アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ゴールド

2010年01月10日 | 誕生石
「金」という文字を見て、
あなたが思い浮かべたモノは?

おかね?
金物(かなもの)?
ゴールド?
そのほか?

日本語って、ややこしいですね。


ところで、ゴールドの元素記号は?

・・・Auですね。

現代的な覚え方の一つとして
「Auは金(かね)がかかる」
というのが、あるそうな。


ゴールドとマネーは、切っても切れない?


■1月10日の誕生石

   ゴールド (gold)
     確実な助言と力、富

 ・英 名gold
 ・和 名金(きん)
 ・モース硬度2.5 - 3
 ・産 地南アフリカ、オーストラリア、カナダなど

ゴールド。
人類が最初に用いたといわれている金属。

7千年前のエジプトの石器時代には、
すでに用いられていたそうです。

金には、山金と砂金とがあります。

山金は、鉱山の鉱脈中から、自然金として産出され、
砂金は、河床や海岸の砂中から発見されます。

山金には金以外の成分も多く含まれているので、
金としての純度は高くありません。

産出される金は、基本的に黄金色ですが、
純度が低いものは、黄みが少ないようです。

不透明で、強い金属光沢があります。


金は、やわらかくて加工しやすく、
金属としては錆びたりせず安定しています。

ただ、純金のままでは、やわらか過ぎるので、
銀や銅、プラチナ、ニッケル、亜鉛などと一緒に、
実用的な強度の合金として加工されることも多いのですね。

純金は「24K」ですが、
実用面から見ると、「18K」が最高の金といえるでしょう。


魅惑的なゴールドは、太古の昔から色あせることなく、
人々の富の象徴として、ずっと輝き続けているのですね。


★パワーストーン効果★
ゴールドを身につけていると、名誉・富・幸福を
引き寄せることができます。金運には特に効果があり。
病気や邪悪なものからは、身を守ってくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月10日の誕生花 : ツゲ、他
■1月10日の誕生色 : 草 色
■1月10日の誕生果 : サルノツボ

高尾山

2010年01月10日 | 雑記
高尾山(たかおさん)。

首都圏にお住まいのかたには、お馴染みの山だと思います。
東京都の西、八王子市にある山で、標高599メートル。

ケーブルカーとリフトがあり、整備されている登山道もあるため、
街中を歩く服装のままで行ける山としても有名。

都心からも近く、交通の便も良いので、
年間を通じ、登山者や観光客が多く訪れています。

最近では、恋が叶うデートスポットとして、
若者にも大人気とか!?


2007年。

レストランや観光地の格付けで知られる
フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」は、
初の日本版ガイドブックを発売しました。

その中で、三ツ星の山として掲載されたのが、
富士山と高尾山。

以前から、春と秋の行楽シーズンには、
たくさんの人が訪れている高尾山。

また、高尾山には、途中に寺院があり、
ご来光ともども新年の参拝者や、節分の日などは、
新宿駅並みの混雑とか!?

ミシュラン効果で、
さらに多くの人が訪れるようになったようです。


そして何と!

昨年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した
辻井伸行さんが、「高尾山の風」を作曲していたんですね。

作曲は、2006年。

当時、高校生だった辻井さんは、
友人に誘われて、高尾山に登ったのだそうです。

そのとき、耳に届いた鳥のさえずりや、
からだ全体で感じた山の息吹や風などを、
音楽に表現なさったのだとか。

繊細さと雄大さを感じられる曲だと思います。


辻井さんが高尾山を訪れたのは、
高尾山がミシュランに掲載される前のこと。

もし、現在の高尾山に、辻井さんが登ったなら、
どんな音楽になるのでしょうか?

たとえ、より多くの人が訪れたとしても、
山そのものの姿は同じであって欲しいと願っています。