いつも外観を見上げるだけだった明治生命館。
昨年、内部を見学してきました。
※前回の記事→明治生命館*館内見学その1~外観~
繰り返しになりますが、明治生命館は1934年(昭和9年)3月31日に竣工し、
戦時中の金属回収や東京大空襲、そして戦後はGHQによって接収され
アメリカ極東空軍司令部として使用されたりと、戦後は苦い経験をしてきたであろう明治生命館ですが、
1997年(平成9年)には昭和の建造物としては初めて、重要文化財の指定を受けました。
1階のレトロなエレベーターに乗ってまず2階へあがります。
全面改装したらしいので、使い込まれた感はあまりないのですが、往時の荘厳さと装飾の細かさはそのまま。
目の前にすると足が止まります。
特にこの天井がすごい。
あちこちで見られるロゼットの装飾。
回廊に沿って、会議室や応接室・食堂で使われていたお部屋などがあります。
現在使われている部署が見えます。水曜日~金曜日は、16:30からのエリア限定公開なのもうなづける。
メールシュート。1階まで続いています。
ここは食堂だったかな。
階段も素敵。ピカピカでキレイ過ぎるけど・・
1階から天井を見上げる。
メールシュートから落ちてきた郵便物を受ける郵便函。
レトロかつクラシカル~♪
こちらから郵便局の方が回収していったそうです。
ここからレトロなボタンたち。
エレベーター内のボタン。
この立体的なボタン、わりと指の力がいるんですよね~
肘を壊しているとちょっとつらい。
次回は館内のレトロな照明コレクションです!