山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

白馬岳、北アルプスの夏 始まりました その2(大雪渓編)

2013年07月29日 09時06分40秒 | 北アルプス
「白馬岳」といえば なんといっても『白馬大雪渓』


1時間も歩かないうちに、『白馬尻小屋』到着。
たまたま南海キャンディーズのしずちゃんが、右に写っています。
嘘です。


さぁ、いよいよ登りのハイライト、『白馬大雪渓』のはじまり、はじまり…
 6本爪の軽アイゼンの出番‼
見上げると、先行する人達の姿が 雪渓上に一筋のルートをつないでいきます。


ルート上には こうして至る所に『冷製中華』の、
あ、間違えた 『注意喚起』の看板が‼
お腹が減ると、時々、コンピューターが四字熟語の誤変換を… 


雪上にルートを示す為、「紅殻」をこぼしながら歩くことで
危険な箇所への立入を防いでくれます。
『あずきしぐれ』では ありません。
もちろん、『赤城しぐれ』(いちご味)でも…


まるで、アリさんの行列のように見えます




この地形、この風景、何処かで見たことありません?
そう、『槍ヶ岳』にいたる“槍沢”や、あの“涸沢カール”の地形に似ていません?


日本に氷河が存在していた時期、ここにも当然それはあったわけで
その氷河の厚い氷床が永い時間をかけて削った地形が、
こうした風景なんだね‼



この時期になると 雪渓はかなり荒れてきていて、ところどころに大きなクレバスが
口をあけています。
落ちたら…… う~ん、どうなるか 分かりませんが、
と、とにかく ヤバイ んです⁉


ほいっ‼ おサルなので、飛び越すのも得意っ‼



左を見上げると、白馬三山の内の一つ、『杓子岳』が…
どことなく、とんがったシルエットが『槍ヶ岳』に似ています。


雪渓上は涼しいので助かりますが、歩いても歩いても なかなか風景が変わらない、
( 気がする… )


やっぱり高山植物って、癒し系…
なので 脈絡無く 突然の登場(笑)


音も無く滑り落ちてくる落石に注意しなくてはならないので
上ばっかり見て登っててわからなかったのですが、
ふと振り返って見ると、あらま、ずい分と登って来てたのねぇ…






なんとか かんとか『大雪渓』を 登りきりました。はぁっ




さて、ここで趣きを変えて
ジャン‼  『ランドネ』最新号 表紙写真
大、撮影大会ーっ‼ ( 嘘です )







以上、モデル協力 おサル隊員⁉

ところで、大雪渓登りきった直後、warazaemon 隊長、
両腿が攣ってしまうアクシデント。
どうやら雪渓上が涼しいので油断してしまったようで、
軽い脱水症状…

他の面々もここでご休憩






そんな訳で、ここから おサル隊員に先行してもらいます。
ウキっ、わかったキッ‼




遠く、白馬、安曇野の町が …


杓子岳も、やっとその全体像が見渡せます



映画『復活の日』の冒頭のシーンみたい、と おサル隊員


で、そのwarazaemon 隊長バージョン


二つ目の小雪渓をトラバースしてしまえば、眺望も開けだし、
そこは高山植物の咲きほこる お花畑












陽が上がるにつれ、雪渓の上を暖められた空気がガスを発生させながら
吹き上がって来ました、


ウキっ、お腹減ったなぁ…


ハァハァ、頑張れ自分‼ と隊長…


つ、着いた


そして、今日お世話になる山小屋、『白馬山荘』も見えてきた‼


余裕の おサル隊員にパチリと、疲れきった顔を撮られてしまった、へへっ


『村営白馬岳頂上山荘』で、“三山カレー”を食す。味、微妙なるも、疲労困憊の身に、
ただ ただ 沁み入っていくばかり…




( まだまだ続きます、たぶん… )



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