御茶ノ水にバイトの仕事にいったときの話。
昼ごはんを食べようとして、駅前にランチ500円の居酒屋があった。
注文すると、米、サラダ、味噌汁はセルフサービスで、「無料!」って勢いのある習字の張り紙でアナウンスされた生卵が、山盛りにおかれていた。
チキンカツを頼んだら、ドカーンとした盛り付けのカオス乗せで、添えてあるスパゲッテイーもカピカピのやつで、少しはみ出ているのがオシャレなのか、雑なのか。
無料の生卵をさりげなく一個とりつつ、横の部屋に移動。
すると、そこはだだっ広い部屋で、そこのすべての椅子と机は黄色のビール箱を裏返したものが並んでいて、その高低の違いで、なんとなく椅子と机の違いがそこはかとなく伝わってくる。
そのレゴの世界に迷い込んだような異界で、雑然とランチを食べた。
ビール箱を裏返した机、ビール箱を裏返した椅子っていうのも、お客さんがたくさんいて活気ある店なら、向こうでは大学生が大騒ぎ、こちらでは合コンで大盛り上がり、こちらではサラリーマンがネクタイを小粋に頭に結び・・っていう店なら、野性味あふれる感じでイイのかもしれない。ただ、どう考えても単に雑で適当な店にしか見えない。
なんとなく、しなだれた雰囲気で食べていると、横の道端を通った女子高生が、
「なにあれー。ださいー。ビール箱裏返しのままなんだけどー。あんなとこで食べるのきしょいー、絶対イヤー」
とか言いつつ、キャハハと3人で笑いながら通り過ぎたのです。
そのはしゃいだ声が店内に響く中で、「確かに・・」と自分は心の中で思いつつ、総勢5人のサラリーマン(1人は女性)も、そして僕も、黙々と孤食を続けたのです。
誰ひとり眉ひとつ動かさず、前倒しの不動の姿勢で、イソイソとライスを口にかきこんだのです。
そして、いたたまれなくなったみんなは、お互い目を合わせないという超能力のような意思疎通能力を使い、そそくさと、バラバラに、散り散りに店を出ていくのでした。
どうでもいい話ですね。
このブログを読んだ時間は、人生の中でも無駄な時間トップ100に入ると思います。
大切な時間を消費させてしまってご免なさい。
その店、昼時に興味あれば(興味ないはずですが)探してみてください。
(とにかく安いは安いけどね)
昼ごはんを食べようとして、駅前にランチ500円の居酒屋があった。
注文すると、米、サラダ、味噌汁はセルフサービスで、「無料!」って勢いのある習字の張り紙でアナウンスされた生卵が、山盛りにおかれていた。
チキンカツを頼んだら、ドカーンとした盛り付けのカオス乗せで、添えてあるスパゲッテイーもカピカピのやつで、少しはみ出ているのがオシャレなのか、雑なのか。
無料の生卵をさりげなく一個とりつつ、横の部屋に移動。
すると、そこはだだっ広い部屋で、そこのすべての椅子と机は黄色のビール箱を裏返したものが並んでいて、その高低の違いで、なんとなく椅子と机の違いがそこはかとなく伝わってくる。
そのレゴの世界に迷い込んだような異界で、雑然とランチを食べた。
ビール箱を裏返した机、ビール箱を裏返した椅子っていうのも、お客さんがたくさんいて活気ある店なら、向こうでは大学生が大騒ぎ、こちらでは合コンで大盛り上がり、こちらではサラリーマンがネクタイを小粋に頭に結び・・っていう店なら、野性味あふれる感じでイイのかもしれない。ただ、どう考えても単に雑で適当な店にしか見えない。
なんとなく、しなだれた雰囲気で食べていると、横の道端を通った女子高生が、
「なにあれー。ださいー。ビール箱裏返しのままなんだけどー。あんなとこで食べるのきしょいー、絶対イヤー」
とか言いつつ、キャハハと3人で笑いながら通り過ぎたのです。
そのはしゃいだ声が店内に響く中で、「確かに・・」と自分は心の中で思いつつ、総勢5人のサラリーマン(1人は女性)も、そして僕も、黙々と孤食を続けたのです。
誰ひとり眉ひとつ動かさず、前倒しの不動の姿勢で、イソイソとライスを口にかきこんだのです。
そして、いたたまれなくなったみんなは、お互い目を合わせないという超能力のような意思疎通能力を使い、そそくさと、バラバラに、散り散りに店を出ていくのでした。
どうでもいい話ですね。
このブログを読んだ時間は、人生の中でも無駄な時間トップ100に入ると思います。
大切な時間を消費させてしまってご免なさい。
その店、昼時に興味あれば(興味ないはずですが)探してみてください。
(とにかく安いは安いけどね)
私、そのお店、ちょうど昨日6月14日月曜日昼飯時間(14時ちょっと前)に行きましたわ。なんという偶然・・・!
私もバイトの移動のため御茶ノ水を歩いてました。安くてガッツリ食べられるところはないかなー、とみると巨大なチキンカツだの大盛りの焼き鳥定食だのモツ煮セットだのガッツリを通り越したメニューが並んでおり、ご飯も味噌汁もサラダもセルフサービスだというので「朝食ってなかったからここでとり返そう」と思って店構えは気にせずに喜んで入りました。私が頼んだのは生姜焼き+フライセット。しかしサラダは空っぽ、味噌汁のお椀は切らしており「あ、お椀ないね。ご飯茶碗に味噌汁入れて下さい。」とかなりテキトーな店長さんらしき男性の声。私が入った時間が悪かったこともあるけど、生姜焼きもフライも完全に冷めておりました。
なんとなく部屋の真ん中あたりのテーブルに座る気になれず、壁に向かって座ってこのランチをいただきました。ビール箱に抵抗があったんじゃなくて、この店の真ん中って空間に身を置くってのがすごくアンバランスな気がしたんですね。壁に向かう椅子は一昔前のホームセンターによく売っていた昭和40年代風の家庭用スチール丸イス。クッション部分に花柄のビニールが張ってあるやつです。既に脚が歪んでいてガタガタしていました。このガタガタイスに腰掛けて、まあお腹がいっぱいになればなんでもいいや、とただでさえテカテカしているのにタルタルソースまでかかったメインディッシュをそそくさとかきこみました。
店を後にして1時間後、すごく自分の顔が脂ぎっているのを発見しました。梅雨の霧雨で蒸し暑かったせいもあるだろけど、主原因は明らかにそのせいではない。脂肪って燃焼すると高エネルギーのはずなのに、なんかエネルギーが燃えにくいような気分になりました。
おしまい。
笑ってしまうね-。
谷口ジロー『孤独のグルメ』のB級グルメ版が出来そう(…って、孤独のグルメ自体がB級をあつかってるのか!?)
「雑なランチ」って形容詞の付け方が、
千原Jr.の良く言う「残念なアニ」みたい(笑)。
ホント、逆に気になるー。
無駄な時間最高!
昔はこういうどうでもいいブログだったのを思い出してすごくどうでもいいことを書いてみました。
ところで、ブログがまた復活してるね!
ふたりで話そうブログの方はIs君の発言多いなーとか思ってたら、実は旧ブログの方が進んでたのねー。
遊びに行きますー。
>>>>KiiMuuLaaくん
奇跡的偶然!
わしは同じ日の13時くらいにはいったよ。
びっくりだー。あそこで同じ思いをしたんだろうねぇ!
あの雑然とした感じと、入口というか外みたいなとこで、ブローカーみたいな店員にお金を手渡してはいるところ(ランチ代500をとりあえず払うのです)、妙なとこがいっぱいあるよねぇ。笑
あの妙な感じって、ほんと言葉にしにくくて。
食べるとこも、なんか半分オープンになってて、冷蔵庫の中にあるあ透明なノレンみたいなので内と外とが区切られてて。
だから外からよく見えるし、女子高生からも、僕ら食べてる人ひとまめにしてキモイー、キショイーとか言われまして。笑
ま、もう行きませんけど笑
>>>>Isくん
こうやって笑いに昇華されると、少し浮かばれますー。
ほんと、なんとも惨めで、全体的に雑な感じなんだよー。
昔はそこに違う店があったし、その近くの沖縄料理屋もつぶれてたし、
きっといづれ潰れちゃうと思うー
昨夜は大粒の雨が降ったのに今日は晴れてお洗濯ものが乾きそうです。
いなばさんは【このブログを読んだ時間は、人生の中でも無駄な時間トップ100に…】などと言われてますが、私としては【いなばブログ傑作100選】に選ばさせていただきます~笑
話を膨らませて映画でも作れそう。
KiiMuuLaaさんのコメントにも笑わせていただきましたし、花柄のビニールが張ってあるガタガタイスや、冷蔵庫の中にある透明なノレンみたいなので内と外とが区切られて、女子高生から、食べてる人ひとまめにしてキモイー、キショイーとか言われたりしている場面が目に浮かんできました。
もし私がすごくお腹が空いている男子だったら間違いなく吸い寄せられると思います。
「もう行きませんけど」なんて言わないでつぶれないように忘れたころにまた行ってやってください(笑
はい、僕も
今日しかない!と思って洗濯物干しました。
梅雨になると室内干しはしたくないし、一人暮らしの人間にとっては嫌なジメジメ季節ですよね。
ああいう適当な店って、なんか久しぶりだったです。
なんだかんだ言っても、ランチ500円ってのは安いですよねー。
東大病院横にあるカワナって食堂も、まあまあ美味しいんですけど(味が濃すぎるけど)、700-800円してちょっと割高なんですよねぇー。ときどきご飯とふりかけ持って言って食べたりしてます。
御茶ノ水でいいランチの場所あるといいなー。
ときどき金沢カレーの「ゴーゴーカレー」を食べに行ってます。
あそこ、なんかかなり味濃いけど癖になるんですよねー。女子には行きにくい雰囲気のカレー屋ですけど。。。
日常風景スケッチみたいで。
こういうの20編くらい連作で読んでみたい。面白いね。想像がかき立てられる。
リアルでみちゃうと、ああーと思うかもだけど、お話だと想像の余地があって楽しい。イラストでみたい!
最近は思索的なテーマが多かったんで、ひさびさに軽いのを盛り込みつつあります。
写真とかTVで見るより、それぞれが妄想するとこに、こういうのって面白さあるよねー。