アンダンテ ~私の歩幅で~

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半円真珠

2009年07月11日 | 誕生石
平面図形を半分にしてみよう!

これだけでは、迷いますよね?
どこから、どう、半分にすれば良いのか、
わかりません~。

正三角形や二等辺三角形の紙を、真ん中から2つに折ると、
それぞれ同じ形の三角形が2つできそうです。

でも、「半三角形」という言葉は、ありません。
三角形を素直に(?)半分にすると、
やっぱり三角形。

正方形や長方形の紙を、真ん中から2つに折ると、
こちらも「半四角形」とはいいませんね。
四角形を半分にすると、四角形か三角形・・・かな?

では、台形は?
3つの辺の長さが全部異なる三角形は?

でも、円は、素直に半分にすることができると思います。
また、実際に紙を半分に折らなくても、
半分の図形を、すぐ思い浮かべることもできますね。

言葉だけで説明しても、
円を半分にした場合は、意思疎通が可能だと思います。
ましてや、円には、「半円」という言葉もあるのですから。


ところで、私、算数はニガテですし、
数学は、まるで別宇宙のようです。

もしも、とんちんかんなことを言っていたら、
ゴメンナサイ!


■7月11日の誕生石

   半円真珠 (はんえんしんじゅ)
     新しい出会い

 ・英 名Half-Moon Pearl
 ・和 名真珠
 ・モース硬度3.5 - 4.5
 ・産 地日本、香港、台湾など

半円真珠。
人の手により、初めて誕生した真珠。

1888年(明治21年)、
ミキモト の創始者、御木本幸吉氏が、
あこや貝の養殖を始めました。

さらに、真珠そのものの養殖を思いつきました。

真珠は、真珠の「母貝」が、
母貝の体内に入り込んだ「核」(異物)を、
分泌液で包み込むことにより“育て”るのです。

1890年(明治23年)、
「さんご」や「万古焼」を種玉にして、
人工的に真珠に核を入れる実験を開始しました。

1893(明治26)年、
あこや貝に半円真珠 ができているのを発見!
世界で初めて、真珠の養殖に成功しました。

その後、真珠養殖方法は、特許になっています。

あこや貝に育てられた質の良い本真珠は、
「和珠(わだま)」と呼ばれています。


資源に乏しい日本が、世界に誇ることができる輸出品。
それは真珠です。


★パワーストーン効果★
ストレスで疲れた体を癒し、守ってくれる効果があります。
身につけることにより、美しさとやさしさを増幅できます。
また、目標に対する心のサポートをしてくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■7月11日の誕生花 : カノコソウ、他
■7月11日の誕生色 : ラベンダーブルー
■7月11日の誕生果 : パイナップル