なんてマニアックなお散歩
前回の記事では江戸城跡の大手門の画像を例に、城門の形式や名称を綴っています。
→ 江戸城跡☆城門あれこれ
(今回検索でご訪問下さった方は、こちらをふまえて読んでいただくとわかりやすいかも・・)
別の日に再訪したのですが広大な皇居・江戸城跡、ほんの一部しか廻れず、でも
興味深い城門をカメラに収めて来ました。
まずは、皇居東御苑の北側の出入口である「北桔橋門(きたはねばしもん)」。
前回は園内内側から見ましたが、この日は外側から。
この城門は、入ってすぐに天守閣があり本丸大奥にも近い重要な場所だったので、
濠は深く厳重な構えになっています。
(元々は渡櫓門もあったらしいのですが、今は高麗門のみ)
門を囲む石垣は、江戸城の城壁中で最も高くそして堅固に積まれているそう。
見応えあるので大きめ画像にしてみました。
右端に小さく写っているのが北桔橋門です。
手前まで来ると石垣が圧巻です。この城門が北桔橋門(きたはねばしもん)」の高麗門です。
門の前、橋の上から石垣を望む。
正面から見た北桔橋門。
江戸時代、北桔橋門は本丸大奥から外部に直接通じる門であったため
通常、橋は桔(は)ねあげられていました。
何か事件?の際にはおろして外に逃げたり、はね上げて通行を遮断出来る様になっていたそう。
北桔橋門をくぐると、その真向かいが天守台の裏なので、石垣が見えています。
当時は五層で高さ58m、日本最大の天守閣がそびえていたというから壮観だったでしょうね~
前述しましたが当時、門前の橋は通常は桔(は)ねあげられていたので、、、
はねあげた橋を固定するための金具が門に残っていました。
(両端にあります)
ここから皇居東御苑に入園できますが、この時は入らず、「乾門」を見てから
「北の丸公園」を少し散策して、お局門とも不浄門とも言われた「平川門」へ向かいました。
こちらが乾門。
明治になってから建てられた門。宮内庁に通じる門です。
皇室の方々も利用されるそうで警備が厳重でした。もちろん一般の人は入れません。
車両の通行が可能な門で、すぐ前が首都高の代官町入口です。
では「平川門」に続く~