アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

フヨウ (芙蓉)

2006年10月17日 | 誕生花
   

<10月17日の誕生花>
  フヨウ
   ・葵(あおい)科
   ・学名 : Hibiscus mutabilis
         Hibiscus = フヨウ(ハイビスカス)属
         mutabilis = 変わりやすい、不安定な
   ・原産地 : 中国

<花言葉>
  しとやかな恋人、繊細美、微妙な美しさ

今日の誕生花、フヨウの
花色は、淡紅、白です。

花の色。
朝のうちは白いのに、夕方になるにつれて、
だんだんピンク色になっていくフヨウがあります。
まるでお酒を飲んで酔っぱらう様みたい?
ということで「酔芙蓉(すいふよう)」と呼ばれています。

花は1日花で、朝咲いて、夕方しぼんで、その後は咲きません。
そのように、ひとつひとつの花の寿命はとても短いのですが、
次から次へと咲いてくれるため、そこそこ賑やかに見えるのですね。

中国で「芙蓉(フヨウ)」と言うと「蓮(ハス)」になります。
フヨウの花は、「木芙蓉」または「山芙蓉」と呼ばれています。
四川省の成都は、以前、フヨウの花の時期に、
成都全体いたるところにフヨウの花が咲いていたことから、
芙蓉の都として名高いそうです。

「芙蓉の顔(フヨウのカンバセ)」は、
ハスの花のように美しい顔という意味で、
美人のたとえに使われてきました。

気長に通院

2006年10月17日 | 雑記
部活中、体のバランスを崩した息子が、
右腕で全身を支えて、右手首付近を傷めたのは、
今から1ヶ月以上も前のこと。

外科の診察室で、レントゲン写真を見ながら
医師の口から出てきた言葉は、とても単純で、
「骨折ですね」
その一言だった。

てっきり酷い捻挫だろうと思っていた息子と私は、
唖然&ビックリだった。

それからは、安静と通院の日々。

初日は、肘から手の先までギプスに覆われて…。
右手だったので、食事も不便。

幸い、患部が落ち着いていたようで、
翌日には、ギプスの指先部分が切断され、
指先だけは、どうにか使えるようになった。
(とはいえ、手のひらの途中までギプスがあるので、
 お箸や筆記用具は、とても持ちにくかったと思う。)

その後は順調に回復し、予定通り3週間でギプスがとれた。
ギプスがとれても、今度は湿布&包帯だ。

ギプスがはずれた後は、理学療法受診で、
マッサージ&リハビリ。

しかし、こちらは思った以上に長引きそうな様子。
筋力が不十分。。。
もうしばらくは、ほぼ毎日の通院が続く。

ということで、この話題も、つづく。。。

「のだめカンタービレ」の登場人物

2006年10月16日 | 音楽
いよいよ今夜から、
ドラマ「のだめカンタービレ」が始まりました!!

もっちろん、しっかり見ました!!!

ヒロイン野田恵役の上野樹里さん、
めちゃめちゃイイです☆☆☆
千秋真一役の玉木宏さんもバッチリです☆

ピアノ科講師谷岡肇役の西村雅彦さんもスゴ~イ☆
よくぞ化けました! さすがです!!
そして、やはり、世界的指揮者シュトレーゼマン役の
竹中直人さんも期待以上です☆

その他のキャスティングも、原作イメージから外れませんね。

バックに流れる音楽も、
よく知られているクラシック音楽ばかりで、
ドラマ丸ごと余すところなく楽しめました♪

これから3ヶ月間、毎週月曜日の夜になると、
ドラマに影響されて、のだめのノリになりそうな私!?

のだめ役の上野樹里さんは、
このドラマのためにピアノの練習をなさったそうです。
撮影の合間にも、現場で時間とピアノが空いていれば
練習しているとか。。♪

フジテレビ「のだめカンタービレ」の人物相関図へは、
コチラ からどうぞ♪
(↑ クリックしてね♪)



コミック「のだめカンタービレ」には、
2巻から毎巻、登場人物紹介のページがあります。
(特別なコトではありませんが・・。)
そのタイトルの変化もまた、楽しいんです♪

  2巻  のだめ王国の住人たちを紹介♥
       カプリチオーソ カンタービレ!
       がぼん・・・!!(意味なし)

  3巻~ のだめ王国の住人たちを紹介♥
       カプリチオーソ カンタービレ!
       ぎゃぼ~!!(のだめ語)

  5巻~ のだめ王国の住人たちを紹介♥
       カプリチオーソ カンタービレ!
       ムキャー!(?)

  9巻  のだめ王国の住人たちを紹介♥
       カプリチオーソ カンタービレ!
       はぅ~~~~ん♥

 10巻  なし(?)

 11巻~ のだめラプソディの 演奏者たち♥

ニシキギ (錦木)

2006年10月16日 | 誕生花
   

<10月16日の誕生花>
  ニシキギ
   ・錦木(にしきぎ)科
   ・学名 : Euonymus alatus
         Euonymus = ニシキギ属
         alatus = 翼のある
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 矢筈錦木(やはずにしきぎ)

<花言葉>
  あなたの定め、あなたの魅力を心に刻む、危険な遊び

今日の誕生花、ニシキギの
花色は、淡黄、淡黄緑です。

花は地味で、あまり目立たないかもしれません。
花の時期は春から初夏の頃でしょうか。
それにひきかえ葉は、秋に見事な紅になります。
なので、花よりも葉が愛でられることの方が多いようです。

ニシキギの紅葉の見事さは、
モミジやスズランノキと共に
世界三大紅葉樹に数えられています。

また、枝にはコルク室の翼がつきます。
果実は楕円形で、熟すと果皮が割れ、
中から朱色の仮種皮に覆われた小さい種子が見えます。

生垣や庭木に、よく使われているようです。
身近で楽しめる豪華な紅葉ですね。

テンプレートの編集 (24)

2006年10月16日 | テンプレート
 
東京地方では、さわやかな秋晴れの日が多い今日この頃。
あなたのお住まいの地域は、いかがですか?

おかげさまで、このブログも2年目に突入しました!

この1年間、私のピアノは? 歌は?
小さな進歩があったと自覚しています。

「誕生花」は後半に入りました。
それぞれの花情報だけでなく、できるだけ、私なりの
プラスアルファを・・・と思っています。
また、今までアップしてきた分に関しても、
少しずつ見直し、必要に応じて修正加筆していきます。
来年3月末日までに、全部がきちんと揃うように。。♪

その他は、アンプロンプテュ(即興曲)風に、
つまり、ほぼ徒然に~、です。(*^▽^*)

(注.即興曲は、即興的性格を持った曲ですが、
    即興演奏で作られたわけではありません。)

テンプレートは、季節感を基本と考えています。
ただ今回は、ややこじつけ気味かもしれません。
一応、芸術の秋路線で行けるとは思いますが…。(笑)

ブログ開設一周年記念用に作成したパターン。
私自身が、かなり気に入ってしまいました♪
なので、もう少しこのテンプレートでいることにします。
でも、そっくりそのまま、というのもナンですので、
小物のみ入れ替えてみました。

以下は、ブログのお誕生日用です。


間違いさがしみたい。。!? (*^m^*)

メボウキ (目箒)

2006年10月15日 | 誕生花
   

<10月15日の誕生花>
  メボウキ
   ・紫蘇(しそ)科
   ・学名 : Ocimum basilicum (cv. Cinnamon)
         Ocimum = オキマム属(メボウキ属)
         Cinnamon = シナモン
   ・原産地 : 中近東地方
   ・別名 : バジル
   ・英名 : Basil

<花言葉>
  よい望み、好意、好感、憎しみ

今日の誕生花、メボウキの
花色は、薄紫です。

古代ギリシアでは憎悪、不幸の象徴とされていたそうです。

一方イタリアでは、「小さな愛」と呼ばれ、
これを身につけていると「私はあなたが好き」
という意志表示になるそうです。

「メボウキ」って、どんな植物かしら?
・・と、調べてみると、「バジル」なんですね!!
バジル全体を指すようです。

バジルには多くの種類があります。
お馴染みのスイート・バジルの他、
ブッシュ・バジル、ワイルド・バジル、レモン・バジル、
ホーリー・バジル、ダークオパール・バジル、
レタス(リー)・バジル、等々。

本日の誕生花メボウキは、「シナモン・バジル」です。
シナモンのような香りがするバジル。

「basil」は「basilikos」からきているようです。
意味は「王(王様)」とか。
ギリシャ語?

イタリア語では「basilico」つまり「バジリコ」ですね。
そうです。スパゲティなどでお馴染みのバジリコです♪

イタリア語で語尾が「o」で終わる単語は男性名詞なので、
同じ語幹の女性名詞は・・・と調べてみると、ありました。
「basilica」で、意味は、
(古代ローマの)公会堂や大殿堂、大寺院、大教会堂、です。

「basilikos」も「basilica」も、
そのエリアの中心に位置するものですね。

調子に乗って、英和でも調べてみました。
すると、「メボウキ」の他に、
「聖バシリウス(小アジアCaesareaの司教)
 Saint Basil (c.330-379)」
というのも出てきました!!

やはり、語源や意味は、すべて同じようですね。

では、何故、この植物が?
という肝心な疑問は、まだ残りますが。。(;^_^A

1歳になりました☆

2006年10月14日 | ごあいさつ&お知らせ
昨年の今日、このブログをオープンしました。

「私の書くスペース」ということで、書き始めたブログ。
最初は、自分の好き勝手に、あれこれ書いてみようかなぁ・・
程度に思っていました。

ところが。
オープンして間もなく、とても幸いなことに、
トラックバックやコメントが入り始め、
公のスペースであることを、改めて認識しました。

そこからは、
「とにかく毎日何かを書こう♪」
ということを、ささやかな目標にして書いてきました。
(時には遅刻して、裏口からコッソリ
 ・・なんてことも・・苦笑)

今年2月下旬。
自分でテンプレートをデザインしてみようと思い立ち、
よくわからないHTMLと向き合い始めました。

素材やさんのステキな素材を使わせていただき、
あれこれ考えるだけでも楽しいテンプレート♪
今では、すっかりハマっています。

今年4月からは、誕生花シリーズも書き始めました。
お花を中心とした植物の知識を、私自身が
少しずつ習得できたらいいなぁ、と思ったこと。
それから、お花のアイコン館さんの誕生花アイコンを、
どうにか使うことができないかと考えた末のことでした。
こちらは、来年3月末日まで続けます。

この一年間。
ブログを通じて、たくさんの方々と知り合うこともでき、
いっぱいお話しすることもできて、
とても、とても嬉しく思います♪(*^_^*)

おつきあいしてくださっている方々。
ずっと見守ってくださっている方々、
検索で偶然こちらに辿り着いた方々。
毎日多くの方々がこちらを訪れてくださることは、
とても大きな励みになります。

実際にお顔が見えなくても、
アクセス数と訪問者数という数字が、
私を励ましてくれます。

足跡(コメント等)を残していただけると、
も~っと励みになります♪(*^▽^*)

これからも、
私自身のピアノや歌を中心とした音楽関連のこと、
日々の出来事や気付いたことなどを
書き綴っていきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m


<追記>
テンプレートも、お誕生日バージョンにしてみました♪



キク(菊) (白)

2006年10月14日 | 誕生花
   

<10月14日の誕生花>
  キク
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Chrysanthemum morifolium
         Chrysanthemum = キク属
         morifolium = クワ属(Morus)のような葉の
   ・原産地 : 中国
   ・英名 : florist's chrysanthemum

<花言葉>
  真実

今日の誕生花、キクの
花色は、白限定です。
他に、黄、赤、橙、桃、緑、
などなど多彩です。

一輪咲きタイプと、スプレー咲きタイプとがあり、
花の大きさも、小さいものから大輪まで豊富です。

春の桜に秋の菊ですね♪
菊花展など、各地で開催されていると思います。



菊。
園芸面には、あまり詳しくないので、
ついつい食い気になりますが。。。(;^_^A

しゃきしゃきとした歯ごたえと、ほのかな香り、
そして甘さとほろ苦さのある菊。
ただし、小菊の花は、
香りも苦味も強いものが多いようです。

食用菊生産量日本一は、山形県☆

食用菊で一番出回っているのが、多分、
「もってのほか」という名の菊です。

その食用菊の数ある品種の中でも、
独特の風味と味の良さ、美しさから、
「食用菊の王様」と呼ばれている代表的な品種が、
淡い紫色の菊「もってのほか」とか。

正式名は「延命楽(えんめいらく)」ですが、
「もってのほか」「もって菊」という愛称で知られいます。

この「もってのほか」という名前の由来は、
「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、
「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」とか。。。

ムジクス と カントル

2006年10月14日 | 音楽
コミック「のだめカンタービレ」第16巻。
主人公「のだめ(野田恵)」と
準主人公の「千秋真一」。

のだめと千秋の会話の中で、
千秋の言葉として出てくるお話し。

ボエティウスやグイード・ダレッツォが
言っていたことだと思うけど

1500年くらいまえは
神の作った世界の調和を知るための学問が
  天文学
  幾何学
  数論
  音楽
だったんだ。
(その4つの学問が「クワドリヴィウム」と呼ばれた)

本来音楽(ムジカ)とは
調和の根本原理そのものを指していて
理論的に調和の真理を研究することが「音楽」だった

中世ではその音楽理論を熟知して
「理性の力によって 作品全体に対し
 入念に音楽を判断できる人」を
「音楽家(ムジクス)」といって

ただ音を歌ったり演奏したりする人を
「歌い手(カントル)」といった


そして、「カントル」は「カンタービレの語源」
であるとも述べられています。

ムジクスは、まず研究家であり、
カントルは、まずパフォーマーということでしょうか。

現代の音楽家は、ムジクスとカントルの融合になるのでしょうか。
むしろ、カントルの方が主体になっているくらいだと思います。

「音楽」って何?
goo辞書で「音楽」を検索してみたところ、
 音による芸術。
 時間の進行の中で、一定の法則に基づいた音を組み合わせて、
 人の聴覚に訴える美を表現する。

とありました。

日本語で、「音楽」を「音学」とは書かないのですよね。

ピアノのレッスン(10月1回)

2006年10月13日 | ピアノ・レッスン
昨日はピアノのレッスンでした。

スケール F dur & d moll
 F dur 1回目は、ちょっとモタつきました。
 (左手の指遣いで、中指と薬指が一瞬迷いました。)
 もう1回弾いて、スムーズに弾けたことで、合格。

 d moll は、やはりモタつきました。
 カデンツァに移る時も、小さな「間」が空いてしまい、
 こちらは、次回もう一度、ということになりました。

 次回は、d moll と B dur それに g moll です。

 黒鍵が少し入るくらいが、一番弾きにくいように思います。
 
ツェルニー30番 21番
 自宅では、わりと滑らかに弾けていたのですが、
 いざ先生の前で弾いてみると、アレレレ?
 滑るは、転ぶはで、もうボロボロ!!
 どうしちゃったの、私ぃ!?

 部分的に指定されて弾いた数カ所はバッチリでしたが、
 全体を通して弾くと、アレ?

 暗譜もできていたし、今回で合格できるかも・・
 と思っていたのですが、全然ダメでした。。。

 最近、やや練習不足気味だったような気もするし…。
 まだまだ足りないんですね。
 ガンバロウ! o(*^^*)o

 先生のアドバイスとしては・・
 手の向きに逆らうスケールもどき部分の腕の状態を、
 もう一度自分で確認してみると良さそう、
 ということでした。

 左右とも、手の内側(親指側)に向かう時は、
 わりとスムーズに進みますが、
 その反対に、手の外側(小指側)に向かう時は、
 どうしても運指を頑張らなくてはならないので、
 不必要な力が入ったり、必要以上に腕が動くのだそうです。

 次回は、余裕があれば22番も。
 22番の方が、21番よりは弾きやすそう?

ドビュッシー 「沈める寺」
 前回まで残っていた譜読みの間違いは、なくなりました。
 しかし、ひたひたと満ちてくる水の様子を、
 私が弾くと、水が流れたり止まったりみたいなカンジで…。
 極端な話、左右の手別々に弾くくらいの気持ちでもよさそうです。
 無理に左右を合わせようと思うから、角ができるのかも…?

 まだまだ先は長いです。
 もっと流れるように弾けるようになりたい。。。

 海の底に沈んでいる寺院が、過ぎ去った長い年月の奥から、
 徐々に浮かび上がってきて、教会堂の鐘が鳴り、
 賛美歌が流れてきて、そして再び、海の底へ・・。




次回は、シューベルトの間奏曲も、です。
譜読みを考えると、古典系になりますネ。
ドビュッシーとショパンを同時に・・・は、
今の私には、まだ難しいので。。。(寂)

とても綺麗な曲です♪
でも、長調と言いつつ、短調の雰囲気もあります。
シューベルトらしいのかしらね?

この曲は、「ロザムンデ」という劇のために書かれた音楽です。
劇は、脚本が拙劣だったために、興行はたった2日間でした。
音楽だけが、組曲として現在に至っています。
間奏曲は3曲あり、これは最後の3曲目です。

シューベルト自身は、この旋律をとても好み、
自作の弦楽四重奏曲や、ピアノのための即興曲に
テーマとして用いているようです。

このテーマ部分は、即興曲変ロ長調(作品D.935-3)に
とてもよく似ています。
即興曲の方が良く知られているので、
間奏曲の冒頭部分を聴くと、
「あれ?」と思いたくなる方も多いでしょうね。
最初の1小節だけ同じで、次から少し違ってきますから。

先生に小コンサートのお仕事が入るため、
次回のレッスンは、約1ヶ月後になります。