今年夏の訪問時、余りの美しさに心奪われた、
笠間市稲田の西念寺。創建は嘉元2年(1304年)
浄土真宗別格本山の由緒と歴史ある古刹です。
紅葉時期もさぞかし美しいだろうと、想像はしていましたが、
その予想を遥かに超える美景を目にして、完全に言葉を失いました。
紅葉のカーテン。圧巻です。
茨城県の天然記念物である「お葉付き銀杏」は、僅かに葉を
残すのみ。このようなタイミングもある意味貴重に思います。
訪問したのは11月28日でしたが、その三日前の25日を境に
葉が一気に落ちたのだと伺いました。
六角堂の周りは緑と紅葉のコントラストが鮮やか。
絵に描いたような美しさとは、正にこのことでしょうか。
長年風雪に耐えてきた瓦屋根も素晴らしい風格。
お葉付きいちょうの黄葉は、また来年のお楽しみにします。
自然が織りなす華麗な世界に、すっかり時が経つのを忘れ、
気が付けばおよそ二時間ものあいだ、身を置いていました。
心潤す贅沢な時間を有難うございます。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
稲田禅房 西念寺
茨城県笠間市稲田469
(参拝自由)