E90 DSCアクチュエーター修理(ポンプモーターロック修理)
BMW323iセダン(E90前期2006年モデル)で数年自宅前に一時抹消して野外保管されていた車両を、新たに登録して乗りたいというユーザーからの要望で知り合いの板金工場が預かり受託整備中であった。
当然バッテリー上がりを起こしているので、充電したけどセルが廻らないとのことで、長く完全放電させたバッテリーはダメだよと説明の上、たま . . . 本文を読む
岐阜 SA内でトラックに追突の軽自動車
8/5夜、岐阜県内を走る東北自動車道関SA内で停車中の中型貨物車に追突して大破し、運転者死亡、助手席者重傷だという軽自動車の写真が報じられたので転載したい。
おそらく、貨物車後部に潜り込む様に軽自動車は追突したのだろう。軽自動車の衝撃を吸収すべきフロント骨格にさほど大きな変形が生ぜず、その上のカウルからルーフパネルに大きな変形が生じている。
これは . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その26【損保調査員企業の内容話し】
今回は世間では技術アジャスターと称される損保調査員の内容を記して見たいと思う。ただし、私自身が損保在籍を離れ既に10年を超えているのだが、そんな中で旧時代の各損保のこれはと思う者の打ち解けた関係も保ちつつ、また外部から眺める様子からも粗糖程度に容易に想像できる内容として記して見たい。
まず、始めに現在の損保調査員(技術アジャス . . . 本文を読む
統一教会報道を控えるメディアの腐敗
今般の旧統一境界問題を、警察リーク情報や専門家の情報として連日各メディアが報道しているお祭り状態なのだが、その中で大手メディアのNHK、日テレ(4チャンネル)、フジTV(8チャンネル)、テレビ朝日(10チャンネル)や朝日新聞などが、ほとんど報道を控えていると云う。
これはどういう力学が働いているのだろうか。そもそも、メディアの社会的使命は、権力の監視であり、 . . . 本文を読む
兵庫・神戸市にて路線バス火災
ネット情報によれば7/29午前に神戸市北区の県道で走行中の路線バス後部から発煙・発火したとのことで書き留めておきたい。
ネット上で罹災写真を探したが見つからず、記事の記述から、乗客およびい乗員11名は全員負傷なし。火災も全焼したとは記していないので、車両後部のエンジンルーム周辺を焼損したと思える。
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ルポルタージュ・損害調査員 その25【貨物車積み荷損害(精密機器)】
今回紹介する対物賠償の物品はクルマではなく、特殊な精密機械となるものだ。私が横浜勤務時代のことで、事故現場は東北自動車道の福島辺りではなかったかと思う。そこで、神奈川県内内にある大手企業で特殊一品物製品を貨物屋に載せ納入先まで搬送注意追突事故の被害を受け、その製品製作会社と賠償工場を行った次第なのだ。
こういう、いわゆる物 . . . 本文を読む
【書評】絶望の裁判所(瀬木比呂志著)
この本は未だ完読していないのだが、教育というものに非常に示唆(しさ)を与える事例としての記述があったので覚え書きとして書き留めておきたい。なお著者は、裁判官として約35年勤務して、25年目ほどからどうにもいたたまれなくて、自分の希望する学術とか教育分野に転向を図り、明治大学法科大学院専任教授を勤めておられる方だ。
さて、冒頭述べた教育に示唆を与えられた記 . . . 本文を読む
政治家とか経営者の運転手付き車で1BOXが人気だとか
確かにTV報道などで、政治家や企業経営者がSUVというよりアルファードなど1BOX車を運転手付きで乗っている光景を見る場合が多く感じられる。
車内が広く特に2列目は独立したVIPシートでゆったりと乗れるし、乗車中のさまざまな事務もこなすのに都合が良いという云うことがあるのだろう。
しかし、SUVにしても1BOXにしても、多頻度に交通事 . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その24【盗難車疑義事案の放置】
この事案も私が横浜損害調査課の勤務時の案件だ。私の横浜勤務は2002/4-2004/3末までの2年間であったが、正直この損保調査員としての限界を感じ続けたし、私のささやかながら持ち続けた善良な契約者を前提として正しい査定を行うという信念を打ち壊された時代だったと回想せざるを得ない。
当時に私は調査員(アジャスター)課長職を拝命し、 . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その23【塗装ミスト付着損害】
このリポルタージュシリーズは、損害調査員としてその価値を生み出せた事案を対象としてきたのだが、前回の「その22」に続いて、当の調査員としては忸怩た事案として記してみたい。
この案件は保険会社で呼ぶとことろの「塗装ミスト損害」に類するもので、多くは建築会社などを対象とした生産物賠償保険だとか請負賠償保険など自動車保険では滅多にあり得る . . . 本文を読む
これ見ると日野の病根は根深そうだ
下記の記事だが、日野の不正体質というべきものは、2000年頃から20年程度は続いていたことが記されている。これを見ると、トラック最大手メーカーたる日野自におよそ自浄作用は欠落していたとしか見えないのだが、これを立て直すには、なかなか難しい問題を内在しているとしか見えない。
そもそも、日野がトヨタグループ化すると共に、最高幹部もだが中堅マネージャークラスも大量 . . . 本文を読む
自浄作用が失われた政党
立民も信用できない政党だが、その立民が今や社会問題化している統一教会問題を「国会に第三者機関を設置するよう自民党に打診した」ものの拒否されたとのことだ。
民主主義におけるデモクラシー国家とは、何よりも透明性を重んじるものなのだが、これだけの問題をマトモに拒否するとはどういう神経をしているのだろう。あまりに国民を愚弄している発言ではないだろうか。知らぬ存ぜぬ、関わりない . . . 本文を読む
ルポルタージュ・損害調査員 その22【飛び石損害】
このリポルタージュシリーズは、損害調査員といてある意味真価を生み出せたという事案を記して来たのだが、今回はまったく価値を生み出せず、当の調査員としては忸怩たくる思いを味あわされたという事案を記してみたい。
この案件は保険会社で呼ぶとことの「飛び石損害」に類するものなのだ。飛び石損害というのは、多くの場合の事故で、車両保険が対象となり、どこか . . . 本文を読む
法律用語の解説
ここでは一般犯罪でも適用されるが、交通事故の損害賠償で時々聞かれる訴訟用語で判り難いものを幾つか解説したい。
➀相当因果関係
因果関係とは行為(原因)と結果の間の関係を云うが、「風邪が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあるが、何段階もの因果関係の連鎖を法律では許すものではない。
法律用語で、原因から結果が発生するまでの流れが社会通念上相当とみられる関係のことを相当因果関係 . . . 本文を読む
韓国蔑視が招く矛盾
最低賃金至上最高31円上げと云っても全国平均1,000円以下だ。もし、全国平均が1,000円だとしても、年間労働を2,000として乗じれば200万/年という最下級の年収だ。
確かにこれでも中小零細企業にとっては、賃金負担は大変なことなのだろう。しかし、大企業は異なる、まだまだ正規従業員との格差はとんでもなく大きく、濡れ手の泡の商売が続いているのだ。
そういえば、過日謀 . . . 本文を読む