私の住んでいる所には映画館がありません。
新作を見ようと思うと、大分市内まで行かなくてはなりません。(車で1:30分)
ちょっと個性的な映画を見たい時は、日田市にある リベルテに行きます。(車で40分)
仕方ないですよね、小さな町では、維持管理するのがたいへんですからね。
日田市のリベルテは、映画の灯を消したくないとの想いから、頑張っている映画館です。
先月見た映画で、まったく情報を持たずに入館しましたが、私的には大ヒットでした。
100歳の少年と 12通の手紙
病と闘う10歳の少年オスカーと口の悪い中年女性との10日間の出来事の中に、考えさせられる事が沢山ありました。
若くして死ぬから可哀相なのではなく、愛されずに死に行く事が如何に悲しい事なのか、少年は解って旅立ちました。
全篇に哲学的言葉が、さりげなく挿入され、流石フランス映画だな~って納得。
久し振りのフランス映画で、CG満載、バイオレンス、荒唐無稽な物語にうんざりしていた私に
心地よい満足感を与えてくれました。
本があり、これを基に映画化されたそうで、今度は本を読んでみたくなりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます