アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

万年筆

2006年12月23日 | 雑記
私は、小さい頃から、
書くことと描くことが好きだったと思います。

同居していた母方の祖母に頼まれて、
よく手紙の代筆もしていました。

この祖母のアイデアが、
とても素敵なことであると実感したのは、
私がもう少し大きくなってからのことでしたが…。

祖母は、自分でサラサラと書くことができたにもかかわらず、
私に手紙を書く機会を与えてくれたのです。

私が小学5年生のとき、
両親からのクリスマス・プレゼントは
万年筆でした。

万年筆は、当時の私にとって
憧れの筆記具でした。

少しだけ大人扱いしてもらったようで、
ものすごく嬉しかったことを覚えています。

自分の万年筆を持つことになった私は、
当然、いろいろ書いてみたくなりました。

そして、今は、
万年筆もボールペンも、使う機会がグンと減っています。

ここ何年かで、手で文字を書くことが少なくなったのだと、
改めて感じています。

小学5年生のクリスマスに、
初めて手にした自分の万年筆。
今でも、大切に持っています。

何年も使っていないので、少しケアしてあげないと、
インクが出てこないでしょうね。

万年筆用のカートリッジ式インクも、
万年筆を扱っている文具店でなければ、
手に入らないかもしれません。

年が改まってから書く寒中お見舞いは、
この万年筆を使って書いてみましょうか。

カトレア(紫)

2006年12月23日 | 誕生花
   

<12月23日の誕生花>
  カトレア
   ・蘭(らん)科
   ・学名 : Cattleya = カトレア属
   ・原産地 : 熱帯アメリカ
   ・別名 : 日の出蘭(ヒノデラン)
   ・英名 : Cattleya

<花言葉>
(紫色のカトレアの花言葉)
  優美な女性、優美な女心

今日の誕生花、カトレアの
花色は、紫限定です。
基本的に、濃桃や薄紫が多く、他に、
赤、橙、桃、青、緑、紫、黄、白
と、たくさんの色があります。

華やかなカトレアは、
「洋ランの女王」とも言われています。

開花時期は、10月頃~2月頃。

19世紀のイギリスで、
この花を最初に栽培した園芸家、
ウィリアム・キャトレイ(William Cattley)さんの名前が、
そのまま花の名前になりました。

キャトレイさんが南米から植物を送ってもらった時、
カトレアが梱包材として使われていました。
そこは園芸家のキャトレイさん。
梱包材にも興味を持ち、栽培してみたところ、
予想を遙かに超える見事な花が咲いたのです。

そして、イギリスの著明な植物学者
ジョン・リンドレー(John Lindley)さんが
記録の際、献名したというエピソードがあります。

芳香がある種類が多いので、
室内で開花すると、部屋中、家中に、
芳香が漂います。

紫のカトレアは、ちょっとしっとりしていて、
優美な女性というイメージそのものですね。