アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

グロッシュラーライト・ガーネット

2010年01月09日 | 誕生石
果物のベリー類。
あなたは、どのベリーが一番お好き?

近年、日本でも身近になっているブルーベリー

それから、ラズベリークランベリーブラックベリー

グーズベリーや、シルバーベリーとも呼ばれるグミ
マルベリーや、ハスカップもありますね。

そして、一番身近なベリーといえば、何といっても
ストロベリー(イチゴ)でしょう。


日本では、12月頃からイチゴが市場に出回りますね。
クリスマスケーキの影響が大きいのでしょうか?
お年賀にイチゴ、というのもアリですね。

冬場でも、暖かいハウスの中で、イチゴ狩りが楽しめるので、
ちょっとしたレジャーとして人気のようです。


見た目が愛らしく、口に入れるとおいしいベリー類。
この愛らしさは、果物に留まらないのかもしれません。


■1月9日の誕生石

   グロッシュラーライト・ガーネット (grossularite garnet)
     目標達成、活力

 ・英 名grossularite garnet
 ・和 名灰ばん柘榴石(かいばんざくろいし)
 ・モース硬度6.5 - 7
 ・産 地アメリカ合衆国など

グロッシュラーライト・ガーネット。
グーズベリーを思わせるザクロ石。

何種類もあるガーネットのうち、
グロッシュラーライトは、最初に発見された石が黄緑色で、
グーズベリーに似ていたのだそうです。

そこで、グーズベリーの植物学名のスグリ科を意味する
Grossulariaceae から、グロッシュラーと名付けられました。

ちなみに、「ライト」は「石」の意味。


ガーネットというと、赤い色のイメージが強いのですが、
グロッシュラーライト・ガーネットは、
無色透明から黒色まで、さまざまな色があります。

もともと無色透明なグロッシュラーライトだったのが、
鉱物の生成過程で取り込んできた物質により、
それぞれの石の色も出来上がってくるようです。


自然のままでも、十分愛らしい
グロッシュラーライト・ガーネット。

「食べちゃいたいくらい可愛い」
という言葉が自然と出てくるような、
そんな石なのかもしれませんね。


★パワーストーン効果★
心身ともにバランスを保たれ、心のエネルギーが充電されます。
自分の心の奥底にある好意や愛情を、素直に認めることにより、
堅実な決断力と実行力を発揮できそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月9日の誕生花 : シンビジウム / シンビジューム、他
■1月9日の誕生色 : 苔 色
■1月9日の誕生果 : あかねっ娘

アベッグ変奏曲

2010年01月09日 | ピアノ全般
シューマン作曲「アベッグ変奏曲」は、
アベックのための変装・・・ではありません。(^^)

アベッグは、"Abegg" と綴られます。

この「アベッグ」は、ドイツ語式音名で A-B-E-G-G、
つまり、ラ-シ-ミ-ソ-ソ (上方)です。
(楽譜は、シにフラットがついています。)

アベッグ変奏曲は、この進行を基本型として書かれた主題、
そして、4つの変奏曲と終曲から成り立っています。

この曲、正確には、
ピアノのための、アベッグの名に基づく変奏曲
というのだそうです。

シューマンの「作品番号1」を持つこの曲は、
1832年に出版されました。

作曲されたのは、1830年といわれています。
1810年生まれのシューマンですから、20歳のころ。

4分の3拍子で、
曲の最初に書かれている音楽用語は (アニマート)です。
アニマートは、「元気な」「生き生きとした」という意味。

主題の右手は終始オクターブ。
1小節に音は2~3つなので、たっぷり歌えます。

主題の左手は、基本的に8分音符で、
ブン・チャ・チャ・チャ・チャ・チャ、です。

若者らしい素直さと明るさがある曲で、
弾いていても、優雅で楽しいです♪