観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

民主党政権からの贈り物

2013-01-28 00:21:55 | 日記
F35、実戦配備不可能に 初期納入4機、防衛省の性能要求満たさず(MSN産経ニュース 2013.1.27 10:46)

>日本政府が米国から2017年3月末までに引き渡しを受ける次期主力戦闘機F35Aの最初の4機の性能が、防衛省の要求を満たさないことが米国防総省の年次報告書で明らかになった。

>度重なる機体の不具合から、加速や旋回性能を当初の設計から下方修正するとした。日本は飛行テストを行わずに書面審査だけで機種選定したため、性能低下のリスクは全て日本側の負担となり、選定のあり方に禍根を残した形だ。

>F35をめぐっては、カナダやオーストラリアなど同盟国が調達を見直し

F-35導入は失敗だったと思う。当時からF-35の開発の遅れなど指摘されており、この結果は想定の範囲内とは言えるが、他所の国と比較し、チェックが甘かったことは否めない。当時の民主党政権の失態と言えよう。他の国は慎重であれたのだから、日本だけができないということは無かったはずだ。

勿論、繋ぎに過ぎないのに、アメリカ海軍の艦載機であるF/A-18E/Fは性能面で空母を持たず基地からの使用が前提の日本には合わない上、ブラックボックスも多く国内防衛産業支援にあまり役に立たないのだから、今更採用できまい。

日米がシックリいってなかった当時だからこそユーロファイターにしておけば良かったのだが、今更ユーロファイターの導入は難しいかもしれない。

今後どうすれば良いかは難しいが、F-35の導入計画を再検討するとともに、危機に瀕している日本の防衛産業を支援しつつ、防衛力を維持強化するという難しい綱渡りを迫られるだろう。