アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ヴェルデライト

2009年05月27日 | 誕生石
虹の中心の色は緑。
外側から内側に向かって









と7色ですね。
日本では7色ですが、ほかの国でも7色とは限りません。

では、2色や3色という国は、虹の見え方が違うのかというと
そうではありません。

虹の見え方は同じです。
ただ、色の数え方、色名の定義が違うだけなのです。

次に虹が出たとき、
虹が7色ということを忘れて虹を見てみると、
新しい発見があるかもしれませんね。


■5月27日の誕生石

   ヴェルデライト (Verderite)
     パワフルな精神

 ・英 名Verderite
 ・和 名電気石(トルマリン)
 ・モース硬度7 - 7.5
 ・産 地ブラジル、マダガスカルなど

ヴェルデライト。
独特な緑色をしたトルマリン。

ラテン系言語で「緑」を意味する "verde" と、
「石」を意味する "rite" が、一緒になった呼び名だと思います。

ちょっと脱線・・・。

  "verde" を見て、何か思い出すでしょ?

  いいえ、作曲家のヴェルディではなくて・・・。
  (でも、ヴェルディも、実は「緑」さん、かも!?)

  そう。プロサッカークラブチームの「東京ヴェルディ」です。
  ユニフォームも、思い出してみてくださいな。

  やっぱり緑色。
  クラブカラーも、ユニフォームと同じ緑です。

  「東京ヴェルディ」は、「東京・緑」だった!?

  このヴェルディは、ポルトガル語の緑からつけられているとか。
  サッカーの盛んなブラジルの公用語がポルトガル語ですものね。

  英語の "viridian"ヴィリディアン)も、同じ語源から。


再び、本線です。

トルマリンは、色の種類がとても豊富です。

16世紀初めの頃。
緑色のトルマリンは、エメラルドと混同されて、
ヨーロッパへ輸入されていたようです。

そのため、トルマリンの歴史は古いにもかかわらず、
由来や伝承については、不明なことも多いのだとか。


トルマリンに圧力や熱を加えることにより、
プラスとマイナスに帯電することから、
和名を「電気石」といいます。

ショーケースに飾って、照明を当てていると、
静電気が発生して、
細かいホコリなどを吸い寄せてしまうこともあるようです。


たくさんあるトルマリンの色の中で、
緑は、ほぼ中央に位置しているので、
バランスの良さと安定感を感じることができそうです。


★パワーストーン効果★
内分泌系のバランスを良好にして、新陳代謝をうながします。
マイナスイオンのような効果も発揮して、
精神にも、良い影響を与えてくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■5月27日の誕生花 : デージー、他
■5月27日の誕生色 : 山吹色
■5月27日の誕生果 : サラカヤシ

空と気と時間

2009年05月27日 | 季節の風景
2009年5月26日 午後6時53分 撮影


昨日は、うっすらと雲に覆われた“晴れ”の天気でした。

穏やかな空をながめていると・・・
・・・ほんの少~しずつ、空の表情が変化していきます。

風が強い日や、大気の状態が不安定な日は・・・
・・・空の表情が、時々刻々と変化していきます。

空をながめていると、
「時間(とき)」を目で見ているような気がします。

5月から6月にかけては、
1年で1番、日が長い時期ですね。

午後7時頃まで明るいのは、嬉しい♪