アンダンテ ~私の歩幅で~

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オクターブの壁

2006年02月16日 | ピアノ全般
ブラームス 《16のワルツ》 第1番冒頭
Walzer Opus 39 Klavier zu zwei Haenden (ヘンレ版)】


ブラームスの「16のワルツ」第1番(op.39-1)は、
ロ長調(H dur)の明るい曲で、
華麗な舞踏会の幕開けがイメージできます。

曲としては、あまりややこしいものではありませんが、
実際に弾くとなると、結構大変な1曲だと思います。

オクターブのフォルテが続くため、
それを維持する安定した手指の力と弾力性、
そして、オクターブの鍵盤を確実に捉えることが
要求されます。

ブラームスのように、手の大きい男性にとっては、
あまり大変な曲ではないかもしれませんが…。

この曲を私は一応弾けますが、まだまだ不安定です。

白鍵でオクターブを弾いたとき、
時折となりの鍵盤にも触れてしまい、
余分な音が入って濁ってしまうのです。(涙)

しっかり弾こうとして、私は、
つい手首まで固めてしまいます…。

オクターブをきれいに弾きたいと思い、
最近始めたのが、ハノンのオクターブ練習です。
随分前にマルをいただいておりますが、
その後はほとんど弾いていませんでした。

ハノン51番「オクターブで音階をひくための準備」
には、以下のように書かれています。

  1と5の指を固くせずにオクターブにおき、
  手首を十分に柔らかくしてしっかり押さえ、
  他の指はややまるくします。
  手首がらくに動くようになるまで、
  初めの8小節をゆっくりとくり返し、
  次にだんだん速くしながら全部をとまらずにひきます。
  もし手首がつかれたら、だんだんゆっくりに速度をおとします。
  つかれがとれたら、またしだいに速くします。


まずは自己満足の演奏を目指して、頑張っています♪