実際は上下反対に止まっていた。
低い棚板の下面に張り付いていて、正面からは撮れない事情があった。
初めての蛾だったので見つけて嬉しい。
幼虫はエゴノキ、ハクウンボクを食べるという。
雨模様だったが傘を腰にさして出かけた。
ムラサキケマンを調べてウスバシロチョウの幼虫を探すのが目的だった。
この辺りでは毎年ウスバシロチョウが多数飛ぶ。きっと幼虫もいる筈だ。
しかし、とうとう見つけることが出来なかった。
ツマキチョウはムラサキケマンが好きなようだ。
昨日のヒオドシチョウの幼虫の傍に、もう一団の幼虫の塊を見つけた。
だが早速、寄生バエが狙っていた。
ハエが近づくと幼虫たちは一斉ににお尻を挙げてハエを威嚇すると聞いた。
固まっているのは寄生バエ対策なのだ。
2014年04月24日に撮った寄生バエ。クリックすると記事にリンクする。
面白いことが書かれていた。
以下はあおもり昆虫記様より。
雄は集団で群れ飛ぶ。俗にいう蚊柱だ。この蚊柱の下を体の大きい雄が占領し、上は小さい雄で占められている。なぜか。
地面から出て来る雌を捕えて交尾するチャンスを得るには、蚊柱の下にいる方が有利だからだ。雌にしても大きく強い雄の方が種の保存のために都合がよい。
苛酷な交尾が待っているのだから。
精子は半日以内に雌の体内に渡されるが、雄はなんと2-3日もくっついたままでいる。
雌が2回以上交尾すると、最後の交尾の精子が卵子と受精するという現象を防止するための作戦だ。
つまり、他の雄に交尾させないため、いつまでもくっついているわけで、体を張って“寝とられ防止”の貞操帯となっているのである。愛の虫と呼ばれるゆえんだ。
交尾中、雌は花の蜜などを吸うが、雄は逆向きだからロクに食事もできない。命がけの交尾に耐えるには、やはり雄は強く大きくなければならないのである。
そろそろコチドリの「つがい」が成立している頃では様子を見に行ってきた。
なんともう抱卵している。
コチドリもまたカラスに雛を狙われる。
何とか無事に巣だってほしい。
つがいは、なんだか落ち着かない様子。
昨日のカワガラスの雛。
もう小さい虫を捜すこともできる。
泳ぎもダイビングだってできる。
150420
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今日 04月20日(月)[仏滅] |
明日 04月21日(火)[大安] |
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