観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

乱暴ものが乱暴な手段で乱暴を止めろと言う

2013-01-18 02:01:39 | 日記
「橋下市長は分かっていない」募集停止に在校生から悲鳴(MSN産経ニュース 2013.1.17 08:28)

>市教育委員会には16日、同校に受験を予定している中学生の保護者や在校生、一般市民らから電話やメールが殺到した。

>「受験生は悪くないのに影響を受けるのはおかしい」「この時期の中止は受験生の混乱が大きい」「子供たちの夢をつぶすようなことはやめてほしい」

>50件以上の意見の大半は反対の声。そのほかに在校生の保護者からは同校の存続を心配する声もあったという。

元々体罰賛成派だったのに、コロっと意見を変えてしまって、強権をふるう。全く信用ならん男である。

こういう極端な行動を断行する強権体質と体罰って通じるところがあって、だからこその元々体罰賛成派(地)なわけで上っ面過ぎるだろう。おまえにだけは言われたくないということだ。

橋下氏の断行する「改革」を苦にして自殺者がでたら、どうするんだろうね。自分も過剰に罰するのかね。

国政を扱う器ではない

2013-01-18 01:01:11 | 日記
橋下氏“定数など3割削減案提出へ”(NHKニュース 1月18日 0時31分)

>新年度予算案に計上する地方交付税について、政府は地方6団体の代表に対し、国家公務員の給与が今年度から2年間、平均で7.8%削減されていることを踏まえ、地方公務員の給与も同様に削減することを通じて、6000億円減額したいという方針を示しました。これについて橋下代表代行は、記者会見で、「国家公務員の給与をたかだか2年間7.8%カットするからといって、地方交付税を削減するというのはとんでもない。地方交付税をカードに使いながら、地方に言うことを聞かせようとし、地方の出先機関改革も止まってしまった。完全な中央集権体制を望んでいる政権だ」と批判しました。

要するに地方の反発に便乗したいだけ自分は大阪市の給与制度改革を公約の目玉にしたのに、自民党が給与削減の公約を守るのは、ダメなのだそうだ。地方公務員の給与相場が高いか否かという論点もスルーしているし、やはり政策がやりたい人ではなく、権力闘争がやりたい人なのだと思う。

市長としては、自分が削減したら、他のことに使えるが、国に削減されると、自分が扱うパイが小さくなるというのは、まあ普通の考えなのだが、彼はただの市長ではなく、国政に進出した維新の会の代表代行であり、事実上のトップでもあるわけで、国として地方公務員の給与がどうあるべきかという視点がないのは、残念な話である。自分で昔言ってたと思うが、国政を動かす器ではないのだろう。橋下氏(やみんなの党)は給与削減のイメージが強く、そういうビジョンなのかと思っていたが、簡単に引っくり返したわけで、そういやこういう人だったかとも思うが、最近安倍政権よりだったので、その辺の引っくり返し具合もある意味凄い。正に信用ならん男。

国の削減が一時的なことを言うとか他に言いようはあるのに、結局地方公務員は給与削減しませんじゃあね(自分のスタンドプレーならやるが)。復興予算など地方にお金を回さないと言っているわけでもない(寧ろ逆だろう)。

中央集権体制の打破と言ったところで、つきつめると、地方切り捨てになるわけ(橋下氏の持論のように地方が自立するなら、稼げない地方は衰退し、稼いでない地方に自由に使えるお金を多く渡すのもモラルハザードを引き起こす。お金を貰うなら、口を出されてもしょうがないところはあるだろう)で、だからこそ、維新やみんなの党は地方の支持が厚くないのだが、そういうところは簡単に見抜かれているのだろう。