てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

シロスジカミキリ

2012年07月03日 18時02分50秒 | インポート





日本最大種のカミキリムシ。


交尾が終わったメスは生木の幹の低い所にやってきて、木の皮をかじって円形の穴をあけて産卵する。
メスは横に移動しながら次々と産卵するので、木の幹には産卵痕が輪状に残る。
それらの産卵部位では師管道管も損傷するので、樹皮が再生してもささくれ立ったような状態になったり、こぶ状に肥大したりする。

天敵はウマノオバチで幹にひそむ幼虫に産卵する。卵から孵化したハチの幼虫はカミキリムシ幼虫の体を食べて成長する、とある。




シロシタホタルガの産卵

2012年07月03日 17時07分14秒 | インポート





サワフタギの木で3頭のシロシタホタルガの産卵に出会わせた。
調べて見るとシロシタホタルガは幼虫越冬するという。
つまり間も無く孵化して、小さな幼虫を見ることが出来るということだ。
幼虫は未だ見たことが無い。

卵で越冬するものと思い込んでいたので、楽しみが近くなった。
卵は黄白色だというが写真を拡大してみても何処にもそれらしいものが見えない。
チョクチョク観察を続けてみようと思う。