まだ評価には早いですが、取り合えず、今造りたての状態を記録します。
前提として、評価対象、基準は ;
303WA-2 ; 地上高 17 m, やねよりたかい開放空間、見晴らし抜群の一等地
自作 MLA-2 / PCL ; 南西向きベランダ、事情により柱の隣 ( 場所的には一番不利か? )
ΔLOOP7 ; MLA-2 と同じ南西向きベランダの真ん中
計測システム ; 目 ( R8B の S メータ )、と 耳 だけ、己を信じて .....
記載順は 303WA-2(青字), MLA-2(緑字), ΔLOOP7(橙字).
( LW ) ΔLOOP7 の長波専用 エレメント は未使用
153kHz R.Rossii, S=1/15111, S=2/25332, S=-/-----.
189kHz R.Rossii, S=1/12111, S=3/25442, S=-/-----.
279kHz R.Rossii, S=6/35443, S=8/45444, S=-/-----.
( MW ) ΔLOOP7 の中波専用 エレメント は未使用
594kHz NHK1, S=9+30dB/55555, S=9+10dB/55555, S=-/-----.
1422kHz R.Nippon, S=9/55555, S=9+10dB/55555, S=-/-----.
( 120 mb )
2310kHz ABC, S=2/25222, S=4/35333, S=5/35333.
2325kHz ABC, S=3/25222, S=5/35443, S=6/35443.
2485kHz ABC, S=4/25232, S=6/35443, S=6/35443.
( 90 mb ) 今回、303WA-2 は周辺雑音に信号をかき消される。
3200kHz TWR Africa, S=6/15111, S=6/35433, S=7/35433.
3230kHz Family Radio, S=5/15111, S=6/35433, S=7/35433.
3255kHz BBC Meyerton, S=6/15111, S=6/34433, S=7/34433.
3320kHz Sonder Grense, S=5/15111, S=6/34433, S=6/34433.
( 75 mb )
4319kHz AFN Diego Garcia , 24342, 34443, 34443. ( SSB のため S メータ数値未記載 )
( 60 mb )
4765kHz Tajik Radio 1, S=2/25442, S=4/35443, S=6/35443.
4780kHz Djibouti, S=1/25332, S=4/35433, S=5/35433.
5000kHz BPM, S=7/35443, S=8/45444, S=9/45444.
5010kHz Madagasikara, S=1/25242, S=2/35443, S=5/35443.
5020kHz SiBC, S=2/25342, S=4/35343, S=6/35343.
( 49 mb )
5765kHz AFN Guam, 35333, 35443, 35343. ( SSB のため S メータ数値未記載 )
6055kHz Rwanda, S=5/34333, S=6/34333, S=8/34333.
6165kHz N'Djamena, S=2/25442, S=3/25342, S=8/35242.
( 41 mb )
7200kHz Myanmar, S=5/35443, S=5/35443, S=7/35443.
7450kHz Makedonias, S=6/35443, S=6/35443, S=8/35443.
( 31 mb )
9565kHz Super R.Deus. S=2/25432, S=4/35433, S=7/35433.
9705kHz Ethiopia, S=4/35433, S=4/35433, S=7/35433.
9820kHz R.9 de Julho, S=1/15331, S=3/25332, S=5/25332.
10000kHz WWVH, S=4/25442, S=5/35443, S=8/35443.
( 25 mb )
11600kHz V.O.Africa, S=4/35443, S=6/35443, S=9/45444.
11730kHz Vatican via Tashkent, S=3/25222, S=3/35333, S=7/45433.
11735kHz Transmundial, S=1/25442, S=2/25442, S=6/35443.
11780kHz RN da Amazonia, S=4/35333, S=6/35433, S=9/45333.
11945kHz Hamada, S=2/25442, S=2/25442, S=6/35443.
12015kHz Deewa Radio, S=5/35443, S=5/35443, S=9/45444.
( 19 mb )
15000kHz BPM, S=5/35333, S=4/35333, S=8/45444.
15275kHz Thailand, S=8/35433, S=9/45544, S=9+20dB/55544.
15310kHz BBC, S=2/25332, S=3/35433, S=8/45433.
15335kHz BBC, S=4/25332, S=6/35433, S=9/45433.
( 16 mb ) 303WA-2 のメーターの触れは渋いが RPA-1 を ON にすると音が浮いてくる。
17560kHz Habana Cuba, S=1/25232, S=6/35433, S=7/35333.
17750kHz Australia, S=1/25242, S=6/35443, S=9/45343.
17680kHz CVC Santiago, S=2/25342, S=5/35343, S=8/35343.
( FM )
MLA-2 のみで受信可能
( VHF )
MLA-2 のみで受信可能
ここまでの結論 ;
1 MLA-2 は低増幅率の恩恵で、相互変調積は現在まで未経験、長波、中波も安心して聴ける。
2 MLA-2 の 120 mb ~ 25 mb ( 2300kHz - 12100kHz ) 帯は ΔLOOP7 と聴感上 S/N 比がほとんど同じ。
3 MLA-2 は ΔLOOP7 と比較して、25 mb より高い周波数は、S/N 比が少し劣る。
今回製作した MLA-2 / PCL は低増幅率、非同調にも関わらず 25mb より低い周波数は S/N 比 は満足できます ... この程度で満足してはいけないのですが。
課題は 25 mb ~ 16 mb までの増幅率を更にフラットに持っていければ理想ですが WSM PCL 同様、難しい課題です。
改善方法として、エレメントの変更、トランスのインダクタンス変更かな?
それくらいしか思いつきません。
P.S.
シエスタ氏設計の CMC や、Galvanic Isolator,
それと 303WA-2 に RPA-1 プリアンプ を使うと、
3種の アンテナ の評価がかなり近づいてきました。
ゲインより対ノイズと思います。
なかなか良い結果と思います。
RXはなんともしがたく、アンテナ改善が一番いいですね。
やる気が出てきました。アンテナ作りゃ、高周波増幅は市販品もあり、まずはホームセンターへ行って材料集めです。
今度の土日も雨のようで、ほんまにホームセンターへ行くんかいな。
細かくデータを見ていただいて、恐縮です。
誰も見ないと思っていました。
自分の記録にもなりますのでブログは便利です。
> アンテナ改善が一番いいですね。
そうですね、ロケーションを変えることができなければ受信機ではなく、アンテナですね。
家の中でも多少のロケーションの移動は可能ですが。
「雨ニモマケズ/風ニモマケズ」
始めましょう。
始めたら止まらなくなります。
ちょいと気になったのですが、Sが+20dBでSINPOコード5というのは過大評価?じゃないのでしょうか?まあ受信機のメーカーによってSメーターの振れに違いはあるにせよ、私は+40dBでSINPOコードのS=5としております。IC-R71のSメーターだと
S コード
3-1
6.5-2
+5dB-3
+20dB-4
+40dB-5
こんな感じで振り分けております。御参考まで....
ちゃんと読んで、確認していただいて感謝です。
その件に付きまして、私も昔から悩んでいます。
以下は悩んでいる状態を書いているので、HIROKI さんのコメントに反するという意図ではございません。
HIROKI さんのコメントされたことと同じ繰り返しになりますが、メーカーによってSメータの振れの基準値、設定値は違いますね。
また SINPO の S は 「 信号の強さ 」 と書いてあります。
全く個人的考えかも知れませんが SINPO Code を書くときの最初の S は「信号の強さ」の S 基準で S メータの値はではないと考えています。
ではどうやって S を書くかといいますと、一般的に放送を彼方此方とサーチするときは VR 一定にして、純粋に耳だけです。
S=5 ローカル並みの強い信号
S=4 ローカルほどではないが強い信号
もちろん S メータは重要な参考値ではあります。
極端な例ですが、弱い放送とピッタリ同じ周波数の無変調の電波が重なると、SINPO Code では S が強くなってしまいます。
またサイドを被ったりしても本当は信号は弱いのにメータだけは大きく振れます。
この場合でも混信の項 i 項と O 項に正しい評価が記載されることになりますが S が正しい記録かどうかは解らなくなりますね。
同様に環境雑音にも言えると思います。環境雑音って結構メータが振れます。でも 「 信号の強さ 」 ではないです。
私は最初に SINPO Code を付けるときは S メータを見ないでメモします。参考にS メータを見る程度です。
ICF-SW7600GR にはメータが無いとか、それと一緒です。
強大単独の放送の電波では S メータはとても良い基準になります。
それ以外の S メータの振れと信号の強さの振れは合致しないことが多いと思います。
そういうこともあり、今回はなるべく混信がある放送は比較しておりません。
また同じ受信機でSの数値を記載しました。
ただ、一抹の不安は HIROKI さんが書かれているように、皆が同じような記載をしないと誤解を生じるということですね。国際規格では [ SINPFEMO Code ] というのがあるそうですが。
いずれにしましても S をどう取り扱うかは難しいと思います。
でも基準を持べきという HIROKI さんのご意見には大いに賛同したいと思っているのも事実です。
反論、違うよコメント、お待ちしております。
ありがとうございます。
確かにSメーターの無い受信機もありますからね。決定的な決まりが無いというあやふやなもんです....(^.^;
ある放送局のBBSには受信機にSINPOの数値が表示されると思っているリスナーもおりました。
まあ絶対がない世界ですね。各自基準を持つというところでしょうか....
仰せのように、各人が考えることが大切だと思います。
また規定がなければ、自分と違う意見を聞くことは大事ですね。
私がSメーターを参考にしないのは、いまいち信頼していないと言うのが正直なところです。
ありがとうございます。
SINPOは本当にあやふやである時期から使わなくなりました。
特にアクティブアンテナ全盛期の現在ではアンプゲインでいくらでもSメーターは振ります。パッシブの時代にはSINPOコードも有益だったかもしれませんが現在ではどうなのかと思います。
私自身のlogはSメーター値、QRK,QRN,QRMなどQ符号を使うようにしています。
BBSなどを見るとO=3で内容確認もできないという水ぶくれSINPOを多々見受けます。
O=QRKではないのは分かっていますがあまりにも乖離しすぎのような気がします。
> SINPOは本当にあやふやである時期から使わなくなりました。
なるほどです。
確かにそうですね。
SINPO Code 有益だった時代があったのでしょうね。
そういえばプリアンプを ON にしてもメータ表示が変わらない受信機 .. があったと思いますが .. Rx-340?
考え抜かれたというより、常識的な機構なんですね。
あくまでパッシブアンテナで評価すべきなのでしょう。
でもパッシブにも色々ありますから、益々わからなくなります。
Sメータの振れを含めて、評価は絶対値ではないので、主観的にならざるを得ない、自分の記録として使う分には全く問題は起きませんが、外に出すと、色々と意見が飛び交うんですね。
外に出すときは、なるべく説明を入れる、説明のほうが具体性があって理解しやすいかもしれませんね。
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
過去レスへのコメントですみません。
実は、私もいまだに悩んでいるのです。
SINPOコードの付け方に…
Sメーターを参考にしても実際に自分の評価が正しいのか
基準がはっきりしないので分からないのです。
実際に他の人と聴き比べていないので、自己満足の評価になっていないかと考えてしまいます。
基準が難しいですね。
特に掲示板に書き込む時は、慎重になってしまいます。
SINPO Code, 考えるほどに悩みますね。
やはり化石さんが仰せのように5項、5段階評価では無理があるのでしょう。
完璧な評価は無理でしょうから、自分なりに考えた数値でいいのではないかと考えています。
SINPO のそれぞれの意味を知っていればいいと思うようにしました。
また、SINPO Code で言い尽くせない時は、解りやすく説明を付ければいいのではないかと。
甘いかも知れませんが、趣味なので、ストレスを溜めないことも大事ですね。