日米同盟は重要だが、アメリカだから何をやってもいいという訳ではない。気がかりなニュースがある。
輸出潜在力 イラク台頭 30年代2位へ 拭えぬ政情不安(MSN産経ニュース 2013.1.6 07:00)
>クルド人自治政府は11年後半以降、米メジャー(国際石油資本)のエクソンモービルなどとの間で自治区内の鉱区開発で合意。イラク国内の地下資源はすべて中央政府が管理するべきだとするマリキ政権の反発を無視する形で、独自の石油開発を加速させる構えをもみせている。
自治政府に認められた自治の度合いにもよるだろうが、政府の反発を無視した形で、石油開発ができるのだろうか?
筆者は民族は自決するのが望ましいと思う(クルド人の自治に賛成だし、経済的に自立するという観点から油田は必要と思う)が、勝手な契約は疑問だろう。何故なら資源問題は外交安全保障に直結しかねない問題だからだ(アメリカだからいいようなものの、イラク中央政府と不仲な国と契約したりすれば、内戦の危険が高まってしまう)。お金が自治政府に落ちる仕組みを作るのが妥当ではないだろうか?
何故、こうしたことを記事に書くかと言えば、尖閣の油田を台湾が勝手にアメリカ企業に売った事件を思いおこすからだ。アメリカ政府は尖閣の施政権を日本に認めており、台湾政府を承認していないので、台湾政府とアメリカ企業の契約は国際法的には認められない(日本と契約していないという事実が優先される)のではないかと考えられるが、やはり一企業の勝手な契約とは言え、アメリカの企業ともなると、気になってしまうのも事実。
アメリカの企業の高いリスクをとる姿勢は良い(ハイリスクハイリターン狙いなのだろう)と思うが、正直あまり政治の敏感な問題にはあえて絡まない方が良いと思う。
ところで、ロッテが竹島でキャンペーンをやった(韓国のロッテグループによる「独島」マーケティング(ウィキペディア))とそうで、筆者は一切ロッテ製品を購入しなくなった。ロッテが儲けたら、竹島は韓国領だと言い張るキャンペーンがうたれると思うと、気分が悪いではないか。ロッテは日本で創業した企業なのに、恩知らずも甚だしいと思う。「韓国ロッテ設立時から日本で稼いだ金を韓国に投資し始めたが、韓国で稼いだ金は一度も日本に持って行くことはなかった」(ウィキペディア「ロッテ」より引用)ともされ、一々日本につっかかる韓国に送金する企業でもあるらしい。逆だったらただで済まされないと思うが、まぁ日本はそういうところに鷹揚なのか、多分彼らは同じことを繰り返すのだろう(中国で尖閣に絡んで日本叩きがあったのは記憶に新しい。本当はわりと普通だと思う)。
つまりはそういうことで、尖閣の油田の権利を勝手に台湾と契約したガルフ社(現シェブロン?)に関しては、それほど日本で消費者相手に商売していない(コストコ?)から、ボイコットみたいなことはやりづらいかもしれないが、あまり日本を舐めすぎない方がいいと思う(台湾から買った(偽者の)権利を日本が買うことも考えていいかもしれない。金を出すのも癪だが、台湾の主張を潰すことが出来るなら安い買い物とも考えられる)。
何処がクルド自治政府と契約したか知らないが、石油会社がイラク政府と事を構えるとすれば、不穏ではないだろうか。
輸出潜在力 イラク台頭 30年代2位へ 拭えぬ政情不安(MSN産経ニュース 2013.1.6 07:00)
>クルド人自治政府は11年後半以降、米メジャー(国際石油資本)のエクソンモービルなどとの間で自治区内の鉱区開発で合意。イラク国内の地下資源はすべて中央政府が管理するべきだとするマリキ政権の反発を無視する形で、独自の石油開発を加速させる構えをもみせている。
自治政府に認められた自治の度合いにもよるだろうが、政府の反発を無視した形で、石油開発ができるのだろうか?
筆者は民族は自決するのが望ましいと思う(クルド人の自治に賛成だし、経済的に自立するという観点から油田は必要と思う)が、勝手な契約は疑問だろう。何故なら資源問題は外交安全保障に直結しかねない問題だからだ(アメリカだからいいようなものの、イラク中央政府と不仲な国と契約したりすれば、内戦の危険が高まってしまう)。お金が自治政府に落ちる仕組みを作るのが妥当ではないだろうか?
何故、こうしたことを記事に書くかと言えば、尖閣の油田を台湾が勝手にアメリカ企業に売った事件を思いおこすからだ。アメリカ政府は尖閣の施政権を日本に認めており、台湾政府を承認していないので、台湾政府とアメリカ企業の契約は国際法的には認められない(日本と契約していないという事実が優先される)のではないかと考えられるが、やはり一企業の勝手な契約とは言え、アメリカの企業ともなると、気になってしまうのも事実。
アメリカの企業の高いリスクをとる姿勢は良い(ハイリスクハイリターン狙いなのだろう)と思うが、正直あまり政治の敏感な問題にはあえて絡まない方が良いと思う。
ところで、ロッテが竹島でキャンペーンをやった(韓国のロッテグループによる「独島」マーケティング(ウィキペディア))とそうで、筆者は一切ロッテ製品を購入しなくなった。ロッテが儲けたら、竹島は韓国領だと言い張るキャンペーンがうたれると思うと、気分が悪いではないか。ロッテは日本で創業した企業なのに、恩知らずも甚だしいと思う。「韓国ロッテ設立時から日本で稼いだ金を韓国に投資し始めたが、韓国で稼いだ金は一度も日本に持って行くことはなかった」(ウィキペディア「ロッテ」より引用)ともされ、一々日本につっかかる韓国に送金する企業でもあるらしい。逆だったらただで済まされないと思うが、まぁ日本はそういうところに鷹揚なのか、多分彼らは同じことを繰り返すのだろう(中国で尖閣に絡んで日本叩きがあったのは記憶に新しい。本当はわりと普通だと思う)。
つまりはそういうことで、尖閣の油田の権利を勝手に台湾と契約したガルフ社(現シェブロン?)に関しては、それほど日本で消費者相手に商売していない(コストコ?)から、ボイコットみたいなことはやりづらいかもしれないが、あまり日本を舐めすぎない方がいいと思う(台湾から買った(偽者の)権利を日本が買うことも考えていいかもしれない。金を出すのも癪だが、台湾の主張を潰すことが出来るなら安い買い物とも考えられる)。
何処がクルド自治政府と契約したか知らないが、石油会社がイラク政府と事を構えるとすれば、不穏ではないだろうか。