<6月 2日の誕生花>
ササユリ
・百合(ゆり)科
・学名 : Lilium japonicum
Lilium = ユリ属
japonicum = 日本の
・原産地 : 日本
・英名 : Japanese pink lily
<花言葉>
清浄、上品
今日の誕生花、ササユリの
花色は、基本的に淡紅ですが、
紅の濃淡があったり、白もあります。
葉や茎が笹によく似ているところから、
「ササユリ」と呼ばれるようになりました。
日本を代表するユリで、万葉の昔から親しまれており、
静岡県から新潟県以西、つまり
近畿や中部、中四国、九州の一部に自生しています。
日本の古い文献に出てくるユリの多くは、
このササユリのことなのです。
独特の芳香があり、
「ニオイユリ」と呼ばれることもあります。
昨今では、ユリの代表格として
豪華な「カサブランカ」がよく知られております。
カサブランカが、やや都会的なユリだとすると、
ササユリは、野でのびのびと育つイメージです。
ササユリの球根を採取してきて栽培しても、
1年目は開花しますが、そのままにしておくと、
やがては姿を消してしまうそうです。
同じ場所で育てていると、
病気になり消滅してしまうのでしょうね。
そのため、人工的な栽培は困難とされています。
ササユリは、同じ場所で続けて花を咲かせることはなく、
常に新鮮な土壌で次の花を咲かせる植物なのです。