じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

最近の思考いろいろ

2010-11-08 20:25:09 | その他いろいろ
中国漁船衝突事件の映像流出事件、、、ちょいと前にNHKの「クローズアップ現代」で内部告発サイトのウィキリークスのことを取り上げていたのを思い出しましたが、一昔前は一般人が容易く知ることのなかった機密情報が、今では簡単にアクセスできてしまう、そういう機会に“恵まれてしまう”、そんな時代なんですよね~~だからこそ情報を扱う側も時代の進歩に相応しい能力を求められると思うんだけど そして、、、誰でも情報を発信できる、あるいは収集できる、そういうボーダレスな時代になった昨今、どーにも気になっていることがあります……それは自律。自主規制とは違うと思います……ってか自主規制ほど怖いものはないので 何かね~~わざわざ言わなくても当たり前に分かっているはずのこと&守らなければならないことが分かっていない人が増えたように感じるのです。人が書いた文章や写した写真を勝手に転載したりとか、いろんな問題を孕んでいるから公言すべきでないことを平気で公開したりとか、ホント酷い。

日本では考えられないような数やレベルのパパラッチが横行する海外ですが、いつぞや聞いた?読んだ??イギリス王室の話。王室の人間が街中をウロウロしていても特に珍しいことではないそうで、例えば理髪店で隣り合わせてもジロジロ見たり話題にしたりすることなく存在を「確認する」だけ……そしていつもと変わりない日常が流れている、それが紳士の振る舞いだとか 最近は「つぶやき」という便利なツールがあるのでねぇ~~瞬時にいろんな情報がとてつもなく広範囲に及んでいくので、有名人かそうじゃないかに関わらず各々のプライベートの危機?なんて思うことがあります。いつ、誰に見られているか分からない不自由さ……こういう時代だからこそ!つぶやき主の資質や品位が問われているのではないか、そして「つぶやかない」紳士の振る舞いを見習ってもいいところはあるのではないか、そんな風に思います

ところで、昨夜はTBS三昧。何だかんだ言って見ちゃったよ~~2時間半×5日間、99年の愛。そもそも担当の脚本家の台詞回しが嫌いなんですよね。回りくどい慇懃な喋り方をさせるところは特に 橋田脚本によく出てくる「○○させていただく」という言い方、じいは大嫌いなのよ、嘘くさくて。しかもJapanese Americanの話なら山崎豊子著「二つの祖国」を読めば十分なので、このドラマは必要ないし~~みたいな しかも物語の展開も陳腐でした。下の姉妹2人が戦争前に日本に帰されるんだけど、預けられた先が沖縄と広島というのがあまりに先が見えすぎる展開、しかも広島に預けられた姉が住んでいたのが中島町……って、歴史が分かっている人はすぐにピンと来るはず!今の平和公園がある場所だし。最後はこれまた取ってつけたようなタイムリーな話題。オバマ大統領の話題をセリフの中に入れてるし~~くどすぎ、ニュースに迎合されすぎだわ。ただ、1つだけ……ここだけは褒めようじゃないか 沖縄戦を生き抜いてその後も一人日本で暮らした末の妹が70年ぶりに訪米して家族と再会、食事会の席で言った言葉。そのまんま覚えているわけじゃないんだけど「(今は成功してデザイナーとして第一線で活躍できているけど)そうなるまで、戦後の混乱の中本当に大変だったけど、戦争中のことを思えば苦労とは思わなかったし何があっても頑張れた。でも、姉を殺したアメリカは今でも憎い。姉には生きていてほしかった、ここ(=かつて暮らしていたシアトル)に連れてきたかった」というような内容だったんですよね。同じような言葉を聞いたことがあるんです、それも一人だけじゃなくて何人も!ここだけは心にグサッと響きました

そして「情熱大陸」 たまたま↑のドラマが終わった後につけっぱにしてて遭遇したんだけど超タイムリーすぎ そして、、、観劇当日はそこまで思わなかったけど、昨夜これを観て本気でチケ代返せ!と思いました。全てにおいてなめているとしか思えなかった 冒頭から怒り爆発!「大沢さんを見たくて来ている女性の方が多いところを私が最初に出てくると申し訳なくて」みたいな話をしてたんですよね~~はぁ?そういう問題じゃなくて、申し訳ないとかそうじゃなくて、ちゃんと観劇している人たちはそんなアホな目線で観てませんから……ってか気にするべきはそこじゃないでしょ~みたいな そしてまたもや壊滅的な歌や動きを見せられ……ちょうど別件で友人とメールで話していたので実況中継な状態で突っ込み合っておりました、はい そしてCDを出すって???凄い度胸 何か自分も出せそうな気がしてくるじゃん(爆!)
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Happy birthday to me

2010-11-07 23:35:45 | その他いろいろ


Happy birthday dear ボク~ と30博@君恋第5話を拝借 本日めでたく 二十歳になりました~~はい、もちろんウソです、、、なってしまった歳は深く考えないことにしますデス お祝いいただいた皆様にじいからの感謝を 素敵な大人の女に近づけるように頑張りますぅ~

3年連続のバースデー観劇ができました 一昨年はホント嬉しかったな~~内野さんの舞台 昨年は帝劇で崇高な愛の物語にダダ泣き そして今年は文学座アトリエ(観劇記は後日改めて)……今回の演目、○歳初日をお祝いするにはどーよ?という内容でしたが アトリエは好きな空間だし、アトリエ×鐘下作品でバースデーを過ごすのも“らしい”……かな

↑は今年のバースデーケーキ。この前バイト先の先輩とタルトの話をしていたのでキルフェボンが食べたいな~と思っていたんだけど、さすがに信濃町→銀座はちょいと面倒だったので、手っ取り早くデパ地下に寄り道~~やっぱり流行っているみたいですね~~どこもかしこもロールケーキだらけ。さすがに誕生日にロールケーキは悲しいので(どーにもじいの中でロールケーキはお手軽な印象があって)それで、お気に入り!いつものヴィタメールにしようかな~と思ったのですが(紙袋のピンクが可愛いし・爆!)歩き回ってて気になるお店を発見したので目先を変えてみました。焼き菓子も美味しそうなお店だったのでこのミルフィーユもパイ生地部分が美味しくて、挟まっているクリームやラズベリージャムとの相性もバッチリ ただね、、、さすが千枚の葉っぱ ひじょーに食べにくかったですぅ~~美味しかったけど何だか疲れてしまいました
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ファントム

2010-11-06 17:57:20 | 観劇記
11月5日ソワレの観劇記です。開幕直後ですが、いちおう再演なので(かなり書き直されていたけど)ネタバレしちゃいますので、観劇予定のある方はご注意を あと、、、かなり言いたい放題の毒吐きも含んでいますので、その点はご了承を。

行ってきました~~実はお初でした 赤坂ACTシアター。今まで観たい演目はた~くさんあったのですが、日程や都合やチケットの関係で行けなくて……うん、友人たちからいろいろ聞いていたけど、確かに狭い!傾斜が凄い!!板張りの床が気になると言えば気になる!!!あと、いかにもテレビ局が芝居小屋を作りました~的な造りと雰囲気がちょっとね~と思わないでもない…か でも観やすいといえば観やすいのかな~~今日はL列だったのですが、最前列=D列で2列目からひな壇開始なのでオペラなんぞ不要だし なので、普通ならムムッ と考え込むP列やらW列やらでも全然OKかと ←かぶりつきで観たい人がいなければ

初演は2年前だし1回しか観ていないので(それが普通なんだけど)記憶が曖昧なのですが、結構変わった部分がありました。開演前、初演の時は客席にパリの街の人に扮したアンサンブルさんたちがウロウロしていたのですが今回はなし。ま、青山劇場でも出入り口が少なくて結構邪魔だったし~~ACTでは絶対に無理ね で、、、ファントムの宙吊りって2回あったっけ?2幕ラストでキャリエールに撃たれる直前だけだったような気がしたんだけど……1幕と2幕両方にありました。仁先生…じゃなくて大沢さん、体張って頑張ってました(2幕の方はいかにも命綱の構造的にロープ持ってます的な舞台上の人が不自然すぎて気になったんだけど)そして、、、1幕途中でいきなり5分の休憩 実はこの日はちょっと前に地震があったんですわ。客席でも結構揺れを感じたし、舞台セットの上枠部分が揺れてて、最初は「まさか下は地下鉄が走ってるからそのせい?」なんておバカすぎることを考えてたんだけど(外を走るバイクの音が聞こえる大阪城公園の横にある某劇場じゃないんだし~)どうやらこの5分休憩はいつもあるらしいので無問題っぽいです。舞台セット?お着替え??の関係なのかな~ あと、シャンドン伯爵のセリフが増えていたような さすがに初演の時に出ていたルカスにここまで喋らせるわけにはいかないし ただ、見せ場は していたような気がしますね~~伯爵のソロ曲(一部クリスティーンとデュエット)が短めだったような気がしたんだけど???……っていうか新キャストの伯爵、今回は海宝クンだったのですが、う~~ん、期待ハズレかも 何かこう~~ね、地味なんですわ。エリックとの対比で何でも持っていて恵まれている光輝く存在には程遠かったのよね~~社交界で女性たちが虜になる王子キャラではない……な。その点、比べるのも申し訳ないと思うけどルカスは日本語は怪しかったけど、それ以外ではキラキラしててクリスティーンが惹かれる気持ちが分かったもん。海宝シャンドン伯爵だと……ただの金持ちボンボンのヘタレにしか見えなくて そうそう、ガラリと変わったのが「The Story of Erick」のシーン。初演の時はベラドーヴァ役で姿月あさとさんが映像出演していて、歌でエリックの生い立ちが語られていくんだけど、今回は篠井さん演じるキャリエールが普通にセリフで語ってました。ま、通常の演出通り歌にしたとしても、篠井さんならかろうじて大丈夫そうだけど(いや、でもやっぱり心配)ベラドーヴァ=伝説のDIVAに相応しい人を誰が演じるのかという問題もあるし、歌ウマ~な人がやったらその人に生き写しのクリスティーンがあれではギャグにしかならないし(爆!)、エリックもね~~演技が無問題でも歌に関しては……ね。そんなわけで、普通のセリフで十分だったかな~~ちょっと物足りない感じはあったけど。

再演での進化/深化を一応は 期待してみたんだけど、思いっきり我慢大会になりました さすがにチケ代返せ~とまでは言わないけど……まぁ高かったわね~チケット という公演だったことは否定しません。第一声はAngel of Musicはいずこに??? 当たらなくていい予感が思いっきり的中した感じです。一番の不安材料だったクリスティーン、ホント申し訳ないんだけど史上最悪のクリスティーン・ダエーじゃないかと 頑張っているのは分かります。経験がないのも分かります。でもね~~あれだと、例えば3歳の女の子が初めてバレエの発表会に出て、拍手されて可愛がられるのが嬉しくて自分なりの決めポーズを次々に繰り広げる、まさにそれと同じ状態……それを仮にもヒロインを演じている“女優”がやるんだから見ていて痛いのなんのって 特に1幕は酷かったですね~~しかも立ち居振る舞い全てが「ここは2010年ですか?」って感じ。ガッツポーズをしたり、オペラ座の従業員の肩を後ろから押して劇場に自分を連れて行かせたり、お辞儀をしたり、、、そのままスーツを着たらこの前までやっていた刑事ドラマの新人刑事でもいけるわ とにかく一挙手一投足全てが現代的……演じる以前の問題です!!!2幕はマシになったけど、それって衣装と髪型が粗を隠してただけのような気も

歌も……ね あのぉ~~じいはこの演目の曲が大好きなの ホントこれで音楽の天使なんていい度胸してんじゃん!と絡みたくなるくらい酷かった!いつぞやのコンスタンス@M!といい勝負かも Melodie De Paris この際なのでクリスティーンは出てこなくていいので、アンサンブルさんたちだけで聞かせてほしい~って感じでした。それなら心おきなく口パクで一緒に楽しく歌えるので。ビストロのシーンも乾いた笑いしか浮かばず。DIVAっぽい声量で高い音を出す、、、まぁ1音だけなら演出や訓練次第で素人でも誤魔化してそれらしく聞かせることはできる。でもね~~音楽というのは1音1音に意味があって、その繋がりにもまた意味があって……意味不明なジグソーパズルの欠片のような歌を聞かされても困るんだけど。そして、思いっきりファントムに萌え萌えしたい(する必要はないけど)「You Are Music」もう~~ するどころか体中に力が入って、手は怒りに打ち震え……ま、この場面に関しては“先生”のはずの人が先生に非ずな状態なので(爆!)これまたギャグか?と思わないでもないんだけど ドレミファソ~のドからいきなり音を外すって 言っても仕方のないことだけど、少しでも音楽がちゃんと体にしみ込んでいたら音名と別の音を奏でる方が難しいと思うけど いきなりずっこけましたよ 何かね~~「ドレミファソ~~ファレ~ミド~~ah~~You are music…」と上がるところで「あ~~~もう止めて~~」と歌い叫びたくなっちゃった そして最後の泣きツボ、クリスティーンがエリックをこの曲を歌いながら天国に旅立たせるところ……さすがに殺意を覚えました。思いっきり没入して泣きたくても泣けないのよっ 仕方ないので存在を抹消してエリックとキャリエールだけを見て滂沱の涙を流しました

もうぅ~~言葉を重ねれば重ねるほど酷い言葉しか出なくなるのでこの位にしておきます 以下の3人、、、この方々を観るためなら行く価値のある公演ではないかと

↑の史上最悪の音楽の天使とは真逆!じいの中で1位2位を争うカルロッタじゃなかったかな 樹里咲穂さん アクの強いキャラクターを見事に演じられていました。樹里さんって確か2004年の宙組ファントムでキャリエールを演じられていました……よ…ね 実は当初はヅカ出身であまり良いイメージはなかったんだけど、ここ何作かの出演作の評判が だったので期待していったらめちゃめちゃ良くて しかもミュージカルなら当たり前のことなんだけど、ちゃんと歌えてる……っていうかこっちの方がAngel of Musicじゃないの?と突っ込みたくなるほどで カルロッタの“どぎつい魅力”というのかな~~鼻につくような、肌に纏わりつくような、ジットリネットリした存在感が見事でした。しかもそれがしっかりカルロッタの個性になってるんですよね~~決してクリスティーンみたいに正統派で愛される役回りではないけど、カルロッタに相応しい役回りがあって、ちゃんと彼女の人生を生きている。だからこそ!!!エリックに殺された後に夫のショレが「俺は元は炭坑夫の卑しい身分で、この地位はお金で買った。でも芸術は誰の者だ?高貴な美しい奴らだけのものか?俺は誰が何と言おうと彼女(=カルロッタ)の歌声に癒され元気を貰った」みたいな感じのセリフを言った時に、ものすご~~くカルロッタの存在に説得力を与えてたんですわ。これぞ、、、樹里さんがカルロッタを見事に演じられていた証拠ではないかと そして、その存在感があってこそ、、、音楽→美しい人たちだけのもの?→エリックやクリスティーン、キャリエールだって決して美しいわけじゃない→エリック自身もまた醜い風貌があり、純粋な心ゆえの醜さがある……と受け止めたのよね~~

キャリエール まぁね~~この役はオイシイ役ではあるのですが 篠井さんが演じられたキャリエールはパッと見クールな感じというか、ある意味何を考えているのかわからないというか……そういう部分では少し怪しい感じがするのは他の作品で演じられた役のイメージの影響 でも、そこが実はキャリエールの心の闇の深さを醸し出す良い空気感になったんじゃないかな~~と思いました。同情すべき良い父親というキャラクターではあってはならないと思うんです。クリスティーンに「中途半端な優しさは与えるべきではない」と忠告するけど、その言葉で真実から逃げていた無責任そのものなのはキャリエール本人!その冷たさと、それでも見捨てられない愛情と……いろ~~んな複雑な思いが同居したキャラクターになっていたと思います。冷静に見える部分がキャリエールの自制心でもあり、エリックを見放した冷たさでもあり……だからね~~瀕死の重傷を負ったエリックと最後に語り合う「You Are My Own」!!!初めて感情を露わにしてエリックを抱きしめる姿にダダ泣き 反則じゃ~~

オオトリはもちろん、、、ファントムでエリックな大沢たかおさん 2年ぶりのナマ大沢さんですぅ~~ やっぱり……かっこいいわ 仮面で半分顔を覆っていても、傷メイク?(オペラで見ていないので分からないんだけど多分汚しメイクしてるっぽい)で醜い顔を演出していても、何といっても元がいいですから しかも煌びやかな貴族衣装が嫌味なく似合うわけですよぉ~~悔しいけど(笑)惚れるのは仕方ないと許してくださいな 何だか制服マジックの如く……ま、大沢さんには白衣やらGHQの軍服やらで騙され……いえいえ それ以外の役も好きだし仁先生にも少なからず してたことは認めます……はい そして、、、演じる部分に関してもGJだったと思います。シャンドン伯爵とクリスティーンが手を取り合って去っていくところで、花束を持ってお祝いにかけつけたファントムが絶望して花束を落とす時に醸し出していた孤独な空気感……ほんの一瞬なんだけど心が伝わってきたんですよね~~あと、オペラ座の地下深くにある自分の隠れ家をクリスティーンに案内する時。クリスティーンがとにかく↑の通り悲惨な状況なのでちゃんとやり取りが成立していないのがもどかしい、ってか腹立たしくて苛々してたんだけど、大沢さん演じるエリックの方は危うい純粋さと未熟さを併せ持った、体は大人だけど本当は子供という感じがビシバシ伝わってきて釘付け!!!エリックにとっての女性=母親のベラドーヴァが全てなんですよね~~だからクリスティーンに対しても母であり恋人であり、普通に生きていれば矛盾していて絶対に成立しないような恋愛感情?思慕感情??があるわけで……その複雑な危うさ というのかな~~そういうところがちゃんと表現されていたので良かったです。それと、、、最後に叫んだ「父さん!」という声が~~これまた反則。ダメ押しに泣かされたではないですかっっっ

そして、、、“問題の”歌……ですが……「諸事情により」普通なら音楽に関して
少しのブレも許さないじいもここ何年かでずいぶん寛容になったと思うのですが(笑)冷凍マグロにならなければ~~とか、椅子からずり落ちなければ~~とか まぁね~~ほら、、、アハハ ただ、それはヲイヲイな歌を遥かに上回る演技力があればという大前提なわけで……そういう意味では今回の大沢ファントム、初演に比べて進歩していたところはありました。特に2幕の「My Mother Bore Me」まぁ歌だけ取り出して冷静に聞けば目もあてられない悲惨なレベルなことは確かなんだけど、一応旋律は取れてるし(何とか…ね)何といっても歌詞に感情がきちんと乗せられている!初演の時は決められた歌詞を歌ってます感が拭えなくて観ていて何ともいえない居心地の悪さを感じたので、それに比べたら しているな~~と思いました。それに、クリスティーンに裏切られた後の幼児のような泣き声→自分の運命を切々と歌うところがもうとにかく可哀想で可哀想で……歌い語られるベラドーヴァの愛とエリックの孤独が胸に突き刺さりました しか~し そうは言っても音楽を題材にした作品なのでね~~やっぱり安心して作品に没入できるくらいのマシな歌は聞かせてもらわないと~と厳しく言いたい部分も無きにしも非ず。感情が高ぶっている「My Mother Bore Me」と「You Are My Own」は少々外しても、それよりも“演じられること”の方を重視したいので敢えて歌唱力に関してはスルーするけど……でもね~~他は正直手に汗握る&頭を抱える状況でした 確かに難しい曲ではあるけど、クラシックの基礎から考えれば不協和音だらけの他のミューナンバーに比べて真っ当な音符の並び方だと思います。もちろん歌うのは声楽のイロハから学んだプロの歌手でも至難の技ですけどね 大沢さんは基本、、、演じる人であって歌える人じゃないのは分かっているけど、大沢さんのかっちょいい姿かたちを見物しにいっているわけではないので……と、これは初演の時のインタで大沢さん自身が答えていたこと。テレビに映る芸能人のナマの姿を見に劇場に来てもらうような舞台になるのは困ると。。。でも、、、残念だけど今回もそんな雰囲気は劇場で感じましたね~~観劇じゃなくて芸能人あるいはお目当ての人だけを“見物”に来ているのでは?と思える風景 こういうのには本当にヘキヘキさせられます

ふぅ~~オペラ座の怪人絡みは何とも不完全燃焼気味。これぞまさに海外に救いの手を求めたいもの。あっちの怪人もこっちの怪人も あ、、、相違や思い出したぞ 今年の初めに行ったライヴでファントムのナンバーを歌って心を震わしてくれた人がいた 無理なのは分かっているけど……観たい
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赤坂より帰宅

2010-11-05 23:52:07 | その他いろいろ


今日はファントムを観に行ってきました。観劇記は明日改めて なかなか言いたいこと盛りだくさんの観劇デシタ

赤坂に向かう行きの電車 地下鉄の乗り継ぎを失敗したようで 自覚がない……というか乗換検索通りに行ったはずなんだけど???でも、帰りは半分の時間で帰れたし~~なぜだ? ま、早めに出たので全然余裕で間に合ったのですが 着いたら森田さんの天気予報をやってました

それにしても、この演目って何故かギリギリのスケジュールで観劇することが多いのよね~~初演の時は、前日に大阪でベガーズ初日をお祝いして、夜行バスで帰ってきてそのまま出勤、帰りに青山劇場でファントム初日~みたいな 今回も本当は翌日が休みの時にゆっくり観たかったんだけど、今の仕事の勤務時間と公演スケジュールを考えると行ける日が限られるので贅沢は言えません。。。
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つらつらダラダラ

2010-11-04 23:57:46 | その他いろいろ
秋晴れ2日目 冬使用の布団カバーを出し~の、シーツを洗濯し~の、家中のマットを洗い~の、珍しく 頑張ってみました。今日はソフトバンクで秋冬モデルの発表会があったようですが、最近iPhoneデビューした友人から の誘惑 やっぱり使い勝手がイマイチなところがあるようで、ベストな選択は2台持ち 気になりつつも踏み切れないのよね~~今の携帯のように1台持ちで事足りるようになるまではあと1、2年かかるのかな

テレビではドラフト1位指名された早大トリオのことばかり……ってか何気にスルーされがちな福井優也選手が可哀想なんだけど じいは敢えてココに期待のまなざしを向けてみるっ!でも、まぁハンカチ王子(もう死語になるのかな)に一番の注目がいくのも無理はないけど……甲子園の後にプロor進学で話題になった時に進学を選んだ時は良かったと思ったのよね。本当のところは今時の若者なのかもしれないけど、今時珍しいくらい真面目できちんとしている…ってかし過ぎているところがあって社会に揉まれて潰されるんじゃないかと思うような不安を勝手に抱いていたりして←余計なお世話(笑) でも、ご両親もしっかりされた方々のようだし、現役選手としても楽しみ、その後の人生(スポーツ選手にとってはこっちの方が大事だったりするから)も楽しみな選手だな~と でもね、、、話題になっている「仲間発言」……あの瞬間に言えたということは幸せなことだと思いました。そういうところに恵まれたことは一生の宝になることだから それにしても、、、優勝パレードで映っていた場所は懐かしかったわ。都内で遊んでいて終電に乗れなかった時の宿泊先=友人たちの家があった地域で、学生時代は頻繁にうろついてた場所だったので 久しぶりに友人を誘って飲みに繰り出してみるか~~と思ってみたり……でも、昨夜ご飯を食べてお風呂から上がった後に缶チューハイを1本。たった1本ですよ~~飲んだだけでフラフラになってしまってそのままテーブルに突っ伏して爆睡 決して強い方ではないんだけど、それにしてもね~~これはちょっとヘタレすぎる こんな調子だとお誘い するわけにはいかない!その前に鍛えとかなくちゃ

明日は午前勤務 夜は楽しみな予定ありなので頑張れそう ドレミファソ~~ファレ~ファミ~ドレミファソ~~ファレ~ミド
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言葉の醸し出す空気

2010-11-03 20:00:05 | その他いろいろ
昨夜は特に見たいテレビもなく、晩ごはんのお供に録り溜めていたサスペンスの再放送を見てました。昨日見たのはTBSの方の浅見光彦シリーズ。初代の時は圧倒的にフジ金曜の方のキャストが好みだったのでそっちばかり見ていたのですが、それぞれ2代目の光彦になってからはフジの方がね~~じいの大大大大~~嫌いな人がキャスティングされたので一切見なくなった代わりにTBSの方に鞍替え!こっちも連ドラの時は定番の流れを取り込みすぎて結局は面白くなくなったんだけど うん、2時間の時の方が良かった 今回の話、陶芸家の異母兄妹がその事実を知らずに愛し合って、事実を知った兄が別れを告げるけど陶芸世界のドロドロに巻き込まれて犯罪に手を染めてしまうという話だったんだけど、むかつく女性キャラが出てきたのよね~~妹と別れた後に恋仲になったオンナ。こいつの無知な行動から連続殺人が引き起こされるんだけど、最後は「愛するあなたの作品が世の中で認められるために良かれと思ってやったことなの」「いいんだ、俺のためにやってくれたことだから」って言って結ばれる。それを悲しい目で見つめる妹が可哀想すぎるよ~~ あぁ、自分の無知を他人に庇われて結局自分はいい思いをする、こういうキャラって一番嫌いだ~~ と、気晴らしで軽く見たはずのドラマに本気で怒るアホなじいなのでした でもね~~一人だけ明らかに違う存在感、自然と釘付けになってしまいました~~プリアモス王…じゃなくて平さん。やっぱ凄いわ

さてさて、今日はこんなニュースが!今年もあと2ヶ月、そんな話も出てくる頃ですよね。

司会は松下さんと嵐=NHK紅白(時事通信) - goo ニュース

少し前からまことしやかな噂が漏れ聞こえてきていたし、前の朝ドラ後半からのNHK、やたら松下さんに司会させたり歌番組に出させたり、いかにも~な感じの登用を見ていると「やっぱりな~」という感じでした。年末は、民放の芸人出まくりのくだらないバラエティを見るのは嫌だし、惰性?BGM代わり??につけているような気はしますが……見事なまでに今時の歌を知らないのでつまんないだろうな~と あるいは4年前を思い出して妄想でもしとくか ま、心配しなくてもBSかDVDに切り替える人がいるので。

その人=じいママはあまり好きじゃないみたいなんですよね~~松下さん。酷評するほど悪くは思ってないんだろうけど、あのドラマはそもそも作品が面白いし布枝さんという人物自体が良いのであって演じる人はそれに助けられたようなものだから大したことはない、よっぽどか周りの役者陣の方が良かった…と、ヒロインのファンの人にはゴメンナサイ だけど、世間が絶賛すればするほど首を傾げてました。そんなわけでNHKの他番組に出ていた時の機嫌の悪いことといったら 特にご立腹だったのが“お父ちゃん”という言い方。じいママはまさにそういう呼び方が普通だった時代、場所で育った人なので、微妙なニュアンスが違うんだそうです。言葉の持つ独特の優しさ、丸み、温かさというのかな~~そういうのが全く出ていない字面だけ懐かしい呼び方になっているにすぎないんだとか。ま、そういう部分に関しては200%無理だと思います。じいも某ドラマで聞いたある一言……もうぅ~~下手くそすぎて聞けたもんじゃない。逐一つっこみたくなるので結局は見るのを止めたんだけど、やっぱり時代なり土地なりで生まれ育ったDNAがないと無理なので求める方が酷というもの。ま、これが実力のある役者だったら言葉の持つ空気感や雰囲気でカバーできるんですけどね。そうなると気になるのが龍馬さんの土佐弁。大絶賛だったけど、ここは1つ高知で生まれ育ったDNAを持つネイティブの忌憚ない意見を聞いてみたいな~と
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ダメダメな1日

2010-11-02 23:51:40 | その他いろいろ
はぁ~~ 順調に落ち込み中 朝からどーにも覇気がなくて、こういう状態で仕事をすると昔からろくなことがないんだよな~と分かっていたのですが……案の定 のっけから“やらかして”しまい、その後も負の連鎖のようにやること為すことダメダメで 一緒に仕事をした先輩に際どいところを助けてもらってなかったら更にプラスαでどんだけミスをしていたのやら 連絡ミスやら独りよがりに勝手に事を進めて一人でてんぱってるオバチャン社員にも原因はあったみたいで、後から先輩に「むかつくね~気にすることないよ」とメモが回ってきて励まされたけど、さすがにそれさえも自分が惨めになる要素にしかならないと感じる位マジに堪えました。何であれ自分がミスを招き入れたことが一番悪いんだから申し開きの余地はなし……はぁ

こういう時はマイナスオーラだらけなのね~~昼過ぎ、、、じいは一人抱えていた仕事があったのでそれを黙々とやっていたんだけど、一段落した別の職種の社員2人とパート1人はちょっと離れたところで雑談をしていて、それが漏れ聞こえてきたんです。パートの女性が明日から4泊5日でグアムに家族旅行とか 子供を私立小に通わせているお受験ママで、時間に余裕ができたから持ってる資格を埋もれさせとくのも勿体無いから~という感じで週に2日数時間だけ来ている人なんだけど、何気に同い年なんですよね~~何か世間一般でいう“普通の人生”…ってか普通より恵まれた当たりの人生 ってそういうものなのかもな~とふと思っちゃって、40博じゃないけど「○才にもなって何やってんだよ」なんて幻聴が 別に羨ましいわけじゃなくて、自分はそうなれない「性分」だからなりたいとも思わないし、思いっきり他人事だからどーでもいいことなんだけど……あ、コレ、強がりでもなんでもなく本音ですよ どういう形であれじいは自分の足で人生を積み重ねているプライドがありますから……と言いつつ、ある意味“お年頃”なのでねぇ~~ちょっと先の未来からずっと先の未来まで、現実的なことをいろいろと考えつつ悩んでいることもあれば、若い時に(爆!)もう少し人生設計をしとけば良かったかな~と後悔が過ぎったり……と言っても、まぁ繰り返しになるけど、、、過去に戻っても同じ選択をしていたと思うし真に後悔はしていない。過去は変えられなくても未来はいくらでも変えられるんだから それに、これも強がりじゃない!じいだって「持っているもの」はたくさんある!!

ただ、、、負の連鎖のダメ押し 帰り道、最寄り駅近くの交差点で携帯を出した瞬間にとんでもないことが発覚 龍馬クンがいない~~ 顔面蒼白、一瞬にして凍りつきましたよ~~その前に寄ったスーパーで携帯を見た時には確かにいたはず……と、ふと視線を地面に移すと……いたよぉ~~ 輪っかの金具に隙間が出来ててそこから外れた模様。実は家に“お留守居役”がもう一人いるけど心臓に悪すぎますっ 放浪癖は勘弁してほしいわ。でも思ったんですけど……やっぱり造りが甘いような エリー君にも放浪癖があって行方不明未遂で苦労した友人が何人かいましたが(じいも自宅内で1回あり。チェーンの繋ぎ目をペンチでつぶして以降は何事もなく今まで)……今度またそういうのを作る時は←無言の催促 せめてエリー君みたいなしっかりとした造りにしてほしいな~と
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イリアス放送決定!!!

2010-11-01 23:46:51 | 内野聖陽さん
今朝は明け方4時くらい 雷で目が覚めました。まだ乾いていない洗濯物をぶら下げていたので遮光カーテンを引いていなくて窓から突然閃光が こんな時間に勘弁してよ と不機嫌なじい~ん おかげで何だか1日シャキーッとしなくて……ってコレはいつものことか そしてバイト帰りにも事件発生!比喩じゃなくてマジに「事件」だったんです。地元駅の改札を出たところで、いきなり男性数名の怒号が そしたら目の前で若いフリーターっぽい男がスーツを着た男性3人くらい?に取り押さえられていて 置き引き?引ったくり??詐欺???(ATMも置いてある場所から出てきたので)よく分からないけど、すぐに近くの交番のお巡りさんたちが来て犯人らしき男を連行していきました ヘロヘロで帰って目の前で捕り物帳、ビックリも何も……じいの生息地域って危険地帯だったの?

そしてそして、、、帰宅後に知ったサプライズ こういうのは大歓迎

12月10日23:00~ NHK教育「芸術劇場」でイリアスが放送されますぅ~

きっと大丈夫 待て、そして希望せよ!希望が叶う日がやってきました 生の舞台の空気感やライブ感をどこまで映像で伝えられるかという点はとても心配なのですが、そこはNHKの技術とセンスに期待するしかない……か でも、再びあの古代の世界に旅立てる、アキレウスに会える、そして捕獲できる めちゃめちゃ嬉しいでっす たまたま収録日が観劇日だったけど、凄くイイ出来の舞台の日だったのよね~~マチソワ両方撮っていたようなので、自分が観ていない方のは分かんないけど、多分そっちも大丈夫だったはず。今までの舞台収録でも結構内野さんの調子が だった公演回ということがあって「よりによって今日…」と思うことが多くてねぇ~~(どの公演でも中日周辺で必ず1回 な日がある+舞台収録って中日周辺が多いという不運が)今回は公演自体は無問題なはずなので、ますます期待上がりまくりです

時間を置いてイリアスに触れてみると、今の自分が感じることや新たな心の動きや発見があるかもしれないですね~~もちろん、やっぱり、当時を思い出すのかもしれない。でも、、、あの時期を一緒に過ごし、支え合い、語り合い、闘ったからこそ、曇りなき自分の目と心で受け止めたからこその強さがある。自分自身が分からなくなる?呆れる??程の揺るぎのない信じる気持ちがある。「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。」もう、、、今の自分の中には発したい言葉は全く残っていません。ただただその時をじっと待つことができる……今は不思議と凄く凄く穏やかな気持ちに溢れた毎日です。
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