FIAT の新しいエンジンを搭載したモデルが今週末日本発売になります。
FIAT 500 に "X" を付加した名前の FIAT 500X モデルはいわゆる SUV というFIAT 500 よりもサイズが大きな車格です。これまで FIAT 500X は変速機を除けば FIAT 500 ABARTH 595 とほぼ同じ規格のエンジンだったと思うのですが、FIAT 独特のマルチエアー・エンジンが 500X モデルで更に進化しました。
以前のモデルとの比較
排気量 1,368cc → 1,331cc と更なるダウン・サイジング
最大トルク23.5 kgf・m/ 1,750 rpm → 27.5 kgf・m / 1,850 rpm へとトルクの大幅アップになった。
27.5 kgf・m って 3,000cc クラスの NA エンジンのトルク!凄いな。低速トルクは DIESEL Engine のお家芸かと思っていましたが既に DIESEL Turbo の低速中速トルクを超えたようです。
記憶を辿ると昔、銀塩カメラの終焉にもこんな憧れを持ったものです。
真空管ラジオ → トランジスタ → IC そして SDR へと常に進化するのにいつも古いシステムに憧れるのはなぜでしょう?
今回の FIAT の新しいエンジンも近未来 ハイブリッドや電気自動車への移行の最後のモデルなのかな、最後の FIAT の渾身の足掻き、だから憧れるのかも?
新しいモデルは以下をクリック
https://www.fiat-auto.co.jp/500x/