アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ロシアン

2006年12月16日 | 
紅茶とコーヒー。
普段、どちらかというとコーヒーの方が好きな私。
そして、時々無性に紅茶が飲みたくなります。

私の場合、紅茶の方がバリエーションは多いです。
その中でも、「今日はロシアンティー♪」という時があります。
紅茶にジャムを溶かしていただくという、
いわゆる日本風ロシアンティーです。

日本風ロシアンティーには、ジャムの他に、
はちみつ、それにウォッカやブランデー等の洋酒などを
溶かしても美味しそうです♪
(お酒は試したことのないワタシ☆)

なぜ、敢えて「日本風」という言葉をつけたのか?

それはね、ロシアでは、少し違った飲み方をするからです。

ロシアでは・・
紅茶とは別の小皿に、
ウォッカやブランデーとジャムを混ぜたものを添えて、
ジャムをなめながら紅茶をいただくのが正式(?)のようです。

ちなみに、イギリスで「ロシアンティー」と言うと、
レモンを入れた紅茶、つまり日本の「レモンティー」なのだそうです。

ところで、ロシアン(または ルシアン)。
Russian という英語を、そのまま日本語にした言葉(だと思います)。
意味は、「ロシアの」ですね。

紅茶の他にも、「ロシアンなんたら」というもの、
結構たくさんあるように思います。

たとえば・・・
ロシアンケーキ、ロシアンクッキー、等々。

「ロシアンケーキ」で思い浮かぶモノは・・
厚くて固めのクッキーのような焼き菓子の上に、
ナッツやゼリー、ジャムなどがトッピングされていたり、
チョコレートでコーティングされていたり。。♪

なぜ、これがケーキ?
・・と、小さい頃、思ったことがある私。(苦笑)

英語の「cake (ケーキ)」という言葉には、
いわゆるケーキやお菓子という意味の他に、
「かたまり」という意味もあるのですね。
動詞になると「固める」とか「厚く塗る」という意味もあるので、
なんとな~く納得できます、ネ?

さらなる脱線かも。。ですが・・
「cake walk」になると、ダンスの一種を指します。
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」は、コレ♪

本線に戻って、ロシアンクッキー(ルシアンクッキー)。

ピンポン球よりも一回りくらい小さいクッキーで、
まあるくて、表面は白い粉砂糖がついていて、
中には刻んだクルミや他のナッツが入っていて。。♪

・・というのが、私のロシアンクッキーです。

ところが、今回少しネットで検索してみたところ、
違うタイプが出てきました。
ロシアの家庭料理や民芸品を紹介するサイトでです。

生地の材料はほぼ同じようなのですが、形がまるで違います。
厚みのある四角い形をしていて、
その上にジャムがトッピングされています。

そういえば、私が今まで遭遇してきたのは、皆、
アメリカ人のレシピによるもの。
紅茶と同じように、認識に違いがあるのかも?

よく、外国のテレビ番組などで、
「これが日本料理です」と言って、
普段私たちは食べていないようなお料理が
紹介されていることがあります。
たいていは、思わず爆笑です。

それと同様。
私が「ロシアンなんたら」で、「これはロシアの・・♪」
と思い込んでいるお菓子なども、実は違うのかもしれません。

私の中では「ロシアン・・」なのですが。。。

ブバルディア

2006年12月16日 | 誕生花
   

<12月16日の誕生花>
  ブバルディア
   ・茜(あかね)科
   ・学名 : Bouvardia hybrida
         Bouvardia = ブバルディア属
         hybrida = 雑種の
   ・原産地 : メキシコ地方 (昭和初期に渡来)
   ・別名 : ブバリア、ブバルジア・カニノメ、
        管丁字(かんちょうじ)
   ・英名 : Bouvardia

<花言葉>
  愛の誠実、空想、夢想家、夢、情熱、清楚、
  幸福な愛、交わり、交際、不屈の精神

今日の誕生花、ブバルディアの
花色は、赤、桃、白、黄と、わりと多彩です。
どの花も、花弁は4枚です。

開花時期は、5月頃~6月頃と、9月頃~11月頃です。

当初は切り花として使われていたブバルディア。
草丈を低く咲かせる技術が進歩してからは、
鉢花としても多く出回るようになったみたいです。

このブバルディア。
フランスはルイ13世の王室庭園長でもある植物学者
「ブヴァール」さんにちなんで名付けられたそうです。

つぼみが「カニの目」のように見えるため、
「蟹の目(カニノメ)」と呼ばれた時期もあったとか。
その名残が名前(別名)に残っていますね。

原産地は中南米ですが、
名前はフランスの植物学者さんそのまま?
欧州から船で運ばれたのでしょうか?