アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

イメージトレーニング

2006年02月15日 | 雑記
連日テレビでトリノ・オリンピックを見ていて、
改めて思うこと。

本番のその時を迎えるにあたり、
すべての条件を整えるということは、
とてもデリケートなのですね。

そこに至るまでの練習量は、
皆、甲乙つけがたいと思います。

大舞台での緊張は、多くの人にあるでしょうし、
また、スタートの瞬間に向けての集中力も必要です。
そこを、どういう風にできるかによりけりで、
本番の出来が左右されるようなところもありそうです。

ただ、スポーツの場合。
たとえ自己ベストであっても、
他の選手の成績が良ければ、全体の評価としては、
満足がいくものを得られないこともあります。

スポーツでは、
イメージトレーニングはほぼ必須だと思います。

ここで、ピアノを見てみると、
イメージトレーニングは、少ないように思います。

リハーサルも、ひとつのイメージトレーニングでしょう。

簡単なところでは、
自分自身が落ち着くことができるもの、
イヤリングや、小さなコサージュ、ヘアアクセサリー、
等々を身につけることがあるとか…。

ただこれも、単純に身につけるだけではなく、
事前のイメージトレーニングが必要なようです。

日常生活においても、
イメージトレーニングの入り込む余地が、
たくさんありそうです。

自分がイメージした通りになるということは、
よくあることです。

「きっと」や「どうせ」と思ってしまうと、
それなりの結果しかついてきません。
なぜならば、そう思った瞬間に、
気持ちが前を向くことをやめてしまうから。

大きな目標を持つことはもちろんですが、
それに向けての「小さな目標」を持つことも
大切だと思います。

まず、小さな目標を達成する自分をイメージすること。
そして、それを実現すること。

気持ちは、
アクセルにも、ブレーキにも
なるのですね。

今よりもちょっぴり素敵な自分を
イメージしましょう。