昨年秋、私が次に練習する曲の案のひとつとして
ピアノの先生がブラームスのワルツ(opus39-15)を
奏でてくださいました。
その時の私の気持ちは・・
「私、もうブラームスを弾いてもいいのですか?」
ということと、
「ブラームスが弾ける!」
という、驚きと、喜びの、両方がありました。
「ブラームスは難しい」
というイメージしかなかったので、
ブラームスの曲を、今の私が弾くなんて、
全く想像もしていませんでした。
ブラームスの曲は、技術的に難しいわりに、
そこまで難しいようには聞こえないのです。
それが故に、発表会などでは
避けられることも多いと思います。
もしかしたら、短い曲だからということで、
先生は提示してくださったのかもしれません。
その辺の事情など私はどうでもよくて、
とにかく「ブラームスが弾ける!」ということが
とても嬉しくて、早速譜読みに入りました。
そこで、演奏者ならではの喜びを見出しました。
まるで手品のタネあかしを見るような、
まるで舞台裏を見るような、
そんな気持ちになりました。
多分、同じような現象が、
ブラームスの管弦楽や室内楽でもあると思います。
音楽を聴いていただけでは、わからないけれど、
実際に自分がブラームスの楽譜に沿って演奏するとき、
「ブラームスの仕掛け」があることに気付くでしょう。
演奏者ならではの喜びが、
ブラームスの作品にはあるように感じてしまいます。
歌曲には「仕掛け」がないのでしょうか?
歌そのものには、もしかしたら、ないかもしれません。
でも、ピアノパートには埋め込まれているかも?
・・なんて想像しています。
どうしても「歌」と「ピアノ伴奏」
という位置付けになりがちな歌曲ですが、
その通りでは、つまらないです。
聴いている側にはわからないような何かが、
歌曲にも、きっと埋め込まれているはずだと
想像しています。
だから、ブラームスの作品を演奏するときは、
もしかしたら、ちょっぴり優越感を持っても
悪くはないのかも?
な~んて大それたことをチラッと思ったり…。
難所を涼しい顔して通り過ぎる快感♪
難所を「難所でございます」と、
いかにも難しそうな顔をして通り過ぎるのでは、
あまりにも、つまらないです。
一生懸命に練習して、繰り返し練習して…。
舞台に上がるまでは、どんなに大変であろうとも、
一度舞台に上がったら、そこから先は、
音楽を演出するエンタティナーになるのですもの。
それまで苦労してきたことは、上手に音に乗せて、
音楽のエッセンスとして曲に混ぜ込みます。
聴いている人には、
そんなエッセンスが入っているなんて、
ダイレクトには気付かれないように。
でも、香りは感じられるように。。。
そんな演奏ができたらいいなぁ~♪
そのためには練習あるのみなのですね!
今日の練習は僅かでしたが、
それでも、タネの栄養分になると思えば☆
ピアノの先生がブラームスのワルツ(opus39-15)を
奏でてくださいました。
その時の私の気持ちは・・
「私、もうブラームスを弾いてもいいのですか?」
ということと、
「ブラームスが弾ける!」
という、驚きと、喜びの、両方がありました。
「ブラームスは難しい」
というイメージしかなかったので、
ブラームスの曲を、今の私が弾くなんて、
全く想像もしていませんでした。
ブラームスの曲は、技術的に難しいわりに、
そこまで難しいようには聞こえないのです。
それが故に、発表会などでは
避けられることも多いと思います。
もしかしたら、短い曲だからということで、
先生は提示してくださったのかもしれません。
その辺の事情など私はどうでもよくて、
とにかく「ブラームスが弾ける!」ということが
とても嬉しくて、早速譜読みに入りました。
そこで、演奏者ならではの喜びを見出しました。
まるで手品のタネあかしを見るような、
まるで舞台裏を見るような、
そんな気持ちになりました。
多分、同じような現象が、
ブラームスの管弦楽や室内楽でもあると思います。
音楽を聴いていただけでは、わからないけれど、
実際に自分がブラームスの楽譜に沿って演奏するとき、
「ブラームスの仕掛け」があることに気付くでしょう。
演奏者ならではの喜びが、
ブラームスの作品にはあるように感じてしまいます。
歌曲には「仕掛け」がないのでしょうか?
歌そのものには、もしかしたら、ないかもしれません。
でも、ピアノパートには埋め込まれているかも?
・・なんて想像しています。
どうしても「歌」と「ピアノ伴奏」
という位置付けになりがちな歌曲ですが、
その通りでは、つまらないです。
聴いている側にはわからないような何かが、
歌曲にも、きっと埋め込まれているはずだと
想像しています。
だから、ブラームスの作品を演奏するときは、
もしかしたら、ちょっぴり優越感を持っても
悪くはないのかも?
な~んて大それたことをチラッと思ったり…。
難所を涼しい顔して通り過ぎる快感♪
難所を「難所でございます」と、
いかにも難しそうな顔をして通り過ぎるのでは、
あまりにも、つまらないです。
一生懸命に練習して、繰り返し練習して…。
舞台に上がるまでは、どんなに大変であろうとも、
一度舞台に上がったら、そこから先は、
音楽を演出するエンタティナーになるのですもの。
それまで苦労してきたことは、上手に音に乗せて、
音楽のエッセンスとして曲に混ぜ込みます。
聴いている人には、
そんなエッセンスが入っているなんて、
ダイレクトには気付かれないように。
でも、香りは感じられるように。。。
そんな演奏ができたらいいなぁ~♪
そのためには練習あるのみなのですね!
今日の練習は僅かでしたが、
それでも、タネの栄養分になると思えば☆