アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

枝珊瑚

2009年07月26日 | 誕生石
以前、歌のサークルで「白い珊瑚礁」という歌を歌いました。

タイトルを見た私は、「“青”じゃなかったっけ?」
なんて思ってしまったのですが、“白”です。

「白い珊瑚礁」は、こんな歌。



この歌が流行った当時、沖縄はアメリカの統治領だったので、
日本から沖縄へ行くには、パスポートが必要でした。

年月が過ぎ・・・

「青い珊瑚礁」を歌ったのは、松田聖子さん。
1980年リリース。

海外旅行も、かなり自由にできるようになって、
世界がぐっと身近になりました。


「青い珊瑚礁」というカクテルもあるんですね。
ペパーミントグリーンのお酒に、赤いチェリーが浮かんで。

南の海と珊瑚を表現したカクテルとか。
(赤いチェリーが珊瑚のイメージです。)

このカクテルができたのは、1950年。

日本バーテンダー協会主催
「第2回オールジャパンドリンクコンクール」
の優勝作品だとか。


日本人にとって珊瑚礁は、
「あこがれと夢と希望」があるように感じます。


私が知っている、もう一つの珊瑚礁は、
「珊瑚礁の彼方に」という歌。
ハワイアンのような、そうではないような曲。

これは、寂しい(やや暗い?)歌ですね。
タイトルと同じ 「Beyond the Reef」 と歌い始めます。

   ※以前、NHKラジオ「基礎英語」か「続基礎英語」で、
    この歌が取り上げられていました。

英語のタイトルには、
「珊瑚」というハッキリした歌詞が入っていません。

でも、日本誤版には「珊瑚」という言葉が入っています。
それだけで、
目の前が明るく開けたような印象を感じた私でした。


■7月26日の誕生石

   枝珊瑚 (えださんご)
     征服

 ・英 名coral
 ・和 名枝珊瑚(えださんご)
 ・モース硬度3.5
 ・産 地中国、日本、地中海、アフリカ沿岸など

枝珊瑚。
枝の形をした珊瑚。

海中に育つ珊瑚は、
まるで海の中に立つ木のようです。

古来日本で、珊瑚は、
帯留めやかんざしなどに使われてきました。

珊瑚の主成分は、炭酸カルシウム。
真珠と同じなんですね。
ですから、酸には弱いんです。

19世紀後半。
日本では、ピンク色の珊瑚漁が採れていて、
地中海では、赤い珊瑚が採れていたそうです。

イタリアでは、ピンクの珊瑚が大人気だったため、
日本から、安価で大量に輸出されていたそうです。

日本人は、より赤い珊瑚を好んでいたため、
自分たちの身近にある珊瑚の世界的な価値には、
なかなか気づかなかったとか。


珊瑚は、生物が作り上げるものなので、
虫食いや色ムラなど、様々な状態になっています。

枝珊瑚は、置物としても流通していますね。

海の中で育ったままの姿の枝珊瑚。
そんな枝珊瑚を見ていると、
珊瑚の故郷を思って、気持ちが遠くに飛ぶためか。

枝珊瑚があるだけで、
光に満ちた安心感を得ることができるように思います。


★パワーストーン効果★
雨や水などの自然災害から身を守ってくれる力があります。
古来から、保護の力を期待して、子どものお守りとしても
人気があります。起伏した感情も沈めてくれる効果あり。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■7月26日の誕生花 : ニガヨモギ、他
■7月26日の誕生色 : ローズマダー
■7月26日の誕生果 : 白 鳳

2009年07月26日 | 季節の風景
2009年7月26日 午前8時48分 撮影


久しぶりに、朝から晴れ!

夏らしい一日になりそうです。


【追記】
 全国のお天気を見てみると・・・
 晴れているのは、
 関東地方と南東北くらいなんですね。



2009年7月26日 午後7時17分 撮影

写真右上の白い点のようなものは、月です。