てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

不明種--->ヨモギエダシャク???--->エダシャクの黒化型

2011年08月01日 12時01分40秒 | インポート

この蛾に、今年二度会ったが名前が判らない。
ほとんど真っ黒に見えた。

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この蛾はヨモギエダシャクかも知れない。
似た画像をネットで見つけた。
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ASUZUKIさんから次のようなコメントを頂きました。
昆虫を研究、観察されておられる方々にとって、とても有益な情報だと思い、(勝手ですが) ここに転載させて頂きました。
ASUZUKIさん無断ですみません、有難うございました。

------------------------------頂いたコメント---------------------------
こんばんは。

これはいわゆる「黒化型」です。蛾に限らず色々な昆虫で時々見られます。
ヨモギエダシャク(黒化型)とのご推察ですが、ヨモギの前翅は先が細くて独特のシルエットをしていますがお写真の前翅はやや丸い感じがします。
黒化型は大きさ、シルエット、わずかに残った斑紋から推測するしかありませんが、大きさはヨモギぐらいだったでしょうか?

ところで、黒化型(暗化型)と言えばイギリスで産業革命の頃にオオシモフリエダシャクの黒化型が増えた話は昔の生物の教科書などでよく取り上げられていたのですが、ご存知でしょうか?
工業化の進んだ地域は石炭のススで環境全体が黒っぽくなっているため黒化型の方が目立たなくて生存に有利だという説明がなされ、進化論における自然選択例とされていたのですが、最近では異論もあるようです。
いずれにしても種や地域によっても出現率は異なりますが、特にエダシャクの黒化型は結構見られます。

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クワエダシャク 終令幼虫???

2011年08月01日 11時48分34秒 | インポート
7月20日撮影



7月27日撮影

上の写真は7月20日に、下のは7月27日に同じヤマグワの老木で撮影。
その時に幼虫を調べたが何の幼虫だか判らずにお蔵入りとなった。
たしか、70mmぐらいの長さだった。

昨日整理していて、もしやクワエダシャクの終令幼虫ではと思いネットで調べたのだが見つからない。
どれも皆、若い幼齢幼虫しか載っていなかった。
この幼虫はクワの小枝そっくりで、良く土瓶を掛けようとして落としたことから土瓶割と呼ばれる。

この幼虫に顔付近が良く似ている。

そして飛躍した考えが浮かんだ。
これは同一の個体では無いかと。
一週間で蛹、更に成虫になる筈はないと思うのだが・・・。





ホソカミキリ

2011年08月01日 07時25分07秒 | インポート



このカミキリムシも公園のトイレにいた。
20日以上も前に撮ったのに忘れていたが、昨日の雨降りのお陰で気がついた。
時々、見直すと忘れているものがある。

このカミキリ、大きいのだが色気のない容姿。

                                                                                             

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