アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

山葡萄

2008年09月16日 | 誕生果
先日、スーパーの催事でワイン・フェアがありました。
山梨県産のワインばかりです。

赤ワインのテーブル、白ワインのテーブル・・・・・。

ちょうど、ワインが欲しいと思っていたときだったので、
真剣に、ワインを選ぶことにしました。

とはいえ、特別上等なものを求めていたわけではなく、
気軽にいただけるワインが1本欲しかったのです。

赤ワインを一通り見てみたものの、
ボトルとラベルだけでは、決めかねていて……。

そこで、スタッフにご相談。

「甘口で、ミディアム以上」という条件で、
オススメのワインを数本選んでいただきました。

テイスティングはなかったのですが、
香りは存分にかぐことができました。

とてもフルーティで香り高い、
やや若いワインに決めました。

ワインは、選ぶときからワクワクします♪

ビールを選ぶときも、コーヒーや紅茶を選ぶときも、
ここまでのワクワク感はありません。

家に持ち帰るまでもが、まるでイベントのよう。


■9月16日の誕生果

   山葡萄 (やまぶどう)
     貞節、誠実、秘めた愛

 ・和名 : ヤマブドウ
 ・分類 : ブドウ科、 ブドウ属、 蔓性落葉果樹
 ・原産地 : 東アジア


山葡萄。
野山に自生しているブドウ。

一般的なブドウ同様、蔓性の植物。
蔓状に、茎が長く伸び、巻きひげができ、
他の植物に巻き付いて高く上ります。

果実は、秋になると、球形で黒紫色に熟します。
お味は甘酸っぱく、生食もできます。

ジュースやワインにも適しているのですね。
コクのある美味しい飲み物になります。

平地で見かけるブドウは、野葡萄でしょう。
残念ながら、野葡萄を生で食べることはできないようです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■9月16日の誕生色 : テラコッタ
■9月16日の誕生花 : リンドウ、他

紅樺色

2008年09月16日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

紅樺色 (べにかばいろ) です。

樺桜の樹皮の色に、紅という修飾語をつけた、
染色の色名。

江戸時代後期に生まれた流行色。

同じ色を指して、古くからは、
紅柑子 とか 紅鬱金 と呼ばれていたようです。

もともとあった色に対して、新しい名前をつけて、
注目されるようにしたのかもしれません。

「今流行(はやり)の色」と言われるだけで、
とってもモダンで、まるで流行の最先端のよう!?

樺桜の樹皮は、曲げ物や弓の巻などに用いられており、
馴染みのある色だったとは思います。

そこに紅が加わり、「紅」という言葉がついただけで、
チョットお洒落な気分かも……。

ちなみに、樺色 は、11月9日の誕生色。
その樺色の、赤みが強い色が、紅樺色。

色カテゴリーとしては、紅樺色は赤系で、
樺色はオレンジ系と、所属は異なるのですね。

古くからあった色も、表現ひとつで、
新たな流行色になった紅樺色。

実際は同じなのに、ネーミングひとつで、
注目度がグンとアップ。

同じような現象は、いつの時代も、どこにでも、
常にありそうですネ。