アンダンテ ~私の歩幅で~

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立ち居振る舞い

2006年02月27日 | スポーツ
トリノ・オリンピックのフィギュアスケートで、
文句なしの金メダルを獲得した荒川静香選手。
とっても素敵でした~☆

長年の練習の積み重ねが、実を結んだのですね。

オリンピックは4年に1回しかないので、
タイミングその他の要素も含まれるような気がします。
「運」と言ってしまえばそれまでですが、
運も実力のうちですよね。

24歳という年齢は、世間一般では
まだまだこれからだと思います。
でも、フィギュアスケーターとしては、
どうやら微妙なニュアンスもあるようです。

荒川選手の演技は、とても美しかったです。
そこは世界の誰もが認めるところでしょう。

そして、表彰台の上の荒川選手も、
非常に美しかったのです。
普通に立っているだけだったのかもしれませんが、
そのまま絵になりそうな美しさでした。
きっと、どの角度から見ても
とても綺麗なのだと思います。

「クールビューティ」(わりと無表情)
と呼ばれる荒川選手から
自然とこぼれ出る笑顔もまた、
とても素敵でした。

好きなことを続けるということは、
単純に面白おかしいわけではなく、
むしろ苦しいことの方が多いのだということを、
改めて教えられた気がします。

できなかったことを、
努力してできるようになったときの喜びは、
誰もが経験していると思います。

そしてまた、できるようになったことを、
自分の得意なものにしていくと、
それは自信に繋がるのだと思います。

強い心を持ち、しなやかに振る舞う荒川選手。

彼女の胸にかけられた金メダルから
発せられる光の筋は数知れず、
多くの人々の心にまで届いていることでしょう。