昨年、電子書籍元年と呼ばれ大いに賑わっているように見えましたが、日本の電子書籍は売上だけをみれば世界でも有数の大国ですが、そのほとんどが携帯電話向けの漫画であり、あれほど騒がれたアイパットなどのスマートフォン用の書籍が占める割合はわずかです。
私自身も昨年暮れにスマートフォンを購入し、電子書籍を探していますがビジネス誌など非常に少なく一体どうなっているかと思っていました。
一方、アメリカでは電子書籍市場が急拡大し、電子書籍が従来の紙の本を逆転したとのことです。
日本が遅れている原因の1つは、アメリカでは本の著作権を出版社が持っていますが日本は持っていないため、作家からの許可を得るのが大変な労力だと思いますし、業界がばらばらで端末メーカーだったり出版社などの印刷会社が行ったりと、それも障害の1つではないかと思われます。
ただ、電子書籍化の流れを止める事は出来ないと思われます。
日本で普及しやすい方法が見つかれば一気に進むのではないかと勝手に思っておりますし、電子書籍に国内の統一規格がなかったのですがここに来て規格統一の動きが出てきています。
調査会社によると、2010年の電子書籍の市場規模は650億円だったのですが、2015年には2000億円まで成長すると予測されていますし、今後2~3年の間にコンテンツの充実や環境整備が整い、2013年度以降に本格的な拡大期に入ると見ています。
これに同調したように、スマートフォンの普及も急激に増えていますので、端末があるのでサービスし易い環境が整ってきています。
これにより、レコード店の次は、書店がなくなるのではないかと思ってしまいます。
本を購入する際に、インターネットでアマゾンなどで直接購入する場合もありますが、本屋で様々な本を眺めるのも楽しみの一つですから書店の皆様に頑張っていただきたいですね。
ただスマートフォンが急速に普及しているため問題も出てきています。
スマートフォンは画面も大きくyoutubeのような動画の閲覧や投稿が急激に増えています。
このため従来通話のための携帯電話回線がパンクするという問題が起こってきていますし今後も増えることが想定されます。
ドコモはクロッシーという次世代高速通信で増加分を吸収できると思っていましたが、年率2倍のペースで通信量が増えているため新しい周波数を獲得して容量確保を目指しています。
また、携帯電話各社は、Wi-FiやWiMAXを増設して情報通信をそちらに逃がす策を推し進めています。
今後は、通信量の多いごく一部の利用者の速度を制限し始めており、我々利用者はますます便利になりますが情報通信量の絶対量確保が課題です。
どちらにしても、高速通信時代は一気に何かを変えていきそうです。
これより進んでいるのがLED電球です。
6月の販売個数はLEDが43.5%で白熱電球は38.2%と単月で初めて白熱電球を抜きました。
私もこの日記の2010年2月15日の日記で、LED電球を自宅に初めて取り付けた写真を掲載しています。
この前の休日にも玄関のポーチライトをLED電球に変更しました。
三菱電機製で、昨年付けたLED電球より周りを照らしてくれていますので、真下しか照らさないのがLED電球だと思ってましたが年々進化してますね。
なお、昨年は4000円前後していましたが、イオンなどのプライベートブランド製品などは1個1000円を切るものも登場しています。
皆様もいかがでしょうか?