アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

アクアマリン・キャッツアイ

2009年07月20日 | 誕生石
きょう7月20日は、7月の第3月曜日なので 海の日 です。

「海の日」自体、わりと新しい祝日ですね。
(以前は「海の記念日」だったそうで、
 その始まりは、明治時代にさかのぼるとか。

平成8(1996)年。
「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として、
7月20日が国民の祝日「海の日」として制定されました。

平成13(2001)年6月。
「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」の成立により、
平成15(2001)年から、7月の第3月曜日になっています。

今年は日付の巡りがラッキーで、
学校の夏休みが例年よりも長くなりました。


海のイメージで、思い浮かべるのは、
澄み切ったブルー。

そして、海の水が、そのまま宝石になったのは・・・


■7月20日の誕生石

   アクアマリン・キャッツアイ (Aquamarine Cat's-eye)
     光明

 ・英 名Aquamarine Cat's-eye
 ・和 名藍玉(らんぎょく)、緑柱石(りょくちゅうせき)
 ・モース硬度7.5 - 8
 ・産 地ブラジル、モザンビーク、ナイジェリアなど など

アクアマリン・キャッツアイ。
キラリと光るキャッツアイ効果のあるアクアマリン。

淡い青色から深い青色まであるアクアマリン。
どれも透き通っていて、かなりの透明感で、
ガラス光沢があります。

アクアマリンという名前は、
ラテン語で「水」を意味する aqua と、
「海」を意味する marinus に由来します。

鉱物としては、エメラルドと同じ ベリル の仲間です。

石の中に、平行な状態で、針のような内包物が入っていて、
そこに光が当たると、昼間の猫の目のように細く光ります。
これを「キャッツアイ効果」といいます。

キャッツアイ効果は、
石の状態を見極めて、石に合ったカットが施すことにより、
得ることができます。

神話では、 「海底の美しい海の精の宝物が、
 浜辺に打ち上げられて宝石になった」とか。

キャッツアイの輝きを持つアクアマリンは、
お日さまの光と一緒の海の水色。


★パワーストーン効果★
幸福、健康、富の象徴とされています。
猫の目のようなキャッツアイの輝きが魔よけとなり、
人生をよい方向に導いてくれるお守りになります。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■7月20日の誕生花 : ナス (ツルナスビ)、他
■7月20日の誕生色 : 小麦色
■7月20日の誕生果 : コラナッツ