さて、温泉貸切でじっくり温まった後のお楽しみは…
小屋番 佐藤さん自慢の、じっくり煮込んだ
カレーライス!!
しましたとも、お替り、はい 二杯も ね!!
今晩は、我が隊2名と、件の“和尚”、
それと社会人2年目の “まじめ君”(←初登場)
の4名のみの宿泊ですが
明日は2~30人くらい 登って来るようです。
いつもながら、山の夜は早く、消灯前の7時過ぎには、
もう うつらうつら…
おやすみなさい
グッドなモーニングです。
え!? 隊長のいびきが、ちょっとうるさかった!?
デリケートなので、枕や布団が変わると ちょっと…
まあ、早く寝た者勝ちということで…
↑ そりゃ、おまえはいいけどね、
明け方は雲がまだ多く、ご来光は残念ながら望めません
でも、早い時間に すっきり晴れる という天気予報です。
今日はもう下山するだけ
朝ごはん食べたら、
も一度 朝湯しよっと…
山小屋で過ごす、こんな まったりとした時間が とても愛おしく感じられます。
『くろがね小屋』、
決して豪華じゃありませんが、きれいに、清潔に、
大切に磨き、使い込まれてきた月日の重なりが、そこかしこに見て取れます。
きっと、次に来る時も 来年も、十何年たってさえも
同じ光景、同じ空気が
ここには流れているんだろうなぁ…
うっすらと、朝焼けに色づく「鉄山」
かたわらで、着実に青空が、広がってきています
さぁ、では ぼちぼち用意をしましょうか…
ところで、朝食後、だるまストーブの前で一服していると…
げげっ
早くも 下から登って来たおじさんが!!
まだ、7時だよ、
ってことは、5時過ぎには登りだしたって事!?
暖を取りに入ってきた その人懐っこいおじさん、
聞いてみると、どうやら我が隊とは別の マイナールートからスタートして登って来たそうです。
九州の小倉から 出張の流れで来たそうで
( ↑ “小倉さん” に決定!!↑)、
昨日 筑波山に登って、その足(車)で 夜中に福島入り、
途中 三春の瀧桜を夜中に眺め、
明け方に 着くなり登りだした、とか…
まじっ!?
大丈夫?“小倉さん”、
なんか、距離感とか、時間感覚が変でねっ?
普通の山ノボラー の感覚ではないっしょ!!
だいたい、いつ 寝てるの? ご飯は? トイレは?
そもそも仕事は 何してるの?
尋ねたいことは山ほど あるんだけど、
確かなことは 常人離れ した、その体力!!
隊長より、どうみても5歳から10歳は年が上に見えるんですが…
「マイナールート」の登山口をスタートして、
途中、ルートを外した踏み抜き地獄を横切って
勢至平で なんとか登山コースに合流できたって笑ってるけど
凄いっす、マジ…
隊長に、山頂へのルートを尋ねてくるので
説明してあげるものの、なんか 話がかみあわず、
おかしいなぁ と 見ると、
登山ガイドブックの小っちゃな20万分の一地図を手にしているし…
( 思わず、予備の2万5千分の一地図を進呈する隊長なのでした… )
きっと百名山なんて とっくに制覇しているんだろうな、
と 尋ねてみると
20年も前から、98座制覇で 留まったままと、笑う『小倉さん』…
これから山頂行く前に、「鉄山」の山頂も踏んでから下りると話す 『小倉さん』…
桁外れの、新種おじさん、捕獲、ですっ!!
呆気にとられたままの我々を残し
嵐のように 出発していく“小倉さん”、お気をつけて~
さっ、気を取り直して、我々も行くとしましょう。
次 来るのは、紅葉の時期でしょうか?
また 来ま~す!!
“小倉さん”、もう山頂には、着いたかな?
それとも、まだ こっちの鉄山の稜線あたりでしょうか?
このあたりから、少しづつ、登ってくる人たちとすれ違いだします。
気をつけて、楽しんできてくださ~い
なんか、いっちょまえに見える おサル隊員です。(笑)
二本松市内が望めます。
“あの光るのが、阿武隈川…”
智恵子さんの愛した、空の下にいます。
春の気配が、確実に感じられます。
太い木の根元が、きれいに丸く雪融けが早いのは、
春の大地から吸い上げる 温い水分の影響なんでしょうか…
そんなこんなで、奥岳登山口まで下りてきました。
振り返り、仰ぎ見る山。
ばいばい、またね~
(余談)
この後、岳温泉へおりる足の無い我が隊、
タクシーを呼ぶなんて もったいないし、1時間くらい、下りだから何とかなるさと
下り始めたはいいんだけど
一本道のどこをどう間違えたんだか、1時間後 気づいた時には大きく遠回り。とほほ…
それでもリカバリーできそうなので 頑張って歩いていたところ…
後ろから来た一台の車が、すすすっ、と停まり、
「乗っていくかいっ?」って
ありがたいっ!!
地獄で仏 ならぬ、
岳温泉で小倉さん!!
って、ええっ!?
小倉さんっ!?
人懐っこい 小倉さんの笑顔が 何故か そこにあるのでした!!
聞くと、あの後、予定通り 鉄山、安達太良山と ピークを踏んで
くろがね小屋で温泉にも入り、
再び 車を置いてきた登り口へ、 「踏抜き地獄」ルートをたどり
戻ったとか…
そしたらそこに、自分と同じく 登山口を間違えた青年がいたので
このルートを進んだら死ぬよ、と ( 小倉さん、自分は例外って訳!? )
僕らのスタートした 奥岳登山口まで、(わざわざ)車で送ってあげて
今ちょうど 下りてきたところなんだとか…
小倉さん、あんた、
人の良いにも 程があるっ!!
鉄人ぶりにも 程があるっ!!
でも、どうしても、と いうなら、ねっ!?
( もう そこからは 岳温泉まで5分の場所でしたが
有難く、好意に甘えさせていただきました、はいっ )
慌しく、お礼も満足に言えず別れてしまいましたが
( このブログ、読んでくれていたなら )
小倉さん、その節はありがとうございました。
んなぁ、わけないか…
そして、前回も汗を流した「光雲閣」へ
湯上り後の打ち上げは、ここ『成駒』で…
ここっ、お奨めですっ!!
つまみもあるし、蕎麦もラーメンも、とんかつも 絶品っす!!
生3杯に、レモンサワー2杯で、
へへっ、最高っす!!
たった一日で、桜もだいぶ 開花がすすみました。
遅かった春も、やっと駆け足で追いついてきたみたいですね。
安達太良山、とても楽しい山行となりました。
次は、GW突入前の間隙をぬって行って来た『燕岳』の報告編で~す!!
お楽しみに!!
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小屋番 佐藤さん自慢の、じっくり煮込んだ
カレーライス!!
しましたとも、お替り、はい 二杯も ね!!
今晩は、我が隊2名と、件の“和尚”、
それと社会人2年目の “まじめ君”(←初登場)
の4名のみの宿泊ですが
明日は2~30人くらい 登って来るようです。
いつもながら、山の夜は早く、消灯前の7時過ぎには、
もう うつらうつら…
おやすみなさい
グッドなモーニングです。
え!? 隊長のいびきが、ちょっとうるさかった!?
デリケートなので、枕や布団が変わると ちょっと…
まあ、早く寝た者勝ちということで…
↑ そりゃ、おまえはいいけどね、
明け方は雲がまだ多く、ご来光は残念ながら望めません
でも、早い時間に すっきり晴れる という天気予報です。
今日はもう下山するだけ
朝ごはん食べたら、
も一度 朝湯しよっと…
山小屋で過ごす、こんな まったりとした時間が とても愛おしく感じられます。
『くろがね小屋』、
決して豪華じゃありませんが、きれいに、清潔に、
大切に磨き、使い込まれてきた月日の重なりが、そこかしこに見て取れます。
きっと、次に来る時も 来年も、十何年たってさえも
同じ光景、同じ空気が
ここには流れているんだろうなぁ…
うっすらと、朝焼けに色づく「鉄山」
かたわらで、着実に青空が、広がってきています
さぁ、では ぼちぼち用意をしましょうか…
ところで、朝食後、だるまストーブの前で一服していると…
げげっ
早くも 下から登って来たおじさんが!!
まだ、7時だよ、
ってことは、5時過ぎには登りだしたって事!?
暖を取りに入ってきた その人懐っこいおじさん、
聞いてみると、どうやら我が隊とは別の マイナールートからスタートして登って来たそうです。
九州の小倉から 出張の流れで来たそうで
( ↑ “小倉さん” に決定!!↑)、
昨日 筑波山に登って、その足(車)で 夜中に福島入り、
途中 三春の瀧桜を夜中に眺め、
明け方に 着くなり登りだした、とか…
まじっ!?
大丈夫?“小倉さん”、
なんか、距離感とか、時間感覚が変でねっ?
普通の山ノボラー の感覚ではないっしょ!!
だいたい、いつ 寝てるの? ご飯は? トイレは?
そもそも仕事は 何してるの?
尋ねたいことは山ほど あるんだけど、
確かなことは 常人離れ した、その体力!!
隊長より、どうみても5歳から10歳は年が上に見えるんですが…
「マイナールート」の登山口をスタートして、
途中、ルートを外した踏み抜き地獄を横切って
勢至平で なんとか登山コースに合流できたって笑ってるけど
凄いっす、マジ…
隊長に、山頂へのルートを尋ねてくるので
説明してあげるものの、なんか 話がかみあわず、
おかしいなぁ と 見ると、
登山ガイドブックの小っちゃな20万分の一地図を手にしているし…
( 思わず、予備の2万5千分の一地図を進呈する隊長なのでした… )
きっと百名山なんて とっくに制覇しているんだろうな、
と 尋ねてみると
20年も前から、98座制覇で 留まったままと、笑う『小倉さん』…
これから山頂行く前に、「鉄山」の山頂も踏んでから下りると話す 『小倉さん』…
桁外れの、新種おじさん、捕獲、ですっ!!
呆気にとられたままの我々を残し
嵐のように 出発していく“小倉さん”、お気をつけて~
さっ、気を取り直して、我々も行くとしましょう。
次 来るのは、紅葉の時期でしょうか?
また 来ま~す!!
“小倉さん”、もう山頂には、着いたかな?
それとも、まだ こっちの鉄山の稜線あたりでしょうか?
このあたりから、少しづつ、登ってくる人たちとすれ違いだします。
気をつけて、楽しんできてくださ~い
なんか、いっちょまえに見える おサル隊員です。(笑)
二本松市内が望めます。
“あの光るのが、阿武隈川…”
智恵子さんの愛した、空の下にいます。
春の気配が、確実に感じられます。
太い木の根元が、きれいに丸く雪融けが早いのは、
春の大地から吸い上げる 温い水分の影響なんでしょうか…
そんなこんなで、奥岳登山口まで下りてきました。
振り返り、仰ぎ見る山。
ばいばい、またね~
(余談)
この後、岳温泉へおりる足の無い我が隊、
タクシーを呼ぶなんて もったいないし、1時間くらい、下りだから何とかなるさと
下り始めたはいいんだけど
一本道のどこをどう間違えたんだか、1時間後 気づいた時には大きく遠回り。とほほ…
それでもリカバリーできそうなので 頑張って歩いていたところ…
後ろから来た一台の車が、すすすっ、と停まり、
「乗っていくかいっ?」って
ありがたいっ!!
地獄で仏 ならぬ、
岳温泉で小倉さん!!
って、ええっ!?
小倉さんっ!?
人懐っこい 小倉さんの笑顔が 何故か そこにあるのでした!!
聞くと、あの後、予定通り 鉄山、安達太良山と ピークを踏んで
くろがね小屋で温泉にも入り、
再び 車を置いてきた登り口へ、 「踏抜き地獄」ルートをたどり
戻ったとか…
そしたらそこに、自分と同じく 登山口を間違えた青年がいたので
このルートを進んだら死ぬよ、と ( 小倉さん、自分は例外って訳!? )
僕らのスタートした 奥岳登山口まで、(わざわざ)車で送ってあげて
今ちょうど 下りてきたところなんだとか…
小倉さん、あんた、
人の良いにも 程があるっ!!
鉄人ぶりにも 程があるっ!!
でも、どうしても、と いうなら、ねっ!?
( もう そこからは 岳温泉まで5分の場所でしたが
有難く、好意に甘えさせていただきました、はいっ )
慌しく、お礼も満足に言えず別れてしまいましたが
( このブログ、読んでくれていたなら )
小倉さん、その節はありがとうございました。
んなぁ、わけないか…
そして、前回も汗を流した「光雲閣」へ
湯上り後の打ち上げは、ここ『成駒』で…
ここっ、お奨めですっ!!
つまみもあるし、蕎麦もラーメンも、とんかつも 絶品っす!!
生3杯に、レモンサワー2杯で、
へへっ、最高っす!!
たった一日で、桜もだいぶ 開花がすすみました。
遅かった春も、やっと駆け足で追いついてきたみたいですね。
安達太良山、とても楽しい山行となりました。
次は、GW突入前の間隙をぬって行って来た『燕岳』の報告編で~す!!
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