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IC-R75 には IF OUT がありません。
IC-R75 の AM IF は 450 kHz です。これが理由でしょうね。
ちなみにIC-R75 SSB の IF は 455 kHz です。
SE-3 の入力は 455 kHz のため IC-R75 を接続するには、追加の Buffer Amp が必要です。
早速、改造してみました。手順は以下です。
1 IC-R75 の基盤をケースから外します。
2 メイン基盤の IFT ( L892 ) の出力側には空き ( 450 kHz ) があるので、
そこへ同軸ケーブルをハンダ付けします。
3 IF OUT 用に RCA レセプタクルを付けます。
R75 後面パネルにドリルで穴を空けて改造します。( 写真左上の部分 )
4 IC-R75 の安定化電源回路 ( IC1401 ) から DC 11.5 V を取り出して、
Buffer Amp の電源とします。
5 Buffer Amp 基盤にアース、IF 入力、IF 出力を配線します。
6 最後に基盤を組み上げて終了。
1 時間ほどの作業です。
上にある写真の右の基盤が Buffer Amp.
左が穴を空けて増設した IF OUT です。
Amp 基盤を中に組み込んで蓋を閉めれば、いかにも最初から IF OUT があったような仕上がりです。
( またもや自画自賛 )
追記 ;
※ ちなみに Buffer Amp を追加しない状態で、単に IFT から IF 450 kHz を取り出して、
SE-3 へ直接つないでみたところ S-AM は、ちゃんと LOCK します。
ただ 455 kHz - 450 kHz = 5 kHz の差分だけ LOCK に時間がかかったり、また、
IC-R75 の Filter を Wide, できれば 15 kHz の Filter を使うことになります。
そこまでして SE-3 をつないでも意味がなさそうです。
結論としてIC-R75にSE-3を接続するためには今回追加したBuffer Ampが必要です。
SE-3って最初どんなユニットなのかな?と思っておりましたら、同期検波ユニットなんですね。「再び始めるBCL」2008に載っていたのを思いだし読んでみました。
ICF-SW7600GRを利用する手もあるそうで。
IF-OUTですが我が家のICOM機2台にはやはり無かったですがJRCのNRD-1EL,515にはありました。Vicさんの51S-1にもあるのでは?コリンズにつないで聞いてみたいですね。(^.^)
昨夜は2回目の忘年会でした。
不景気な世の中ですが、忘年会は盛んのようです。
「ICF-SW7600GR を利用する..」方法は以前、HIROKIさんから、ご教示戴きました、あの方法ですね。
また「再び始めるBCL」本にも書いてありましたね。
私も S-AM, Selectable SSB の付いた S-AM ラジオを物色しているのですが、なかなか手に入れる機会がないです。
S-AM を 51S-1 にも付けてみたいです。
51S-1 への装着については SE-3 設計ロブ氏から取り付け方法を返事をもらっています。
51S-1 の IF は 500kHz ですので周波数を変換する Mixer が必要です。Order すれば作ってくれるそうです。
それよりは、HIROKIさんが、おっしゃるように「ICF-SW7600GRを利用する方法」を51S-1 に活用した方が早そうですね。
ありがとうございます。