三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

LED照明

2009-01-30 11:00:31 | Weblog
先ほど知人の会社のLED照明展示会に行ってきました。
LEDは、青色LEDが発明されてから街の大型映像表示装置や信号機や車のテールランプなど様々な用途で使用されるようになりました。
事務所や家庭用の照明器具にもLEDが採用されるようになってきていますが既設の蛍光灯に比べたらかなり高額です。
その理由が今日の展示会でわかりました。
LEDを明るく灯すために熱が発生します。
その関係で、筐体の熱対策が必要となり筐体が金属で高価なものとなります。
また、1個のLEDでは明るさが不足するため数で明るさを確保していますし、LEDは直進性が強い光ですから半透明のカバーで光を拡散するように工夫しています。
このような理由でまだ高額ですが、LEDの最大の利点は玉切れがまずなく、消費電流が圧倒的に少なく、寿命がかなり長いことが上げられます。
このことから、将来的には技術革新が進み量産化が進めばかなり手頃な値段となり一気に普及する時期もそう遠くないような気がします。
近年では、プラズマディスプレイの大型テレビにしても10年ほど前は40インチで200万していましたが現在は、1/6以下になっています。
地球環境問題や低炭素社会の実現にも今後のLEDに大いに期待したいと思っております。

さて、今朝の新聞では四国電力が松山に大規模太陽光発電所(メガソーラー発電所)を建設すると発表がありました。来春着工し2020年度までに整備する最終的な出力は約4300Kwで家庭用の太陽光発電設備の約1100件分に相当します。
また、三菱自動車が今夏発売する電気自動車も2020年までに一般業務車両の半数にあたる300台を導入するとのこと。
電力会社がこのような取り組みを率先して行うことは非常にすばらしいことだと思います。

当社的にも何かしたいとは思いますがより一層太陽光発電の普及や業務効率を上げられる無線通信システムを普及しながら微力ではございますが低炭素社会実現へ少しでも貢献していきたいと思っております。
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