冷房の効いた室内に置かれていて、ガラス越しに撮影。
原産地のチベットなどでは種子を食用にしたり、全草を薬用や乾燥させ漢方に用いたりするが、多くの現地人からは一般的にヤクすら食べない刺だらけの厄介な雑草、という扱いをされている。
もっとも標高の高い地域に産するM. horridula は、ブータンの国花に指定されている。
また、大池高原 ヒマラヤの青いケシ様には次のようにある。
正式名は「メコノプシス」で、ブルーポピーとも呼ばれます。「ヒマラヤンブルー」と言われる神秘的な色は、一度見ると目に焼きつきます。
本場のヒマラヤや中国雲南省では、コバルトブルー・紫・黄・赤など色々な色があります。
標高3000-5000メートルの高地に自生する花で、苗も売っていますが、耐暑性が非常に弱いので栽培は簡単ではありません。
また、低地では、咲いても色があまり青くならないようです。高地で短期間しか咲かないために「幻の花」とも呼ばれます。
大池高原は標高が1500mあるとはいえ、これだけたくさんの株に増やされたのは並大抵のご苦労ではなかったでしょう。