ワニなつノート

【定員内入学拒否を認める社会】(8)



【定員内入学拒否を認める社会】(8)


「定員内入学拒否」は、高校の教育が「非難、恥、罰のアプローチ」であることの証である。

それは一部の少数者の問題ではない。


DVやいじめが、それを見ている子どもの脳を傷つけることが科学的に明らかにされてきた。

高校入学後に、留年の脅しや進路変更の圧力、理不尽な校則=「非難、恥、罰のアプローチ」に苦しめられ、追い詰められ、中退する生徒がいる。

その数は調査されない。すべては、不登校になる子、中退する子、定員内入学拒否される子のせいにされ放置されてきた。


中学生の不登校10万という数字。高校中退10万という数字。

そして10代20代の死因の一位が自殺だという現実。


中学と高校の間にある入試が「非難、恥、罰のアプローチによる競争」であることの責任は大きい。


その象徴が、15歳の子への最も非人道的な扱いである「定員内入学拒否」だ。

1%の子どもの排除・隔離教育政策でもある。
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