アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

次に向けて

2006年02月09日 | ピアノ全般
今日はピアノのレッスンでした。
レッスンよりも、先日の発表会のお話が先行しました。

私にとっては、さらに嬉しい情報がありました。
ステージ上の感じがとても良く、音楽も伝わって、
観客席までやわらかな空気になったとのこと。
また、ワルツ第15番はとても良かったと、
改めてお誉めいただきました。

私が思っていた以上に多くのものが、
ピアノの音色と共に流れていたのだと思うと、
ものすごく嬉しくなりました。

今日はワルツ第4番のレッスンに入りました。
曲の流れや、テンポ、強弱等の細かい説明を受け、
弾けるところを少しだけ弾きました。

この曲は、とにかく「f」だらけなのです。
でも、「f」イコール「強く」だけではなさそうで…。
逆に言うと、「f」をすべて「強く」と解釈してしまうと、
ひたすらガンガンと弾き鳴らす曲になってしまいます。

1ページにも満たない楽譜の中に、
いくつも鏤められている「f」の本当の意味を探りつつ、
これから少しずつ進めていきます。

次回はベーゼンドルファーで、ブラームスの
ワルツ第1番、第15番、第4番の順に演奏する計画です。

ひとりで奏でるオーケストラ

2006年02月09日 | 音楽
ブラームスのピアノ譜には、
たくさんの音符が書かれています。
楽譜を見て、
「黒い」という印象を抱く人も多いでしょう。

なぜ、ブラームスのピアノ曲は、
音符が混み合っているのでしょうか?

それは、たとえピアノ曲であっても、
ブラームスの頭の中には、
オーケストラの演奏が流れていたからだと思います。

ブラームスのピアノ曲を、
そのままオーケストラに置き換えることが
可能であると、私は思います。

和音が5音であるならば、それらはそれぞれに
5種類の楽器の音になることができるんです。