てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

2012道東探鳥記 - エゾセンニュウ???---->ノゴマ メス成鳥

2012年07月01日 18時12分51秒 | インポート







この鳥は最後まで悩んだ・・・
エゾセンニュウなら、なかなか見られない鳥だという。
シマセンニュウなら、さほどでも無いらしい。

区別は大きさが違う。
背面の色と模様が違う。
と言うのだけれどその肝心の画像が無い。

大きさはスズメより小さければシマセンニュウ。
スズメより大きければエゾセンニュウだという。

見た時の印象が大変に大きくて、個人的にはこれはエゾセンニュウだと思っているのだが、さて?

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この記事を書いてから約4ヶ月が過ぎた11月5日に「みどり」さんから思いがけないコメントを頂いた。
この鳥はノゴマのメスだと教えて頂いた。
詳しく解説も書いて頂いたのでここに転載させて頂いた。
読めば読むほど全くその通りでしっかり納得できた。

みどりさん有難う御座いました。
おかげ様ですっきりしました。
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みどり : これはノゴマのメス成鳥です。ノドにわずかに赤色の発色がありますが、ノドに赤味があるメスもいます。淡色の眉斑と顎線があり、ふしょが長く、また大雨覆の先端に淡色斑がなく、幼羽は残っていません。
エゾセンニュウはウグイス科、ノゴマはツグミ科で体型も違います。
また、行動面からも、エゾセンニュウは、開けた場所で杭に止まることは、まずありません。林縁などヤブの中の薄暗いところにいるのが普通です。

書き忘れましたが、口の中が真っ黒である点もエゾセンニュウではないことを示しています。ノゴマは成鳥になると、口中が真っ黒になります。





2012道東探鳥記 - オジロワシ

2012年07月01日 17時04分46秒 | インポート




3羽のオジロワシが空を舞った。



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開発による生息地の破壊、人間の侵入による繁殖の妨害などにより生息数は減少している。
また死骸も含めた獲物を通じて農薬による有機塩素化合物や狩猟用の銃弾による鉛での中毒も懸念されている。
スコットランドでは絶滅したが、再導入された。
日本では1970年に種として国の天然記念物、1993年種の保存法施行に伴い国内希少野生動植物種に指定されている。


2012道東探鳥記 - ウミガラス 夏羽

2012年07月01日 16時42分36秒 | インポート



そばに居た上級者から、あそこだよと教えて頂いた。
この鳥も極端に数が少ないとのこと。

出会いはほんの一瞬だった。

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体長40cm,体重1160gでカナダ西海岸から日本沿岸にかけて分布する亜種inornataはウミスズメ科の中で最大である。
背中が暗褐色で、腹は白い。冬羽では頬のあたりまで白い部分が増える。
水中では翼で羽ばたいて泳ぎ、水深50m(最深記録180m[10])を3分間ほど潜水できる。ただし脚が体の後方にあるため、陸上を歩くのが苦手である、とある。




2012道東探鳥記 - ハシボソミズナギドリ

2012年07月01日 15時30分44秒 | インポート








最も長距離の渡りをする鳥の一つとして知られ[1]、1年のうちに累計距離にして約32,000kmを移動する
5-6月には太平洋岸に北上する若い個体が多く見られる。大群はイカオキアミなどを探して洋上を移動する。
体色はほぼ全身黒褐色だが、体の下面はやや灰色がかっている。
翼の下面は光線の具合によって、灰色や灰白色に見える。
嘴は黒褐色で、他のミズナギドリと比べると短く(嘴峰長31.5-34.5mm)細めであり、これが和名の由来である。足は黒褐色。






2012道東探鳥記 - ケイマフリ

2012年07月01日 15時05分48秒 | インポート






ガビチョウの目と似ている。
口論しているものもいた。

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体長は40cmほどで、ハトより少し大きい。夏羽は全身が黒で、目のまわりから目尻にかけて白い。
「ケイマフリ」という名称はアイヌ語名のケマフレ(kemahure「足が赤い」の意)に由来し、その名の通り鮮やかな赤橙色の足をもつ
一方、英名の"Spectacled"は「眼鏡をかけた」という意味で、目の周囲の白い模様を指している