お初でございます、木曽駒ケ岳、
天気はいいものの
風、強っ!!
お腹が空いたねぇ~
そう言えば ロープウェイ待ちに食べたお蕎麦以来
何も食べてなかったっけ…
そういゃあ、さっきなめた はちみつ飴
効いたなぁ~
フード 被って、
耳まで隠せば、なんとかしのげるけど、
見栄え、悪っ!!
ぷぷっ、おサル君ったら、最近 ちょっとベテランを気取って
主要な場所を通過する度に その時間をメモったりしています…
( 多分、あとどれくらいで食事にありつけるか、逆算してるに違いありません )
空は完全に 秋空の色…
宝剣岳の 尖がりと ぶっささり具合が、
これくらい離れたほうが よくわかるネッ
南アルプス オールスターズ!!
隊長、ちょっと気取って、はいっ!!
木曽駒ケ岳は、地元の人にとっての信仰の山
山頂奥には ちゃんと祠があるのです。
「おかげさまで なんとか吹き飛ばされずに ここまで来れたでごぜえます… ぶつぶつ…」
森林限界を超えたのが一目でわかる山肌。
ここが、3,000mを越した高所であることを思い出させてくれます。
木曽側の はるか下に 木曽川が光ってます。
富士山も、その頭だけのぞかせて…
そして 木曽御嶽山…
あそこで 何十人もの方が…
ご冥福をお祈りいたします…
こちらは、北アルプスの大スター、槍さまに 穂高さま…
さてさて,
木曽駒ヶ岳の山頂からの眺望も楽しんだし
今夜のお宿に向かうとしますか。
秋の日差しは もうとっくに傾きかけていて
山頂から外れた途端、
さっきまでの賑わいも 幻のように消えてしまいました
山頂を越して しばらく進むと
見えてきました、頂上木曽小屋。
最初は こちらにご厄介になる予定でした…
あらーっ!?
って いうと、我隊の泊まる 玉乃窪山荘が 見えてこないとおかしいんだけどなぁ…
あった、あった、
ちょうどお隣の木曽前岳との間の コルの部分に建っています。
振り返ると、頂上木曽小屋が かろうじて見える距離ではあります…
「ホテル千畳敷」はともかく、
木曽駒ヶ岳の山頂を含め、
乗越浄土からの稜線上には、幾つかの山小屋があります。
宝剣山荘、駒ヶ岳頂上山荘、頂上木曽小屋、などなど…
そんな中から 今回 我が隊が選んだのが…
『玉乃窪山荘』
なにぶん初めての山、
いつもならネットも含め十分リサーチしていくのですが
( あ、食事の事もあるので、これは 本来 おサル君担当の仕事 )
急遽 決行した今回の山行、
少ない時間で決めざるを得ず、
しかも紅葉シーズンど真ん中の土日、
予約が取れれば ラッキー、ってなもんでがす。
運良く、頂上木曽小屋が、 混んではいるものの
なんとか入れるという事で、
まぁ、又 何人かで布団一枚パターンかなぁ、と
宿泊環境については半ば諦めていたのでした…
ところが直前で、おサル君が
「 そこに玉乃窪山荘っていうのがあるの⁈
誰かのブログで、シャワーもあって、ご飯も美味しいって書いてたよ」
と のたまうのです…
隊長も 何かの記事で、( 同じブログなのかなぁ?)
その事は知っていました。
しかし、予約できるか聞きたくて 何度も電話したのですが
結局 繋がらず、諦めていたのです…
多分、もう今シーズンは営業を終えてしまったんだろう、
と 話していた直後でした。
携帯に一本の電話が…
「 こちら玉乃窪山荘と申しますが、お電話 頂戴してましたか?」
電波状況が悪いらしく、
時々 繋がった時に 着信履歴を見て電話をしているとの事…
これは、何かのご縁かも…
木曽小屋さんには お詫びして、
こうして 玉乃窪山荘さんに お世話になる事となりました。
今回、我が隊が取るコースでは、
山頂を木曽小屋さんの更に向こう側に下りる為、
片道 25分ほど余計にかかります。
到着です‼
先に小屋にいたのは、三人だけ。
お布団の心配は 取り敢えずしなくてよさそうです。
例の “カ~ル” パンパンっす
ここの山小屋には、
おサル君は シャワーがあるんだよ、と
強調していましたが、隊長、本音を言えば
その事にはあまり期待しないようにしていました。
無きゃ諦めもつくのに、
期待して、逆に使えなくてガッカリするのも嫌だったし、
そもそも
山小屋って、本来 命が脅やかされるような場面で
登山者を それから守ってくれる事こそが 最大の存在意義だと思うし、
だから 極端な話、雨露をしのげて、
なにがしかの食べ物が供されれば、
必要にして十分なんじゃないかな、と…
自分も含めて、今、登山ブームの中で
案外と抵抗なく山に向かう人が増えていますよね、
その事自体は すごくいい事だけど、
中には
下界の感覚をそのまま山に持ち込んでしまっている人がいるのも事実。
山小屋で出される食べ物が 美味しいに越した事はないけど
サービスがなってないだとか、
部屋がきれいでないだとか、トイレが臭いだとか、
山小屋を維持している人達の苦労を
少しでも考えた事がある人だったら、
仮に何か思っても、ごくごく身内の人以外には
そうした不満を漏らしては
ルール違反なんじゃないかなぁ…
玉乃窪山荘さんは、
その意味では、まさに天国かもしれません。
一人500円を、宿代にプラスして払いさえすれば
あったかいシャワーが使え、
ドライヤーまで使え、
ビックリしたのは、部屋でテレビまで見ることができたこと。
部屋も トイレだって清潔だし、
その日の夕ご飯は、なんとキノコの炊き込み御飯‼
あぁ、ここが天国でない わけがないじゃあないですかぁ…
なんだか 言ってる事が 支離滅裂ですが、
そんな山小屋なのに、
結局、その日の宿泊は 我が隊を含めた五人のみでした。
この快適さを もっと前面に打ち出せば、
下界と同じに
不便なく過ごせることを優先する人は増えるかもしれないけど、
結局 誰も、
そんな人で山や 山小屋が溢れることを願ってないんじゃないかなぁ…
珍しく考え込む、隊長なのでした。
強風が おさまった 日没前、
外に出てみました。
雲もそれほどなく、今夜は 満天の星空が
期待できそうです。
明日も、はれるといいねっ…
も一回、 木曽駒ケ岳~宝剣岳 後編に続きまーす。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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お腹が空いたねぇ~
そう言えば ロープウェイ待ちに食べたお蕎麦以来
何も食べてなかったっけ…
そういゃあ、さっきなめた はちみつ飴
効いたなぁ~
フード 被って、
耳まで隠せば、なんとかしのげるけど、
見栄え、悪っ!!
ぷぷっ、おサル君ったら、最近 ちょっとベテランを気取って
主要な場所を通過する度に その時間をメモったりしています…
( 多分、あとどれくらいで食事にありつけるか、逆算してるに違いありません )
空は完全に 秋空の色…
宝剣岳の 尖がりと ぶっささり具合が、
これくらい離れたほうが よくわかるネッ
南アルプス オールスターズ!!
隊長、ちょっと気取って、はいっ!!
木曽駒ケ岳は、地元の人にとっての信仰の山
山頂奥には ちゃんと祠があるのです。
「おかげさまで なんとか吹き飛ばされずに ここまで来れたでごぜえます… ぶつぶつ…」
森林限界を超えたのが一目でわかる山肌。
ここが、3,000mを越した高所であることを思い出させてくれます。
木曽側の はるか下に 木曽川が光ってます。
富士山も、その頭だけのぞかせて…
そして 木曽御嶽山…
あそこで 何十人もの方が…
ご冥福をお祈りいたします…
こちらは、北アルプスの大スター、槍さまに 穂高さま…
さてさて,
木曽駒ヶ岳の山頂からの眺望も楽しんだし
今夜のお宿に向かうとしますか。
秋の日差しは もうとっくに傾きかけていて
山頂から外れた途端、
さっきまでの賑わいも 幻のように消えてしまいました
山頂を越して しばらく進むと
見えてきました、頂上木曽小屋。
最初は こちらにご厄介になる予定でした…
あらーっ!?
って いうと、我隊の泊まる 玉乃窪山荘が 見えてこないとおかしいんだけどなぁ…
あった、あった、
ちょうどお隣の木曽前岳との間の コルの部分に建っています。
振り返ると、頂上木曽小屋が かろうじて見える距離ではあります…
「ホテル千畳敷」はともかく、
木曽駒ヶ岳の山頂を含め、
乗越浄土からの稜線上には、幾つかの山小屋があります。
宝剣山荘、駒ヶ岳頂上山荘、頂上木曽小屋、などなど…
そんな中から 今回 我が隊が選んだのが…
『玉乃窪山荘』
なにぶん初めての山、
いつもならネットも含め十分リサーチしていくのですが
( あ、食事の事もあるので、これは 本来 おサル君担当の仕事 )
急遽 決行した今回の山行、
少ない時間で決めざるを得ず、
しかも紅葉シーズンど真ん中の土日、
予約が取れれば ラッキー、ってなもんでがす。
運良く、頂上木曽小屋が、 混んではいるものの
なんとか入れるという事で、
まぁ、又 何人かで布団一枚パターンかなぁ、と
宿泊環境については半ば諦めていたのでした…
ところが直前で、おサル君が
「 そこに玉乃窪山荘っていうのがあるの⁈
誰かのブログで、シャワーもあって、ご飯も美味しいって書いてたよ」
と のたまうのです…
隊長も 何かの記事で、( 同じブログなのかなぁ?)
その事は知っていました。
しかし、予約できるか聞きたくて 何度も電話したのですが
結局 繋がらず、諦めていたのです…
多分、もう今シーズンは営業を終えてしまったんだろう、
と 話していた直後でした。
携帯に一本の電話が…
「 こちら玉乃窪山荘と申しますが、お電話 頂戴してましたか?」
電波状況が悪いらしく、
時々 繋がった時に 着信履歴を見て電話をしているとの事…
これは、何かのご縁かも…
木曽小屋さんには お詫びして、
こうして 玉乃窪山荘さんに お世話になる事となりました。
今回、我が隊が取るコースでは、
山頂を木曽小屋さんの更に向こう側に下りる為、
片道 25分ほど余計にかかります。
到着です‼
先に小屋にいたのは、三人だけ。
お布団の心配は 取り敢えずしなくてよさそうです。
例の “カ~ル” パンパンっす
ここの山小屋には、
おサル君は シャワーがあるんだよ、と
強調していましたが、隊長、本音を言えば
その事にはあまり期待しないようにしていました。
無きゃ諦めもつくのに、
期待して、逆に使えなくてガッカリするのも嫌だったし、
そもそも
山小屋って、本来 命が脅やかされるような場面で
登山者を それから守ってくれる事こそが 最大の存在意義だと思うし、
だから 極端な話、雨露をしのげて、
なにがしかの食べ物が供されれば、
必要にして十分なんじゃないかな、と…
自分も含めて、今、登山ブームの中で
案外と抵抗なく山に向かう人が増えていますよね、
その事自体は すごくいい事だけど、
中には
下界の感覚をそのまま山に持ち込んでしまっている人がいるのも事実。
山小屋で出される食べ物が 美味しいに越した事はないけど
サービスがなってないだとか、
部屋がきれいでないだとか、トイレが臭いだとか、
山小屋を維持している人達の苦労を
少しでも考えた事がある人だったら、
仮に何か思っても、ごくごく身内の人以外には
そうした不満を漏らしては
ルール違反なんじゃないかなぁ…
玉乃窪山荘さんは、
その意味では、まさに天国かもしれません。
一人500円を、宿代にプラスして払いさえすれば
あったかいシャワーが使え、
ドライヤーまで使え、
ビックリしたのは、部屋でテレビまで見ることができたこと。
部屋も トイレだって清潔だし、
その日の夕ご飯は、なんとキノコの炊き込み御飯‼
あぁ、ここが天国でない わけがないじゃあないですかぁ…
なんだか 言ってる事が 支離滅裂ですが、
そんな山小屋なのに、
結局、その日の宿泊は 我が隊を含めた五人のみでした。
この快適さを もっと前面に打ち出せば、
下界と同じに
不便なく過ごせることを優先する人は増えるかもしれないけど、
結局 誰も、
そんな人で山や 山小屋が溢れることを願ってないんじゃないかなぁ…
珍しく考え込む、隊長なのでした。
強風が おさまった 日没前、
外に出てみました。
雲もそれほどなく、今夜は 満天の星空が
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明日も、はれるといいねっ…
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