
始まる前に友人二人と軽く食事を
久しぶりにあっちの世界…ってどんな世界だ?
日常を離れた話、だけでもないけどお喋りできて楽しかったですぅ~
会場は前回と同じく恵比寿の天窓.Switch
途中、ガーデンプレイスの入口前を通って行くのですが、イルミネーションがキラキラ
地元の駅もそれらしきイルミが点灯していますが、やっぱり場所が変わるとオシャレに見えるものなのね
ライブは全2部。第1部はオリジナルミュージカル「どこから君でどこがボク?」上演、第2部はライブという構成になっていました。オリジナルミュージカルの方は、照井さんの書き下ろし
あらすじは……ネタバレしても大丈夫です…よ……ね
アキラという青年がバイク事故で瀕死の状態から生還するものの記憶喪失になってしまい、なくした記憶=魂だけが肉体を離れて彷徨っている。生還したアキラを照井さん、魂だけになったもう一人のアキラをカサノボー晃さんが演じていて、アキラの恋人(名前を忘れた~~確かミが付いた名前だったような
)を伊藤千春さんが演じていました。記憶喪失で赤ん坊のように1から全部学び直すアキラだったり、恋人が事故前とは違うアキラとイイ感じになっているのを見てもう一人のアキラが嫉妬したり、事故前とは違うアキラに戸惑って別れさえも考える恋人がいたり、後はアキラ自身が事故前&後の違いに悩んだり……最後は二人が結ばれて魂のアキラの方はそれを見届けて静かに去っていくという結末。まぁ、随所に心当たりのある話が頭を過ぎったんですが(冬ソナ?東野圭吾の小説??他の洋画とか???)荒削りながらも照井さんの世界観みたいなものを味わえる作品でした。前回、前々回と昔やったという自主公演の作品の曲やあらすじを聞いていて、ぜひぜひ見たいなぁ~
とめちゃめちゃ興味津々だったので嬉しかったです
ライブハウスということでどうするんだろうと思っていたのですが、マイクスタンドや楽器の配置はそのままで、立ち位置や小道具を上手く利用して場面転換にしていたり……冒頭でカサノボー晃さんが(小劇場系でよくある自己主張っぽい感じで)「突然、~なのかぁ!
みたいな、お客さんが引くようなのはやりませんから
」と言ってて、じいもそんな風だったらダメ
かも~とちょっぴり心配したんだけど、全然そういう不自然なことはなくてステージに引き込まれていました。「どこから君でどこがボク?」と曖昧な境界線を匂わせるタイトルですが、始まりからしてライブのオープニング→挨拶代わりのMC……と思ったらいきなり開幕したので、どこからミュージカルでどこからライブ?みたいな
劇中でアキラがライブをするというシーンがあったんですけど、その時はまさにライブハウス!なんですよ~~客席もそのまんま劇中のライブの客席で
で、客席を巻き込んでのパフォーマンスがあって、それがね~~ゴメンナサイ
すっごく楽しかったんだけど、ふと思ったのよね~~こういう言葉遊び?みたいなコール&レスポンスって「おかあさんといっしょ」にありそう……子供が好きそうで、しかもこれが似合うんだわ(笑) 某公営放送ではないけど歌のお兄さん的なお仕事経験もあるし
いや、失礼しました
でもね~~本当の自分ってどれ?どこからどこまで??いろいろ考えさせる不思議な空気を持つ作品でしたわ。音楽も絶妙で……配布されたチラシにあったメンバー紹介のところで、照井さんが心に残るメロディーという項目で「エリーゼのために」を挙げてたんですけど、その旋律やコードを使ったオリジナル曲が出てきたり……いや~~作曲担当の方、素晴らしかったですぅ~~
第2部は通常のライブ。「ぼっけぇモホロビチッチ不連続面」というサブタイトル
が付いていて、各メンバーを地層に例えて、それぞれの層の魅力を紹介する→1曲ずつ好きな歌を歌うという構成になっていました。伊藤千春さんは「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」から「Wig In A Box」をアコースティックアレンジで、ギターの榎本尚貴さんはチューリップの「サボテンの花」を弾き語り、カサノボー晃さんは「ガンバの冒険」から「In the Sea」と、照井さんとピンクレディーの「モンスター」をデュエット
「サボテンの花」をこんなところで聞くことになろうとは
その昔、2年間封印していた思い入れのあり過ぎる曲です。今は若い頃の甘酸っぱい思い出
前向きに話せるけど←半分ホントで半分ウソ(笑) そしてそして!今回もピンクレディーですか
リクエストがあってそれに応えたとのことですが……最初にマックの紙袋を頭に被ってモンスターらしさを表現???じい、思わずアホなことを思い出してしまいました。。。お気に入りの猫ブログのニャンコ
がね~~紙袋を被って練り歩く遊びが好きみたいなんですが、ついついその光景が
照井さん、この曲を知ったのは初めてだったみたいで、ipodで聞いていて凄い曲があるな~と思ったとか。男と女の違いなのかな~~じいは照井さんとドンピシャの同世代ですが、近所の女の子と一緒に踊っていたしレコードも擦り切れるほどかけまくったとじいママの証言。記憶にないんだけどね~~
で、全員が登場して「それでは改めてメンバーの紹介と今後の活動を」と閉めようとした照井さんにカサノボー晃さんが「待った
」照井さんの“層”を紹介してないことに気づき……いや、じいもね~~そういえば聞いてないわ~と
まさかアノ「モンスター」が照井さんの層なら……まぁそれもらしくていいのかな~とは思ったけど、いや、それはマズイかと(笑) 一通り今後の活動のお知らせがあった後に照井さんの歌
前回もちょっと出てきた「fool in the boat」から「春夏秋冬」
勝手な想像だけど、人生時計の中での今の照井さんの年齢の時期に沸き起こる心模様だったり取り巻く環境だったり、、、聞いてていろんな“移ろい”を感じました。もちろん全然次元も世界も違うけど、じいも何だか共感できる部分があるような気がして。。。そして、アンコールは「アイーダ」から「迷いつつ」というナンバー、終盤は伊藤千春さんとデュエットを。歌う前に人生の中で迷うこともあったり、それでも前に進まないといけなくて…みたいな話があったんですよ。でも、聞いているうちに恋愛の歌詞になって「あれれ?」と予想してたのと違ってて……そういえば確かこれって敵同士なのに好きになるアイーダとラダメスが歌う曲だったような
実際に観劇したことはないんですけど
なかなかイイ曲だったので観に行きたいな~~って、あの劇団やヅカ以外で観たいんだけど
いや~~楽しい時間を過ごせました
今回は第1部のせいで皆さん相当お疲れのようで、、、カサノボー晃さんは特に
ヘトヘトのカラッカラ状態。無理もないですわ~~右脳&左脳がフル回転、しかも関西系のテンションもMAX
でも、あの役はカサノボー晃さんだからこそできるキャラクターだと思いました。ホント、素晴らしかったので
照井さんに「またやるの?
いや、照井君の応援団なので頑張るけど……できるとこまでは
」と半分牽制とツッコミを入れながら……そういう部分は照井さんは弟体質というか面倒をみてあげたくなるキャラっぽいみたいなので
今後は3月と7月に何かやりたいな~ということらしいのですが、さてさてどうなるのかな