遅い正月休み(3日間だけ)でやっとゆっくり書けそうなので、しばらく昨年のお出かけ記事(主にレトロ散歩)が続きます。
2019年まだどこへも遊びに行っていません笑
日比谷方面から東京駅まで歩く時や、皇居周辺を散歩する時に前を通る明治生命館。
館内を見学したことがなかったので、昨年11月のとある平日、入館してみました。
館内の前にまずはその荘厳な外観から。
(望遠はボヤけてしまいました)
背後に超高層ビルが見下ろすように建っています。
2001年に改修工事が行われ、30階建ての明治安田生命ビルを建設して一体化させました。
賛否あるものの、歴史的建造物の取り壊しが多い中、貴重な近代建築を今も活用しながら全面保存出来たのは素晴らしいことだと思います。
現在、明治安田生命保険の本社屋として現役で利用されており、
1階には「丸の内お客様ご相談センター」があります。
見事なコリント式列柱が並ぶ。
都内にはほかに三井本館や日本銀行など。
古典主義様式のデザインは荘厳かつ重厚ですよね。
望遠過ぎてボヤけていますがライオンがいる!?
思いっ切り上を向いて下から撮影(首痛い)
あんな見えにくいところにまで、ロゼットのレリーフが・・
カラスが2羽佇む。
重厚で素敵な扉。ここにもロゼットのレリーフ。
明治生命館は歴史の荒波を乗り越えてきた建物だそうです。
1930年(昭和5年)9月に起工し、1934年(昭和9年)3月31日に竣工しました。
設計は大正・昭和初期に活躍された建築家の岡田信一郎氏。(以前の記事の鳩山会館の設計者と同じ)
戦時中の金属回収や東京大空襲、そして戦後は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)によって接収され、
アメリカ極東空軍司令部として使用されました。
対日理事会の会場として使用されるなど苦い経験も経て、日本に返還されたのは1956年(昭和31年)。
1997年(平成9年)には昭和の建造物としては初めて、重要文化財の指定を受けました。
対日理事会の会場になるなんて、どんな気持ちだったことでしょう・・
これはなんだろう??
ここが館内見学の入口です。ちなみに無料。
月・火が休館日で、平日と土日で見学可能時間が異なります。
詳細は丸の内マイプラザのHPにて。
いよいよ?内部を見学です!