冬期間、降雪する札幌の街中を走る札幌市電。
軌道内に積もった雪を除雪する為の車両があります。
ササラ電車 (正式名称:ロータリーブルーム式電動除雪車)
ブルームとは箒(ほうき)の事で、竹製のブラシ(ササラ)を束ねた箒を回転させて
軌道内の雪を排雪します。
2020年 2021年 と記事にしましたが、今年もお仕事をしている姿を納めに行きました。
降雪期、毎朝4時に電車事業所(車庫)から除雪と軌道内の点検を兼ねて、ササラ電車が
営業前運行を行います。
西線側で撮ろうと思ったのですが間に合わず、山鼻線側で待ち構えようと資生館小学校前停留所前のカーブへ。
しかし、いつまで経っても来ない。よく見るとすすきの停留所付近で停車しています。
同じくササラ電車を撮影にきていた人も待ちぼうけ。
見に行くと、停留所付近の雪山に車が突っ込んでいました。
昭和24(1949)年製のササラ電車「雪2」
前後にササラが付いています。これを回転させて雪を吹き飛ばします。
乗務員さん達が車両に戻ってきたので再び、セットポジションへ。
札幌市電・ササラ電車 営業前運行の様子
来た~っ!
札幌市電・ササラ電車 営業運転前運行
nORBESAの観覧車とササラ電車
市民の足を守るべく、昼夜を問わず働いている方々がいるという事に感謝を忘れずにいないと
いけないと思った、ある日の早朝の出来事です。