アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

シークワーシャー

2008年09月06日 | 誕生果
久しぶりに、ホットケーキを作った。

ホッとケーキは、とってもシアワセな
時間と空間を演出してくれる。

生地作りの段階から、わくわく♪

フライパンに生地を流し込む時の、
緊張感と期待感。

ホットケーキが焼けるニオイが、
家中に広がっていく。

家族がキッチンに集まってくる。

片面が焼けた頃、ひっくり返す時の、
緊張感と達成感。

焼き上がったホットケーキの上の
バターが、ゆっくりと溶け始める。

お好みで、メープルシロップや
ハチミツも、どうぞ♪

ホッとケーキを囲むひとときは、
満腹、満足、満心。


■9月6日の誕生果

   シークワーシャー (Shiikuwasha)
     優雅

 ・英名 : Sheekuwasha, Shekwasha, Seequassia
 ・和名 : シークワーシャー、シークワーサー、ヒラミレモン
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属、 常緑低木
 ・原産地 : 沖縄


シークワーシャー。
沖縄原産の、さわやかな柑橘。

奄美諸島から沖縄、台湾の山地に分布。

タチバナの近縁種。
(タチバナは、雛人形に、桃の花と共に飾られます。)

シークワーシャーの名前は、現地語がなまったもののようですが、
その由来には、いくつかの説があるようです。

  酸っぱい = シーク
  ミカン = サワー
  洗浄する = カシャー
  食わせるもの = クヮーサー

「酸っぱい」の意の「シーク」は、決定的でしょう。
他の言葉は、現地の発音が難しいこともあり、
言葉がなまったのか、元々が難しいのか、微妙なところです。

以前は、沖縄方面へ行かなければ、味わえなかった
シークワーシャーですが、最近では、
飲料や菓子類なども増え、身近になってきましたね。

7月から9月頃にかけては、青切果として、
カボスやスダチと同じように利用されるようです。

その後は、ジュースの原料などにされるようです。

そして、11月から12月にかけて熟し、
果皮が黄橙色になるのだそうです。

お正月頃のシークワーシャーは、酸味もやわらかになるため
生食もできるのですね。

シークワーシャーに多く含まれている ノビレチン には
ガン細胞の増殖を抑制する効果があるということがわかり、
何かと注目されているようです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■9月6日の誕生色 : 海松藍色
■9月6日の誕生花 : クルマユリ、他

「きまじめ」の程度

2008年09月06日 | ピアノ全般
シューマン作曲「こどもの情景」。
その第10曲目の曲「きまじめ」を、練習中です。

「きまじめ」のほか、「きまじめすぎるくらいに」とか
「むきになって」などとも訳されているようです。

シューマンの演奏の手引き書(訳本)を読んでいるのですが、
日本語が理解できないのか、内容が理解できないのか、
よくわからずにいます。

楽譜に、理路整然と並んだオタマジャクシたち。
各フレーズの「形」は、基本的に、皆同じ。

フレーズの切れ目には、各々、まるでブレスのように
16分音符が置かれているので、歌いやすいのかもしれません。

小節の区切りが、音楽の区切りにはなっていないのは、
シューマンには、よくあること、らしい。

ということで、右手は、終始、弱拍スタートです。
でも左手は、フレーズの最後以外、強拍スタート。

「こどもの情景」に収められている作品は、
左右違う人格を持つような曲が多いようにも思います。

それ故、「弾きにくい」と感じるのかもしれません。