アンダンテ ~私の歩幅で~

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ツァボライト・ガーネット

2009年05月30日 | 誕生石
きょう5月30日は ゴミゼロの日 または 環境美化の日 です。

「ゴ(5)」「3(ミ)」「ゼロ(0)」の語呂合わせから。
各都道府県の環境美化推進協議会が実施しています。

そして、5月30日から6月5日の1週間は、
ごみ減量化・リサイクル推進週間 なのですね。

あなたは、ゴミを減らすために、
どのような工夫をしていますか?

すぐにゴミになりそうなものの消費を控えたり、
再利用できるものは生かす方向で、ですね。

私が一番厄介だと思うのは、最初は必要だったものが、
時間や環境の変化により、不用になってしまった場合です。

こまめに整理・分別して、不用品を処分した方が良いことは、
重々わかっているのですが、これがムズカシイんですネ。


■5月30日の誕生石

   ツァボライト・ガーネット (Tsavolite Garnet)
     影響力

 ・英 名Tsavolite Garnet
 ・和 名灰ばん柘榴石(かいばんざくろいし)
 ・モース硬度7 - 7.5
 ・産 地ケニア、タンザニア、南アフリカなど

ツァボライト・ガーネット。
エメラルドに似た深い緑色をした石。

1975年頃。
ケニアのツァボ国立公園で発見されたことにちなんで、
ツァボライトと名付けられました。

その後、グロッシュラーライト・ガーネットの
仲間であることが判明。

グリーン・グロッシュラーライト・ガーネットが、
ツァボライト・ガーネットです。

クロムとバナジウムにより、深い緑色をしています。

産出量が少ないため、認知度も低いようです。

現在、南アフリカで産出されるものの中で、
翡翠(ひすい)に似ているものは、
「トランスヴァール・ひすい」とも呼ばれています。

同じ鉱石でも、ご当地の呼び名があるのですね。


★パワーストーン効果★
古来から「神聖な石」として崇められてきたガーネット。
ツァボライトは、免疫力を高め、心身を癒して、
エネルギー不足を解消する効果があります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■5月30日の誕生花 : ライラック、他
■5月30日の誕生色 : 灰桜
■5月30日の誕生果 : 李王

“辞典”と“辞書”

2009年05月30日 | ことば
5月25日は、「広辞苑の日」 でした。

『広辞苑』は“辞典”となっているのですが、
“辞典”と“辞書”は、どう違うのでしょうか?

キーになる言葉を、
『広辞苑』(第四版)で引いてみました。



■ 辞 典
────────────────────────────
 辞書- に同じ。
 「字典」「事典」と区別して「ことばてん」ともいう。


   ◆ 字 典
    辞書- に同じ。字引。
    「辞典」「事典」と区別して「もじてん」ともいう。


   ◆ 事 典
    ことがらを表す言葉を集めて、
    その一々に解説を施した書物。事彙。
    「字典」「辞典」と区別して「ことてん」ともいう。




■ 辞 書
────────────────────────────
 (1) ことばや漢字を集め、一定の順序に並べ、
   その読み方・意味・語源・用例・などを解説した書。
   辞典。辞彙(じい)。
   → 事典・字書。

 (2) ワード・プロセッサー・自動翻訳システムにおいて、
   漢字・熟語・文法などを登録してあるファイル。

 (3) 辞表に同じ。じそ。

 (4) 新帝が先帝に太上(だいじょう)天皇の尊号を贈るに際し、
   先帝がこれを辞退する意を述べる書状。御辞書。御報諸。

 (5) ことばを書きつらねたもの。文章。




■ 辞
────────────────────────────
 (1) ことば。文章。

 (2) 漢文の一体。騒・賦に似て音韻し、朗唱に適する。

 (3) やめること。しりぞくこと。

 (4) 雑任(ぞうにん)の初位以下または庶人が
   諸司に申達すること。また、その文章の書式。

 (5) 文法で、言語主体の客体に対する種々な態度を表現し、
   詞と結合して初めて具体的な思想を表現する働きを持つ語。
   形式語・虚辞・付属語などと称せられる。
   助詞および助動詞
   (一説に助詞・助動詞の大部分と陳述副詞・接続詞・感動詞)
   をいう。




■ 典
────────────────────────────
 (1) ふみ。書物。特に人の道を記した書。

 (2) のり。おきて。

 (3) 礼。儀式。作法。

 (4) よりどころ。しきたり。

 (5) つかさどること。

 (6) 質に入れること。




■ 書
────────────────────────────
 (1) かくこと。しるすこと。

 (2) かかれた文字。筆跡。

 (3) かきつけ。手紙。

 (4) 文献。ほん。

 (5) 書経(しょきょう)の略称。




“辞典”と“辞書”は同じなのですね。

ただ、“典”と“書”という文字が意味するところは、
ニュアンスが少し違うように感じられます。

『広辞苑』の現在の“地位”を考えると、
“辞典”という表現がピッタリでしょう。

“辞典”には、(絶対的)基準のような雰囲気があり、
“辞書”には、柔軟性と幅の広さがあるように、私は感じました。