札幌市営地下鉄・東西線の東札幌駅近くにあるショッピングモール
イーアス札幌
(札幌市白石区東札幌3条1丁目1-1)
こちらのAタウンの駐車場の前にあるオブジェ
鉄道の車輪を使った荷車のようなベンチ
「東札幌駅の記憶」
この場所は、旧国鉄の東札幌駅であったという旨の記念碑がありました。
イーアスや札幌コンベンションセンターなどのあるこの付近は、旧国鉄の東札幌駅であったという旨の記念碑がありました。
大正15(1926)年8月21日に北海道鉄道(1943年戦時買収される)が苗穂~沼ノ端間(現在の千歳線)に鉄道を開通させ、その際に東札幌駅として開業しました。
大正7(1918)年に白石~定山渓間に開業していた定山渓鉄道も同時期に北海道鉄道の駅に隣接して東札幌駅を開業させています。
貨物の取扱いも開始して昭和40年代には札幌市内最大の貨物取扱量を誇ったそうです。
昭和44(1969)年11月1日に定山渓鉄道が廃止され、定山渓鉄道の東札幌駅は廃止されました。
昭和49(1973)年9月9日に千歳線が新線に付け替えられて旅客取扱いが廃止されます。
昭和61年11月1日には札幌貨物ターミナル駅に貨物取扱が移管されて廃止され廃駅となりました。
千歳線の付け替えられた旧線跡は、白石サイクリングロードとなり北広島駅まで続いています。