アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

嬉しいコメント

2006年06月05日 | ピアノ全般
ピティナ・ステップでは、
3名のアドバイザーの先生方がいらっしゃいます。
それぞれが、演奏に対するコメントを
その場で直筆で書いてくださいます。
(ステップメッセージ)

また、各部の演奏終了後には、講評もあります。
講評は、とてもためになりました。

名指しはされませんが、
自分が該当する部分はわかるものです。

私のワルツ4番などは、リズムの崩れが原因のようです。
きちんとしていたつもりだったのですが、
まだまだ足りなかったのですね。
もっと身体に染みこませておかないと、
普段は大丈夫でも、イザという時に崩れてしまいます。



ステップメッセージには・・・

改善点やアドバイスと共に、
良かった点やお誉めの言葉も書いてくださいます。

<改善点・練習方法、等>
・オクターヴメロディーが固いので、腕を柔らかく使えるように。
・装飾音がもう一息。
・跳躍に気を取られて、肝心なフレーズが切れないように。
  → 聞き手が聞きたい音を取り出して
    イメージトレーニングしましょう。


<良かった点>
・難曲をよく頑張って練習し、ステージで演奏しました。
・4曲それぞれの違いがよく感じられ、演奏もできました。
・3番は、繊細さが素敵でした。
・4番は、民族的なニュアンスが出ていました。
・15番は、しっとりとした大人の情感があって良かった。


また・・
・これからも音楽を友だちとして、頑張って下さい。
 応援しています。

とのコメントもあり、これは胸にジーンときました。

それから、私の先生は・・・
細かいことは楽譜に書き込んでくださいました。
そして、やはり
「15番は聴衆全体が楽しめたので何よりでした」
とのことでした。

また私の場合、ステージの上で謙虚過ぎるので、
「自分が一番上手いのよ!くらいに思って、
 もっと図々しくなった方が良い」

とも言われました。



本番では、ミスタッチ、その他の問題点はありましたが、
何故か、とても清々しい気持ちです。

これからは、不十分なところを丁寧にさらって、
次に臨みたいと思います。

私の演奏

2006年06月05日 | ピアノ全般
いよいよピティナ・ステップが始まりました。
順番に演奏が進んでいきます。

待っている間、手がかなり汗ばんでいたので、
ずっとハンカチを握っていました。

そして、私の番になりました。

手はまだ汗ばんでいたため、
ハンカチを持ったままステージへ上がりました。
コメントが読み上げられている間、
私はまっすぐに前を向いているのが恥ずかしくて、
少し下を向いてステージ中央に立っていました。

コメントの読み上げが終わり、
私は顔を上げ、ゆっくりと(多分)お辞儀をして、
ピアノへ向かいました。

椅子の高さは大丈夫。
ペダルとの距離も合わせて…。
小さく深呼吸をして、鍵盤を見つめ、
「さあ、舞踏会が始まる」と念じて、息を吸い込み、
手を動かし始めました。

ブラームスのワルツ第1番の冒頭は、
テンポ良く、潔く行かなければなりません。
途中「あら?」と思えるようなタッチもありましたが、
無事弾き終わりました。

次は第3番。
第1番とはうって変わり、細い旋律の静かな曲です。
この曲を弾き始める直前、私はいつも、
夜、窓辺に佇み涙ぐむクララ・シューマン、
を思い浮かべます。
先生から「憂いを・・」と言われたとき、
ふと思い浮かんできたのが、その光景でした。
音がかすれ気味になってしまったところがありましたが、
わりと普段に近い状態で弾き通すことができました。

問題の第4番。
普段通りに弾き始めたハズだったのですが、
音が外れてしまいました。
それも、練習中はノーマークだった部分です。
どの音を鳴らしたのか、自分では記憶に残っていません。
その部分をうやむやに通り過ぎて、軌道修正。
練習中不安だった最高峰では、音が出し切れず…。
それでも、とにかく続けて弾きました。
肝心なところがキチンと弾けなくて、とても残念でした。

そして第15番。
4曲目ということもあり、私自身とても落ち着いていました。
ほぼいつも通りに弾くことができたと思います。

最後の音が消えて、そして立ち上がり、お辞儀をして
ステージから降りました。

思った以上に大きな拍手をいただくことができて、
とても嬉しかったです。

演奏直後はかなり緊張していたものの、
手の震えは少しだけで、
膝や足が震えることはありませんでした。

ピティナ・ステップ会場へ

2006年06月05日 | ピアノ全般
週末、ピティナ・ステップに参加しました。

当日も、いつもと同じように家事をこなしました。
帰りがやや遅くなるので、夕食の準備までです。
いつもにも増して、手に怪我をしないようにと、
ずっとドキドキものでした。

本番当日という緊張感もあり、体中の血液が、
いつもと違う流れをしているのではないかと
思いたくなるような感じでした。

時間には余裕があったので、出掛ける前に、
いつものハノンを、ゆっくりと1回だけ弾きました。
それから、本番のステージをイメージしつつ、
ブラームスのワルツ4曲を弾いてみました。

第4番には、一番出したい音が出し切れない、
という不十分さは残りますが、
今回は一通り弾くことができたらマルです。

実は、この第4番。
私の手(手首)には、やや負担な曲なのです。
何回か続けて弾いているうちに、痛みが生じてきます。

もっと長い期間で、ゆっくりと仕上げる曲なのかもしれません。
つまり、短期間で一気に練習するのではなく、
1回は少ない練習量で、それを長い期間続けるというものです。

しかし、今回はもうすでにエントリーしているので、
頑張って弾かなくてはなりません。

電車の時間が近づいてきたので、
もう一度、忘れ物がないかどうか確認してから、
出掛けました。

時間帯が悪かったのか、休日であるにもかかわらず、
電車はものすごく混雑していました。
慣れない路線なので、降りるべき駅を間違わないように、
駅に停車する度に、駅名を確認していました。
(車内アナウンスが聞き取れないこともあったので…。)

目的の駅に到着した時も、車内はものすごい人で、
「すみませ~ん、降ります!」と声を出しながらの下車でした。

改札口にたどり着くまでも、
ラッシュ時と見まごうばかりの人、人、人。
自分の思うようには歩けませんでした。

ようやく改札を抜けて、会場はどちら方面かと、
出口案内等を見回しました。
すっかりお上りさんのような状況で…。

どうにか会場にたどり着き、ホッとしました。
受付の時間にはまだ間があったので、
楽譜を見て過ごすことにしました。

そのうち先生がお見えになったので、
少しだけお話しをしました。

受付をするまでと、
受付をしてから実際に会場に入るまでというのは、
何とも言えない緊張感を伴うものですね。

それから、スタッフの方に導かれて
会場の出演者席に着きました。

ステージの上には、ヤマハCFⅢS。

マリーゴールド

2006年06月05日 | 誕生花
   

<6月 5日の誕生花>
  マリーゴールド
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Tagetes patula
         Tagetes = マンジュギク属(タゲテス属)
         patula = やや開出した、散開の
   ・原産地 : メキシコ
   ・和名 = きんせんか、山椒菊(さんしょうぎく),
        万寿菊(まんじゅぎく)、千寿菊(せんじゅぎく)、
        孔雀草(くじゃくそう)、紅黄草(こうおうそう)
   ・英名 : Marigold

<花言葉>
  可憐な愛情、常に可愛らしい、友情、予言、勇者、
  悪を挫く、健康、嫉妬、別れの悲しみ、生きる

今日の誕生花、マリーゴールドの
花色は、黄、橙、赤などです。

「マリーゴールド」は、
「聖母マリアの黄金の花」という意味です。

小型種のフレンチマリーゴールドと、
大型種のアフリカンマリーゴールド
原種のメキシカンマリーゴールド
などがあります。

最近は、フレンチとアフリカン両系統の種間交雑品種も増え、
区別がつかないような品種も多くなりました。

フレンチマリーゴールドは、メキシコ原産ですが、
フランスのパリにもたらされた後、一気に広がったため、
この名前で呼ばれています。

根に線虫(センチュウ)の防除効果があるため、
作物の間などに植えられることもあります。

どんな土壌でもよく育ちます。
渇水状態でも簡単にはしおれない強い植物です。
ただし、排水が悪いところでは根が腐ることがあるので、
注意が必要です。

繁り過ぎたところを刈り込むなどして切った枝先は、
砂にさしておくと容易に発根するので、
増やすのはとても簡単ですね。

これから秋頃までの季節、あちらこちらで、
たくさんの鮮やかな色のマリーゴールドを
目にすることでしょう。