アンダンテ ~私の歩幅で~

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ミーアシャム

2010年01月30日 | 誕生石
今年の元旦は、満月でした。
そして、きょうもまた、満月なんです。

月の周期から見ても、
1カ月に2回、満月が現れることは、珍しい。

それが今年は1月と3月、
カレンダーが同じ1カ月の内に、
満月を2回見ることができるんです。


2番目の満月は、
ブルームーン と呼ばれます。


ブルームーンという言葉が使われ始めたキッカケとしては、
いくつかの説があります。

その一つとして、フランス語を英語に訳したとき、
変化してしまったらしい、ということ。

 仏語: la Double lune (2つの月)
      ↓
      la dou ble lune
      ↓
 英語: the blue moon (青い月)

英語の「white shirt」が、日本語で「ワイシャツ」になったのと、
ちょっぴり似ているかもしれませんネ。


「幸運の兆し」ともされているブルームーン。
明るい世の中になりますように。


16世紀頃は、「月はグリーン・チーズでできている」
という言い回しがあったそうです。

「グリーン・チーズ」とは、熟成前のチーズのこと。

この言い回しの意味は、「非常に馬鹿げたこと」で、
never (決して、ない)」の意味でも、使われていたそうです。

「月がチーズでできている」って、
ちょっとわかる気がします。(^^)

月のクレーターと、チーズの気泡の穴の感じが、
よく似ていると思いませんか?


海の泡は、石になれるかな・・・


■1月30日の誕生石

   ミーアシャム (meerschaum)
     調和のとれた心

 ・英 名meerschaum
 ・和 名海泡石(かいほうせき)
 ・モース硬度2.5
 ・産 地トルコ、スペイン、アメリカ合衆国など

ミーアシャム。
やわらかくて、軽い、岩石。

きわめて細かい粒が、ギッシリとくっついていて、
土のかたまりや、チョークのように見えることも。

白から灰色で、黄みや赤みを帯びた石もあります。
不透明。

すき間がたくさんあり、石そのものも軽いので、
水に浮きます。

そのことから、ドイツ語で「海の泡」という意味の
ミーアシャムと名付けられました。

セピオライト とも呼ばれています。

細かい彫刻をきれいに施すことができるため、
ビーズの1玉ずつに細工して、ネックレスにもします。

また、トルコ製の喫煙用パイプ「メシャムパイプ」は、
今でも根強い人気があるのですね。

喫煙用パイプは、18世紀頃から作られているのだとか。
木の根で作られたパイプ「ブライヤー」よりも古いんですね。


使い込むほどに、味わいが増すミーアシャム。

細工を施す人の手によって、息を吹き込まれた後は、
少しずつ少しずつ、持ち主に馴染んでいくのですね。


★パワーストーン効果★
トラウマや邪気、苦しみなどから、持ち主を
解き放ち、癒す力があります。
また、持ち主のやさしい魅力も引き出してくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月30日の誕生花 : リュウキンカ、他
■1月30日の誕生色 : メドウグリーン
■1月30日の誕生果 : 凸 柑

テンプレートの編集 (110)

2010年01月30日 | テンプレート
 
2010年1月も、あしたまで。

今の時期・・・

受験本番目前だったり、
バレンタインデーの準備に忙しかったりと、
ドキドキの緊張感が最高潮かも。

それぞれの“想い”を叶えるため、
一生懸命に準備しているんですよね。

ひとつでも多くの想いが、
きれいな花となり、実を結びますように。

そんな願いを込めて、
こんなテンプレートにしてみました。